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南インド チェンナイ空港には日付が変わる少し前、
午後11時過ぎに着き、
入国手続きを終えて外に出ると、スレッシュがゲートのそばで待っていてくれました。
飛行場の外は、土煙、汗、油、それにカレーのスパイスの香りを含んだような
暴力的な熱気と匂いにあふれていて、一瞬たじろいてしまいます。
けれどこれがインドの魅力そのもので、
これが受け入れられるかどうかでインドが好きか嫌いかが決まります。
(と勝手に思っています ・・・ )
ドライバーの運転する車でスレッシュとともにホームに向かいます。
普段なら40分程度で着く道のりですが、
インドは深夜でも道路には大型のトラックやダンプ、そした道沿いで佇む人たちであふれ、
ものすごい喧噪です。
途中日本のお盆や正月並みの渋滞に巻き込まれ、
ほぼ一時間弱、人が歩く程度の速度でしか進みません。
窓からは強烈な熱気が入り込み、
迎えに来てもらった身としては恐縮することしきりです。
渋滞はどうやら新しい道路の建設現場が原因だったらしく、
そこを過ぎたらスムーズに流れ出し、
マライマライナガールにあるホームに着く頃には、
午前1時を過ぎてていました。
のどかな田舎にあるホームには涼しげな風が吹いています。
インドでも、都市部と周辺地区では気温も湿度も大きな差があります。
午前6時過ぎ、外が明るくなった頃を見計らって外に出ます。
ここチェンナイのホームの子どもたちとは半年ぶりの再会です。
懐かしい子どもたちの顔を見ると、
向こうも自分のことを覚えてくれているようで、
「サカイ〜♪」の声とともに近づいて来てくれました。
写真が大好きな子どもたちに囲まれて、
いつものように大撮影会が始まりました。
iPad に入れた前回訪問時の写真を見せると子どもたちは大喜び、
一枚ずつ写真を見ながら一人一人の名前を呼び、大歓声を上げています。
iPad の機動力はさすがです。
今回は大活躍です。
朝食も子どもたちと一緒です。
自分はただ座っているだけ、上げ膳据え膳も前と変わりがありません。
子どもたちの笑顔は最高ですね。 ^^☆
一瞬で心癒されます。
子どもたちは写真を撮ってもらうのが好きですが、
写真を撮るのも大好きで、時にはこうして写真を撮ってもらいます。 w(*゚o゚*)w
ディッセンバー、12月という名の花飾りです。
女の子のコテージの先生、フサ・ティーチャーも写真が大好きで、
子どもたちと一緒の写真をたくさん撮りました。
洗濯と水浴び、毎朝起きてすぐの習慣です。
スレッシュの息子タンビは犬好きで、
この獰猛なロットワイラーと一緒の写真を撮ってくれと頼まれました。
この犬はものすごくパワフルで吠える声も恐ろしく、
たぶんタンビしか手なずけることはできないでしょう。
チェンナイのホームでは、学校にはバスに乗って送迎してもらいます。
ホームにはリス(アニル:タミル語)がたくさんいて、
赤ちゃんのリスに男の子がミルクを与えていました。
めっちゃかわいい♪
スクールバスのドライバーのスペンドラムからも写真撮影を頼まれました。
インド人は本当に写真好きです。
その方が助かりますが ・・・ 。 (^^ゞ
こんな風に木にも登ってしまいます。
今日は土曜日、毎週土曜日はお昼ご飯をお弁当にして持参します。
お弁当の中身はトマイライス、真ん中に大きなゆで卵を入れてもらいます。
美味しそうです。
みんな大騒ぎ、楽しそうですね。 ^^☆
キッチンスタッフのおばさんたちともみんな仲良しです。
子どもたちがスクールバスで学校に行った後、
スレッシュの娘ジーナが学校に送る車に同乗させてもらいました。
ジーナは大学で教育について指導しています。
大学の入り口で一緒になった女性はこの学校、
インデラ・ガンディー大学のTechnology部門の校長先生だそうです。
ホームへの帰り道、きれいなフラワーショップに寄りました。
タンビとスレッシュの奥さんです。
タンビから構図を指定した写真をリクエストされました。
なかなかいい具合に撮れています。
お返しに写真を撮ってもらいました。 ^^☆
すごい根っこですね。こんな植物日本にあったかな?
フラワーショップの横でおじさんがくず鉄をバネばかりで計っていました。
こんな光景日本では見られません。
インドでは鉄くずも貴重です。
ホームに戻ってから、
ホームのスタッフ、ラジとエストースにチョコレートをプレゼントしました。
お酒が入ったチョコレート、インドではたふん手に入らないでしょう。
フサ・ティチャーはキッチンの手伝いで、
キーレイというインドではポピュラーな野菜の下ごしらえをしています。
今日はホームにいる子どもたちとキッチンでお昼ご飯をいただきましょう♪
トマトライス美味しいね♪
子どもたちが学校から帰ってきた後、
ヘビを見つけた子たちが大騒ぎしています。
ヘビはみんなからものをぶつけられ、とうとう退治されてしまいました。
子どもたちにiPad のアプリを紹介してみました。
ホームの子どもたちにこんな機器を触らせるのがいいのかどうか分かりませんが、
みんな楽しそうにしています。
スタッフのエストースと息子さん、
これも撮影をリクエストされ、後でプリントしたものをあげるととても喜んでくれました。
フサ・ティーチャーは、夜の学習時間に高校生たちに数学を指導しています。
なかなかの数学力で驚きです。
高校生たちが数学を学習している間、
他の子どもたちは土曜日の特別プログラムである映画鑑賞です。
たまにしか見ることのできない動画の画面に興味津々です。
スレッシュ一家にお土産で持ってきた日本の激辛ラーメンを作りました。
スパイスをすべて入れると十倍というかなりの辛さですが、
インド人にはまったく問題ないようです。
自分は日本人としてはかなり辛さには強い方ですが、
辛さへの耐性はインド人の足下にも及びません。
女の子たちの黄色い部屋着、きれいですね♪
ダッチャニのお姉さんニティアのノートは、
“できた” という先生が付けた赤いチェックがたくさんあります。
5/5、満点です。
8時半からは夕食の時間です。
今日のメニューはアッパラムとサンバル、
スレッシュたちとラーメンを食べた後、こちらで二度目の夕食をいただきました。
今回も、これまでの訪問の時と変わりのないホームでの日々にすぐに溶け込みました。
すべてが満ち足りていて、すべてが喜び、・・・
それしか言葉がありません。
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