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ローフード<3>

三点セットをやろうとこころざし、ミキサーを買いに行ったのが3月14日のホワイトデー、
忘れもしない初めて学校と公園のトイレ掃除に参加した日です。
家電量販店で2,680円、安いけれども丈夫そうな一品です。

その日のうちにスーパーに野菜を買いに出かけ、
何を入れようかいろいろと迷うのはとても楽しいものです。

三点セットは、
  1.青野菜ジュース
  2.ニンジンジュース
  3.根菜 + きのこ類 + 海草類ジュース
なのですが、ちょっとでも鍋で煮るのは面倒ですし、
一度に全種類作ってなかなか食べきれないというのは困るので、
まずは青野菜とニンジンの二点セットに挑戦することにしました。

なるべく水を少なめに、効率よく短時間で、
そして食べやすい(飲みやすい)ジュースを作るには段取りとちょっとしたコツが必要です。
今はかなり慣れましたが、最初は少々手間取りました。


もう三点セットを食べはじめて三ヶ月になりますが、
いまだに青野菜とニンジンの二点セットのままの状態です。
それにはいくつか理由があります。

まずひとつはやはりめんどくさいということ、
普通の食事と混ぜながら完全に三点セットを実践しているわけではないので、
三種類のジュースを少しずつ摂るというのは結構めんどうです。

ふたつ目は、このページのタイトルにある「ローフード」というものと
ちょうどこの時期出合い、青野菜とニンジンのジュースは完全ローフードなので、
これだけでいいのでは、と勝手に考えたからです。
  (海草類は別途意識して食べるようにしています)

三つ目は、三点セットをはじめるにあたって小野さんとお話ししたところ、
とても喜んでくださり、
「酒井さんは健康だから、まずは青野菜とニンジンの二つだけでもいいはね♪」
と期せずして言っていただけたからです。

それとおまけですが、三点セットの中では三番目の根菜 + きのこ類 + 海草類ジュースが
一番食べにくいのです。
これは面白いことにほとんどの男性がそう感じるようで、
逆に女性にとっては青野菜のジュースが飲みにくいのです。
やはり男女によって味覚、体質の差があるのですね。


小野さんの三点セットは素晴らしいとは分かっていても、
これまでどうしてもマクロビオティック食事法の概念が捨てられず、
疑問を持つということはないにしても、
今ひとつ頭の中の整理ができない状態だったのですが、
ローフードという考え方と出合い、その思いをきれいにまとめることができました。

私は元々生野菜が大好きで、
レタスだったらまるまる一個ペロリと食べてしまうほどです。
過去にマクロビオティックの専門家に「生野菜の食べ過ぎです」と指摘されたことがあって、
その時の言葉がトラウマのように頭の中に残っていました。

けれども三点セットで野菜をジュースにするというのは、
大量の生の野菜を摂取する最も効率の良い方法だからそうしているのであり、
まさにローフードの考え方と一致します。
三点セット、ローフードは、私をトラウマから解放してくれそうです。


私はテレビはほとんどまったく見ませんし、新聞もあまり読みません。
もっぱらの情報収集はインターネットオンリーなのですが、
ネットは他のどんなメディアよりも世の中の動きを素早く的確に伝えてくれます。

最近ローフードがすごい勢いで広まっています。
簡単で、また効果が高いということなのでしょうが、
マクロビオティックから転向される方も多いようです。


ここでローフドの概念を簡単にまとめてみます。

ローフードを意識して摂るようになると必然的にダイエットになるので、
ローフード、あるいはローフードダイエットと呼ばれています。

ローフード(raw food)とは、文字通り生の食べ物のこと。
果物、生野菜、また肉や魚を加熱することなく
生きていた時となるべく近い状態で摂る食事法です。

食材にはたくさんの酵素が含まれていますが、
この酵素は48度以上の熱を加えると壊れてしまうという性質があり、
その酵素の働きを十分に活かすために食材は生がいいという考え方です。

実践のポイントとしては、
  朝食は果物とヨーグルト、
  昼食はご飯、麺類といった炭水化物、プラス野菜、
  夕食は肉や魚(たたきや刺身など生のもの)などのタンパク質と野菜、
がおすすめパターンです。

これは午前4時から正午までが「排泄」の時間、
正午から午後8時までが「摂取」の時間という
人体の生活リズムに基づいて考えられたものです。

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このことを知り、私は青野菜、ニンジンのジュースとともに、
バナナ、リンゴ、キウイ、プラム、イチゴなど季節の果物、
レタス、キャベツ、セロリ、カイワレ、トマトなど生の野菜を毎日大量に摂るようになりました。

完全にそれだけというのは難しいので、
日々の生活リズムに合わせ、
普通の食事もし、ご飯も山盛り食べたりもしています。


その結果として自分の体がどう変ったか ・・・ 。
もちろん素晴らしい効果を体感し、
自信を持って人様に勧められると感じたからこそこうしてレポートを書いています。

まず体重が減りました。
この三ヶ月で5〜6キロの体重減です。

体重が減ったから当然ではありますが、とても体が軽やかです。
顔色はもともといいので変化は分かりませんが、
睡眠時間も少し少なくなり、目覚めがとても爽やかです。

人が睡眠を取るのは、体、脳、消化器官、
この三つの疲労を取ることが目的だと言われています。
特にその中でも消化器官の疲労を回復させるという働きが大きく、
『一食三時間』という言葉もあるほどです。

一食三時間とは、食事を一回摂るごとに三時間の睡眠が必要で、
三食しっかり食事をする人は九時間の睡眠が必要で、
これを二食にすると六時間になり、
一食だけという小食にすると、三時間睡眠で足りる体になるということです。

これが事実かどうかは分かりませんが、
ローフードを実践し、胃腸の負担が少なくなると、
朝早くに目がパッチリと目が開き、体、特に胃腸の軽さを際だって感じます。

元々私は健康体ですので、
ローフードをはじめてからより一層健康が増進したとはなかなか感じられないのですが、
風呂好きで毎日一時間以上お風呂に入り、
半身浴で2キロ前後体重が減るほど汗をかくのですが、
  ( 理由 ・・・ 風呂上がりのビールがめちゃくちゃ美味いから ^^☆ )
以前は湯船から上がった時に少し貧血気味からか立ちくらみをすることがありました。

今はこれまで以上に長風呂になり、体重も減ったにもかかわらず、
めまいを感じることは一切なくなりました。
たぶん血液の状態が良くなったのだと思います。
献血をして、以前のデータと比べてみるのが楽しみです。

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私のようにほとんどさぼりながらの状態でもこれほどの効果が出るのですから、
ローフードというのは人の食のあり方を考える上で、
革新的ともいえる提案なのかもしれません。

他のローフード実践者の声をお聞きすると、
体重が減ったのはもちろん、体が軽くなった、疲れにくくなった、肌がきれいになった、
余分な肉が取れると同時に、ヒップアップ、バストアップなど
昔のプロポーションに戻ったという感想を何度か目にしました。

ローフードは、人間本来の力を呼び戻してくれる、
そういったものなのかもしれません。

ローフードには、ローフード・アンド・リビングフードという考え方もあるそうです。
リビングフードとは生きている食ということ、
つまり加熱されローではなくても、醤油、味噌などの発酵食品も体にいいという考え方です。


ローフードは、そんなに無理なく、かつ美味しく実践できるというのも大きな魅力のひとつです。
まだ日本で紹介されて日が浅いローフードですが、
これからも楽しく実践し、その中からまた新たな真理を見つけていきたいと願っています。

2009.6.16 Monday
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