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時空<2>
多次元空間の存在とともに、多次元の時間軸が存在するのではないかと
いうことが言われています。
そう考えた方がより自然に物事が理解しやすいような現象が
数多く起きているからです。
しかしながらこのことも、なかなか「科学的立証」ということが難しいものです。
体験的には、シンクロニシティー、共時性現象というものが日常頻繁に起こる時代となり、
その因果関係を考えると、どうしても一次元的な時間の流れでは
理解しがたいことが多くなってきました。
物事には原因(因)があって結果(果)があります。
ある人のことを思い、その直後に偶然にその人と出会う、
これにシンクロニシティーという偶然ではない因果関係が存在するとしたならば、
その人を思うという因は、時間をさかのぼって過去の時点に作用しない限り、
思った直後に出会うという果を得ることは不可能です。
あるいはすぐ後に出会うという果からの情報を受け、
現在の自分の頭の中でその人のことを思うという
因を生じさせたと考えることもできます。
いずれにせよ、あらゆる出来事の中に
少しでも必然の因果律というものを認識しようとするならば、
「一次元的時間の流れ」という既成概念は払拭すべき必要があるように感じられます。
臨死体験をされた人たちの証言は、
完全にこれまでの時空の概念を超越しています。

証言・臨死体験
立花 隆
この本の中で最もページ数が割かれている彗星研究家で有名な木内鶴彦氏の体験談は、
時空の真実に迫る衝撃的なものです。
読んでいただければ分かりますが、木内氏の言葉が真実であるならば、
30分(!)にも及ぶ心臓停止による臨死体験で得た情報は、
私たちが持つ時間、空間、物質という概念を大きく覆すものです。
ご興味のある方は、是非こちらも読んでみてください。
生き方は星空が教えてくれる
木内 鶴彦
「回転エネルギー」のページでご紹介した神坂新太郎氏の銀河運動装置は、
銀河系の動きとフラクタルな回転エネルギーを人為的に作り出すことで、
そこから生命蘇生能力のある水を作り出すというものです。
干からびて命の絶えた金魚を再び生き返らせる
力を持つというその水は、回転エネルギーという空間次元の力を使って、
蘇生という本来不可逆である一元的な時間の流れを逆行する力を生み出すものです。
空間の力による時間次元のコントロールです。
空間3次元、時間1次元という我々の持つ時空の常識、
これを超越した存在が明らかになり、空間と時間の密接な関係が解明されようとしています。
東京医科歯科大学に角田忠信教授という
聴覚を通して脳の知られざる神秘的な働きの数々を解明してこられた、
素晴らしい研究者がおられます。
日本人の脳―脳の働きと東西の文化
角田 忠信
角田教授の研究の中で、人体に年齢を記憶する年輪様システムがあることが
明らかになりました。
周波数を少しずつ変えた音を被験者に聴かせたところ、
被験者の年齢の周波数で左右利き耳の逆転現象が起こるのです。
40歳ならば音がぴったり40Hz(Hz:ヘルツ、1秒間に振動する波の数)
になった瞬間に利き耳が逆転をします。
そして被験者が誕生日を迎え、40歳から41歳になるその日の午前中、
利き耳逆転の周波数が40Hzから41Hzに移行していくのです。
人体は、1秒を絶対時間として認識している。
(厳密には、1.0000000032秒)
生年月日、年齢を記憶する年輪様システムを持っている。
ということです。
更には、ドッツカードという丸い点をランダムに配置したカードを用いた実験で、
年齢と同じ数を配したカードを見た時に、
やまり左右の利き耳逆転現象が起こるということが分かりました。
年齢に対応した周波数という時間変位、
ドッツカードの点の数という空間変位、
この二つに平行して反応が現れるということは、
時間と空間の関係性を考える上で極めて興味深いものです。
精神世界を探求している人たちが
時空を語る場合、そこには、
時空=多次元を含めたすべての時間と空間
=宇宙の万物すべて、創造主、神
=宇宙の絶対法則
というような意味が含まれています。
日本語の言霊(ことだま)で、「ま」は、真(ま)、真実を表します。
また、「ま」は、間とも表すことができます。
束の間、合い間、間が空く、これらの間は、時間を表します。
洋間、床の間、谷間、これらの間は、空間を表します。
古来日本人は、時間と空間を同じ尺度で捉え、
そこに真理が潜んでいることを知っていました。
時空とは存在するものすべてであり、真理そのものなのです。
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