風呂哲州ライブ

我が友風呂哲州のライブ、家の近くで開催とのメールをもらい、 自転車に乗って出かけてきました。 場所は初めて行く喫茶店「幹」、今日は月一回のうたごえ喫茶ということで、 座席数３０あまりの店内は年配のご婦人方を中心にほぼ満席、 店に着いた時には大きな歌声が店内一杯に響き渡り、 ちょっと足を踏み入れるのに躊躇してしまいました。 つめてもらって座った席のテーブルの上には数冊の歌集が並び、 リーダーの元気一杯な歌声、伴奏のギター、アコーディオンに合わせて みなさん大きな美声を上げておられます。 「今日は風呂さんのライブだったはず・・・」 などという私の戸惑いの気持ちとは関係なく、 昔の歌謡曲、童謡、外国の民謡、次々とコーラスが進行していきます。 「もしかして日を間違えたのかも・・・」 借りてきた猫、拉致された日本人のような状態で ウーマンパワーに圧倒です。 こんなとことを言うと“おじん”ですが、昔の曲はいいですね。 詞も曲も単調で美しく、曲の持つメッセージがシンプルに伝わってきます。 ご婦人方も大きな声で歌われて、本当に楽しそうです。 腹式呼吸にもなるし、心身ともに健康に絶大なるプラス効果がありそうです。 しばらくして、今日は風呂さんがゲストでまだ到着していないのだということが 分かってきました。一安心です。 コーラスが十曲ほど（よく覚えていません）終わった頃に本日のゲスト、 風呂哲州氏がギターを持って到着、風呂さんの一曲が本日の課題曲（？） みたいになっているようです。 薄暗い店内、ストロボを焚くと平面的な画面になるので、 ノンストロボで撮影しました。 熱唱している風呂さんがブレちゃっています。 みんなとともに歌った曲は風呂さん自作の「マンジャーレ　カンターレ　アマーレ」、 イタリア語で「食べる　歌う　愛する」という意味だそうです。 　　　　　「マンジャーレ　カンターレ　アマーレ」 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　二人の合言葉 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　これさえあれば 　　　　　　味わう幸せ　唄う楽しさ 　　　　　　愛する喜び　生きる希望 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　二人の合言葉　　 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　太陽の恵み 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　世界の合言葉 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　これこそすべて 　　　　　　心地良い汗を　風にぬぐえば 　　　　　　グラスを合わせて　語り合おうぞ 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　世界の合言葉 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　青い空と海 　　　　　　味わう幸せ　唄う楽しさ 　　　　　　愛する喜び　生きる希望 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　人生の合言葉 　　マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　人生に乾杯！ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（作詞・作曲 ： 風呂哲州） 風呂さんはこれまでに三枚のＣＤを出しておられますが、 この曲は今年出す予定の四枚目のＣＤに収録予定とのことです。 風呂さんの作る曲、詞、メロディーともに最高です。これはお世辞抜きです。 風呂さんは昔さだまさしの曲をコピーして練習したそうで、 今日もリクエストに応えてさだまさし（グレープ）の「精霊流し」を歌ってくれました。 風呂さんの叙情的な曲調、歌い方はさだまさしのそれと似ているところもありますが、 曲作りにおいて、風呂さんは決してさだまさしに負けていないと私は思っています。 クスッと笑わすユーモラスな詞の中に深い哀感を込めた曲、 誰でもが口ずさみたくなるような明るく楽しい曲、 さまざまな曲調の中に風呂さんの真摯な人柄、優しい眼差しが感じられます。 心に響くという点では、浜口庫之助の歌を思い起こさせます。 風呂さんはこの数ヵ月後にご結婚を控えておられるとのこと、 そのせいでしょうか、歌声にも話にもより一層まろやかさが増してきたようです。 幸せな気持ちが歌に表れるって素晴らしいことですね。 　　風呂哲州ホームページ ホームページの中に風呂さんの歌を聴けるページがあります。 是非ともその歌声を味わってください。 　　哲州庵 工房 本日のお仲間をご紹介！ コーラスが大好きなみなさんです。(o^∇^o)ノ みなさんとてもフレンドリー、途中のティータイムでは、 持ち寄ったお菓子、イチゴ大福、沖縄のナントカ餅もご馳走になりました。 ありがとうございます。m(_ _)m 会場となった喫茶店「幹」のマスター（たぶん）です。 とても木目細やかな心配りの方でした。 お世話になりました。 喫茶店「幹」、家の近くですので、また一度近いうちに立ち寄らせてもらおうかなと思います。 今度はおいしいコーヒーをゆっくり飲ませていただきます。 マンジャーレ　カンターレ　アマーレ　人生に乾杯！ 2005.04.23 Saturday