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ま
“ま” とは真実の真（ま）であり、時間、空間の間（ま）でもあります。
つかの間の間は、時間的な量を表し、
お茶の間、床の間の間は、空間的な量を表します。
それこそ時間、空間、どちらにも “間” という字が含まれているように、
日本語では時間と空間を対の概念としてとらえ、
その時空の中にこそ真理があると考えられていました。
時空のことについては以前にも書いたことがあります。
時空 時空＜２＞
あれからまだほんの少しの時間しか経過していませんが、
時代の流れは急速で、
時空の仕組みに隠された “真” が明らかになる方向へ
大きく進んでいることを感じます。
共時性現象（シンクロニシティ）の起こる頻度はますます高まっています。
共時性現象によって引き寄せられるものは時空の制約を超えています。
どんな遠くのものでも思いが届きさえすれば、
必ず自分の手元にやってきます。
その引き寄せる想念は、
想念を発した時点から過去にさかのぼって
過去の事象に変化を起こすと考えるのが整合性の高い理論です。
これまで時空を超越した体験をした二人の方をご紹介しました。
一人は惑星研究家の木内鶴彦さん、
木内さんは３０分にも及ぶ臨死体験の最中に空間を超越し、
病院で電話をかける母親、
遠く故郷で集まって話をしている友人たちの元へ意識と感覚が飛んでいっています。
（蘇生した後、それら感知したことが事実であることを確認しています）
また空間と同時に時間をも超越し、子ども時代の自分を目撃したり、
地球の大気や水が生成される時代へ移動し、
その時の情報を元に「太古の水」という素晴らしい水を作っておられます。
時間の超越は過去だけではなく、未来にも及んでいます。
その時見た、ある見知らぬお寺の中で講演している自分の姿は、
数年後、まったく忠実に現実化したそうです。
そして木内さんがおじいさんになった遠い未来の目撃情報は、
荒廃した廃墟に佇む自分のビジョンがハッキリと見えると同時に、
緑豊かな大地で孫と一緒に微笑む自分の姿もかすかに見えたそうです。
木内さんの語るところによると、
現時点で近未来のことは確定していても、
遠い未来のことは、私たちの今後の努力によって
変えることができるのではないかとのことです。
「奇跡のリンゴ」で紹介した木村秋則さんは、
子ども時代田舎道を歩いている最長に突然時間が停止し、
周りの景色が完全に止まり、
その止まった景色の中をゆっくりと空を飛ぶ竜を見たそうです。
そして大人になってからは宇宙人にＵＦＯの中に連れて行かれ、
そこで地球の未来の歴史を見せられ、
私たち人類の滅亡は、そう遠くない未来であることを知らされます。
木村さん直筆のこの本は、そんな不思議な体験がたくさん書かれています。
今インターネット上では、これから近未来に起こるであろう
様々な地球の変化に対する予測であふれています。
ここ数年以内に人類の大部分が死滅するような大災害が起きるのか、
アセンションと呼ばれる次元上昇が起き、
私たちはより高い精神世界へと導かれるのか、
本当に正しい未来を予測することはできませんが、
これまでの何十年間起こってきた、
人類にとって最も急速な社会、環境等様々な変化は、
今後もより一層加速度を増して起こってくるであろうことは確実です。
これが新しい時代へ突入するためのイニシェーション（通過儀礼）であり、
“真” が明らかになるために避けては通れない道なのでしょう。
古事記でいうところの「岩戸開き」です。
岩戸を “言わん戸” と解釈し、「言わん戸開き」、
これまで語れなかった真実が語れるようになる時というだとも言われています。
けれども “真” は “魔” にも通じます。
真理とは与えられ、教えられるものではなく、
自らがつかみ、感じ取るものです。
何かの情報やもの自体に真理があるのではなく、
それを感じ取るその人自身が、そのものの価値を決めるのです。
奇跡のリンゴの木村さんは、著書の中でこう語っておられます。
「講演で話す自然栽培のノウハウは７割です。
後の三割はその人自身に見つけてもらいます。
大切なのは、『自然から学ぶ』という姿勢です」
間（時空）に潜んでいる真理を、
真にするか魔にするのかは、あなた自身です。
Don't think. Feel.
考えるんじゃない。
感じるんだ。 〜 「燃えよドラゴン」より 〜
2010.2.27 Saturday
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星空が教えてくれること
奇跡のリンゴの秘訣
