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2016年11月4日 ・・・ 律せられない自己

今日は金曜日、深夜型人間の自分にとって、
毎週金曜日は早朝の異業種交流会積極人間の集いに参加するため寝不足で、
体も頭の調子もイマイチです。

今日も午前三時ぐらいまで一人日本酒の杯を傾け、
朝六時前に起きて家を出たのですが、
今日に限り体調はさほど悪くはなく、
夜遅くなった今の時間まで休むことなく動き回ることができました。

その理由は明かです。
一昨日久し振りに炒り発芽玄米を作り、
昨日の夕食はそれをほぼ主食のようにして食べたからです。

自分の知識と経験の範囲の中で、
炒り発芽玄米は宇宙最高の健康食品であると感じ、
周りにも食べることを強くすすめています。
  <萌え出る力>


自分の自慢できることのひとつが、
体にいいものを食べたり体験したりすると、
誰よりも早く体に反応として現れ、感じることです。

以前も書いたことがありますが、
おすすめしている健康食品(栄養補助食品)のひとつがビール酵母です。
これは現代人の食生活に不足している微量元素を補うことができ、
これを摂ると体の内から力が漲ってくるのを感じます。
値段も安いですし、ビールに混ぜて飲むとより味わいが深くなります。

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もうひとつが亜麻仁油で、こちらは最近とてもポピュラーになりました。
この亜麻仁油に含まれるオメガ3には心身両面に様々な効能があり、
自分の体で感じるのは、体の動きが滑らかになって清められる感覚です。
毎朝必ず一杯、大さじのスプーンでなめています。
  <オメガ3脂肪酸がスゴイ!嬉しい13の効果効能や摂り方!>

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炒り発芽玄米によって湧き上がってくるパワーは、
ビール酵母を摂った時の感覚と似ています。
けれどその湧き上がってくるパワーの源が、
ビール酵母は肉体の表面からであるのに対し、
炒り発芽玄米はより深いところ、
根源的なところから来ているのを感じます。

自分は理論派の面が強いので、
何かを見たり感じたりすると、
それを表す言葉が瞬時に頭に浮んでくることがよくあります。

炒り発芽玄米の効果を最も的確な言葉で表わすならば、
大げさではなく、『生命力が賦活する』といった感覚です。
あるいは同じ意味ではありますが、『生きる根本の力が底上げされる』、
そんな感じなのです。

繰り返しますが、これは決して大げさな表現ではありません。
本当にこんな言葉が頭に浮んできます。


食品としての理合いからいっても、
主食たりえるお米、その完全体である玄米、
その玄米から生命力の象徴である発芽を抑える酵素抑制物質を取り除き、
発芽という萌え出る力が加わった発芽玄米は最高のものです。

※ 玄米を炊く時は、長時間水に浸し、酵素抑制物質を洗い出し、
  その水を新しいものに換えてから炊いてください。
  玄米に含まれる酵素抑制物質は、
  適切でない場所で発芽しないようにするための防御本能で、
  これは口にする前に除去することが望ましいのです。

そして “宇宙最高” と宇宙を冠に付けるのは、
植物の超能力を研究していた三上晃先生が、
「お米は太陽にもある宇宙食です」という研究結果を発表されたのを
踏まえてのものです。

三上先生は、今は定説となっている太陽にある水の存在を、
世界で初めて公に発表された方です。

さらには三上先生の研究によると、
パンにはものを記憶する力はないものの、
米粒にはその力があるそうで、
「記憶力をよくしたければ、お米を食べるといいよ」
とたびたび言っておられました。

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炒り発芽玄米はこんなに素晴らしいもので、
これを食べ続ければよりハッピーになれると分かってはいるのですが、
それがなかなかできません。

醤油とごま油で味付けすればかなり美味しく味わえます。
炒り発芽玄米はごく少量でお腹を満たしてくれますから、
食材にかかる費用は普通の食事と比べてはるかに安上がりです。
炒るのが少し手間と言えば手間ですが、
少し多めに炒れば数日分は十分まかなえます。

炒り発芽玄米を食べると日中はより活動的になり、
睡眠時間は確実に短くてすみ、
本当にメリットしかないものです。

けれどそれを継続できない自分を振り返り、
そこからの脱却を願いつつ、今この文章を書いています。


理論派で理科系人間の自分は、
普通の人よりも論理的にものを考えるタイプだと思いますが、
それでも己の行動原理を分析すると、
多くがその場の感情に流されているのを感じます。

人間はどのような行動をとった時でも、
その理由を言葉で説明することはできますが、
その理由の大半は、単にその場の感情を後追いしたものであり、
理由があって行動したのではなく、
行動したものに理由付けしているといった方が正しいように感じます。

二十数年も前のこと、後催眠現象ということについて聞いたことがあります。
催眠術師がある人に、
「○○時間後にあなたは猫のように床を這いつくばりたくなる」
と催眠をかけたところ、
実際にその人はその時間なると座っている椅子から突然降り、
催眠術師の言った言葉のように床を這いずり回ったのだそうです。

面白いのはその催眠をかけられた人の言葉です。
その人は床に這いつくばったその理由を、
意識下からの衝動に求めるのではなく、
「床に何か落ちているような気がしたから ・・・ 」とか、
「何か椅子の具合がおかしいように感じたから ・・・ 」などといった、
さも正当な理由があったかのような理由を語ったのだそうです。


これは人間の行動原理を表す象徴的な話であり、
誰しもこれと似たような行動を日々とっているのだと感じます。

人間は基本的には感情の動物です。
感情と理論を比べると、感情の方がより生命に近いところにあるのですから、
それがより重視されるのは当然のことだと感じます。

ここで大切なのは、やはり『無知の知』であり、
『己を知る』ということです。

自らのあやふやさ、いい加減さを知ることにより、
いい(良い)加減で自分を見つめ、
周りの人たちともいい関わり方ができます。

自分の行動ですら自分の理論で律することができないのですから、
他人を理論で制御することなどできるはずがありません。


ここでもやはりアドラー心理学の、
自分と他人を明確に分け、課題を分離するということ、
他人から承認されることを求めないということ、
すべての価値は自らの主観で決めているということ、
これら様々なことと関連してきます。

そして今日たまたまネットで見かけたこの言葉、
ここに示されていることが、
自らを律せられない自分の姿を再認識することで、
より重みを持って心に響きます。



ここでいう “物差し” というのが、
その人の行動を律する感情、心の癖や傾向、
そこから派生する価値観といったことでしょうか。

そしてそれによってその人の持つ行動や理論を正当化しようとし、
そこから自ら苦しみを生み出し、
それをまた他人にも当てはめようとするところに諍いや
さらなる苦しみが生まれます。


人は必ず自分独自の物差しを持っています。
大切なのは、自分の物差しはどのようなものなのか、
それは他人とどう違うのか、それを知ることです。

そして他人と自分の物差しを統一させようとしないことです。


炒り発芽玄米をなかなか食べることができない自分を見ることから、
最も身近な存在である自分自身ですら
理論で律せられない自分の姿を感じます。

そしてそんないい加減な自分を知ることで、
自分を他人に認めてもらいたいという承認欲求、
他人を意のままに操りたいという制御欲求、
そういったものが、いかに愚かなものであるのかを感じます。


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