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2月3日 チェンナイ


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午前6時前、ホームでの子どもたちの一日は、
夜が明けるのとほぼ同時に始まります。

鍵を開けて部屋の外に出ると、
すぐに元気いっぱいの子どもたちに捕まってしまいます。



はしゃぎ回る子どもたちをなだめすかせ、
なんとかほうきを持たせました。



子どもたちにほうきを持たせようと自分も率先してほうきを持つと、
今度はカメラを取り上げられ、勝手に写真を写してくれました。



白犬のジャックもきれいに石けんで体を洗ってもらいます。
時々体を震わせて水気をはねようとするので、近くにいると濡れてしまい要注意です。



やっぱり女の子の方が掃除は真面目にします。
掃除をする彼女たちの美しい体の動きにはいつも見とれてしまいます。





スレッシュの家に行くと、昨日作っていたジャスミンの髪飾りが
きれいに出来上がっていました。
手で触れるとフワフワでいい香りです。



さあ、学校に行くから髪をキチンと整えましょう♪



これからこれで髪を飾るのかな?



女の子たちの髪の毛はとてもつやがあって美しく、
若々しい生命力に満ちあふれています。







それもすべて自然に根ざした暮らしをしているからなんでしょうね。
豊かな自然、子どもたちの笑顔、すべてがひとつに溶け合っています。



今日の朝食はプットゥー、これに砂糖を混ぜていただきます。
インド人はとにかく砂糖が大好きです。



椰子の葉っぱを運んでいる男の子たち。



またまた女の子たちが紫色のディッセンバーをたくさん集めてきました。
とってもキレイです。
熱帯のインドでは、花を摘んでもまたすぐに新しい花芽が出てきます。



13歳のイングリッシュ・ミデイアムの男の子に鞄の中身を見せてもらいました。





13歳といえば日本では中学一年生ですが、
その英語のテキストの中身は高等学校レベル以上です。
日本の英語教育の改善は深刻な課題です。



バスに乗って学校に行く前に祈りの言葉を唱えます。
目を閉じ、手を合わせ、ティーチャーはサリーをヴェールにして被ります。
とても美しい光景です。



学校までは約十分ほど超ガタゴト道を揺られます。
マイクロバスはぎゅうぎゅう詰めですが、それがまた楽しい一時です。





助手席に乗っている男の子から、
自分たちの方も写真に撮ってくれとリクエストがありました。
子どもたちの座る場所は毎回ほぼ決まっています。




子どもたちが学校に行った後、スレッシュとともに少しだけ町に出ました。
これもいつもの光景ですが、
踏切で下りた遮断機を無視してバイクや自転車がかいくぐっています。



けれどなんでインドの踏切は遮断機が下りている時間が長いのでしょう。
計ってみると、一本の汽車が通るのに6分も前から遮断機が下りていました。

ホームに戻るとラジが落ち葉を集めています。
これもリクエストに応じて撮った一枚です。



お昼はスレッシュと二人で食べました。



子どもたちのコテージで食べるものと比べて品数が多くて豪華ですが、
やっぱり子どもたちと楽しく食べる方が美味しいですね。



子ともたちが学校に行っている間、
英語の勉強をしようとテキストを持ってキッチンに行きました。



するとガチョウが寄ってきて、ガーガー鳴いてくちばしを突き立ててきて、
逃げ回るのに大変でした。
なんでか分かりませんが、ガチョウにとても気に入られてしまいました。 (;^_^A



ホームにはたくさんの植物があるので水やりも大変な仕事です。



牛も散歩をさせるのですが、身近で見るとでっかいです。



隣のイングリッシュ・ミデイアムから太鼓の音色が聞こえてくるので近づいてみると、
ドラムの練習をしている子どもたちが手を振って応えてくれました。



3時50分になると子どもたちを迎えにバスが出発します。
まずはちっちゃな子どもたちが通っているプライマリースクールに行き、
子どもたちの学校が終わるのを待ちます。

塀の外から覗いていると、子どもたちに見つかって、
「サッカ〜イ♪」という可愛い声がかかります。



最後は校庭に子どもたちが集まって終礼のようなことをするのですが、
その頃にはまたまた大騒ぎになっています。 (;^_^A



いやいや、先生方、お騒がせして申し訳ございません。 m(_ _)m

この子たちはホームの子どもではないのですが、
とてもなついてくれて、めっちゃ可愛いのです。
なんだかポニョポニョしてますね♪



ホームでは子どもたちから引っ張りだこ、
これはコテージで先生とともに “ラップトップ” の鑑賞会をしているところ、
真ん中の男の子の目ん玉がものすごいですね。(^O^☆♪



女の子は真面目に勉強しています。
やっぱり女の子の方が接しやすいですよ、ホントに♪





スレッシュの家で見つけたEnglish-English-Tamil 辞典、
日本で言えば、英英和辞典に相当します。



英単語を、英語とタミル語で解説しています。
これはいいですね♪
これと同等のものが日本にあるでしょうか?



龍源さんにいただき、日本から持ってきた「地球の秘密」英語版(坪田愛華著)を
スレッシュにプレゼントして読んでもらいました。



とってもいい本だと感想を述べてもらい、一安心です。
愛華ちゃんの地球を愛する気持ちが世界に広がることを願います。

スレッシュに出してもらったピーナッツ。



茹でたものらしく、中身はとてもウエッティーです。
新鮮な美味しさです。



夕食はヴェジタブルカレーです。





子どもたちと喜びを分かち合い、
こんなに心満たされる瞬間がホームでは日常だなんて ・・・ 。

さっきの英英タミル辞典に書いていました。
heaven(天国)とは、the place of everything happiness 、
すべてが喜びに満ちた場所、
自分にとって、ここは間違いなく天国そのものです。





今日も一日ありがとう。
ただただ感謝、この思い、言葉にすることはできません。
幸せとは、言葉を越えた世界です。



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