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2月2日 チェンナイ


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ホームでの二日目、いつものように素敵な日常の始まりです。

前回訪問時に書いた日記のページは、
たくさんの写真と文章を載せ、
一日分を書くのに約四時間かかりました。

今回の旅はこれまでと変わらぬ日常を味わう旅なので、
前回ほどたくさん書くことはないと思います。
けれどその日常、普通に流れる時の流れが素晴らしいのです。 ヽ(^o^)ノ

変わった出来事に心躍らせることも楽しいですが、
何も変わったことのない、ただの日常、
その日々の営みの中に深い喜びを見いだせることほど価値ある事はありません。
自分にとってのそんな日常が、このホームにあります。

ホームでの一日は、朝は洗顔、歯磨き、水浴びから始まります。



今の時期は、日本で言えば夏の高原の避暑地のような気候で、
朝はとても過ごしやすく、水浴びする水は少し冷たく感じられます。





ラジも自分のコテージの子どもたちと朝の支度をしています。







男の子たちは自分が来ると大騒ぎしてくれます。
これは掃除をしているところを撮ったというよりも、
写真を撮ってあげるから掃除をしろと言って撮ったものです。
男の子たちは元気すぎるのです。 ^^☆



洗濯したものはその場ですぐに干し、学校から帰ったらみんなきれいに乾いています。



昇る朝日がきれいです。
子どもたちの顔がハッキリ写っていませんが、
子どもたちの顔に露出を合わせたら、朝日を含めた空全体が真っ白になってしまいました。



朝7時からは礼拝の時間、
いつも子どもたちからは、
「自分の横に座れ!」と引っ張ってもらえます。 (^o^)v





子どもたちからいつものように写真を撮ってくれとせがまれますが、
撮るのならなるべくきれいなところ、花の前で撮るように心がけています。







ホームにはたくさんの木々が植わっていて、落ち葉の量も大量です。



男の子は木に登っていると絵になります。





男の子たちCグループのコテージ、 アーリーティーチャー
そして可愛いワンちゃんジャックも一緒に写真を撮りました。



そしてたまにカメラを渡し、こうして撮ってもらえるのも嬉しいものです。 ^^☆



特に写真が大好きな三人さん、右の二人は姉と弟です。



抱きかかえているのはダッチャニの弟アナマーレイ、
まだちっちゃくて細く、抱いているととても気持ちいいのです。 ^^☆



フサティーチャーからはこの写真をプリントしてくれと頼まれて、
プリントしたのをプレゼントしたらとても喜んでくれました。





今日の朝食は米粉と豆から作ったイドゥリー、
蒸しパンみたいでいい食感です。



子どもたちと一緒に食事をするとなんでこんなに楽しいんでしょう♪
やっぱり、この上ない喜びです♪



食事が終わって外に出ると、男の子たちが洗濯をしています。
時間の使い方はちょっとだけフレキシブルみたいです。






今日は日曜日、スレッシュ一家とともに
地元マライマライナガールの町にある教会に出かけました。



礼拝が何時から始まるのか分かりませんが、
みんな三々五々、少しずつ人が集まってきています。



礼拝が終わるまで二時間近く外で待ちました。
礼拝の言葉はまったく分かりませんが、
途中みんなが手を合わせているところでは合掌し、
わずかですが献金もしました。

帰り道、お菓子やさんに寄りました。
以前もこの店に来たことがあり、
礼拝の後は甘い物を買うのがスレッシュ一家の楽しみのようです。





インドのバースデーケーキは日本のものとはちょっと違いますね。
けどこれはこれでいい感じです。



スレッシュが美味しいからとすすめて買ってくれました。
エッグポップスというものです。



サクサクのパイ生地の中にはまるまる一個ゆで卵が入っています。




ホームに帰ると子どもたちに囲まれました。
またまた写真や動画の鑑賞会です。
iPad は使い方が簡単で、子どもたちに勝手に触らせることができて楽ちんです。



これは自分たちのコテージの食事で使った鍋やバケツを洗っているところです。
子どもたちは自分たちでできることはなんでも自分たちでして、いつもイキイキです♪



英語で授業をするイングリッシュ・ミデイアムの女の子は、
ちょっと真面目な感じですが、
近くに行って話しかけるととても喜んでくれます。



こちらはスレッシュの家の居間でジャスミンの髪飾りを作っているところです。



ひとつひとつジャスミンのつぼみをひもで結んでいくのです。



ほら、キレイなのがこんなにたくさんできました。



ご褒美に日本から持ってきたドライフルーツをあげました。
リンゴちゃん手作りの逸品で、
みんな「ルシー(美味しい)!」と言って喜んでくれました。



夜の礼拝は、日曜日だからでしょうか、
神父さんのような方が来られて、少し長めのお話がありました。
その代わり、なのかな、最後には子どもたちみんながお菓子を受け取っていました。



夕食は日本で言うおかゆのようなもの、
これに少量のピクルスを入れていただきます。





まあとにかくみんな楽しそうです♪
こんなに楽しい食事は、日本ではちょっと味わえません。
ホームでは毎度の事ながら、本当に幸せを感じます。 (^o^)v



食後はラジのいるコテージ行き、
iPad の鑑賞会をしました。
みんなとても喜んでくれますが、大騒ぎするので少々くたびれます。 (>_<)



インドでは、子どもだけではなく大人も写真を見るのが大好きです。
  (ラジもめちゃくちゃ大好き!)
iPad は彼らにとってはパソコンと変わりなく、
「ラップトップ、ラップトップ♪」と呼び、いつも見せてくれるようせがんできます。

日本で言うノートパソコンは、英語ではひざの上に乗るということで、
ラップトップ(コンピュータ)と呼ばれます。


子どもたちと限りなく深い喜びを感じる一日が過ぎ、
満足感とともに、少しの疲れを覚えます。

その分夜はぐっすりと眠ることができればいいのですが、
蚊が多く、それと格闘しなげばならないのが悩みです。
刺されてもすぐに痒みは治まるものの、
とにかく数が多いのです。

蚊取線香をもらったのですが、
それに火を付けるためのマッチが日本では考えられないような低品質で、
なかなかマッチ棒の先に火が付かず、
火が付いても蚊取線香の先が燃えてくれません。

その蚊取線香も勝手に途中で消えたりして ・・・ 、
また燃えたとしても、そんなことはどこ吹く風と蚊がそこらじゅうを飛び回ります。
とにかく日本では考えられないような次元のことで悩まなければなりません。
けどこれも、日本での日常に感謝すべきことを学んでいるということなのでしょう。

日本とインド、どちらがいいというのではなく、
どちらにも優れたところがあり、
その互いのいい面を活かすことができるよう交流していくことが理想です。



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