We Are The World
1985年、アフリカの飢餓、貧困を撲滅するために立ち上がった
アメリカのポピュラーミュージシャンたちによるチャリティーイベントである
「We Are The World」、
二度と実現しないであろう超豪華な顔合わせによる熱唱は、
当時世界中で大きな話題となりました。

ウイ・アー・ザ・ワールド・20thアニヴァーサリー
ウイ・アー・ザ・ワールド・20thアニヴァーサリー

最近インターネットで動画を見つけ、自分のパソコンにダウンロードし、
繰り返し聴いて楽しんでいます。

7分以上の長い曲、単純なメロディーにもかかわらず、
トップミュージシャンたちの個性と熱い思いがたっぷりと詰まっていて、
何度繰り返し聴いても飽きることがありません。
もうこの半年間で100回以上は聴いています。 (^^ゞ

クインシー・ジョーンズ(指揮をしている人)がプロデュースし、
マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー(最初に歌ったいる人)が共作というこの曲から
音楽の持つ喜び、楽しさ、そして素晴らしさが伝わってきます。

今年(2006年)でこの曲が発表されてから21年が経つわけですが、
映像からも歌声からも、
トップスターである彼らの輝きがまったく失われていないことに驚きを感じます。

一人一人のアーティストの歌っている時間はほんのわずかですが、
その短い時間の中での歌、表情、マイクを変わるときに見せるちょっとした仕草などで
それぞれの持つ個性をハッキリと感じることができ、それがまた楽しいものです。

マイケル・ジャクソン、最近私生活ではなにかとお騒がせですが、
彼の持つ天使の歌声はやはり一流です。

ケニー・ロジャースの豊かな声質は、胸に響きます。

ブルース・スプリングスティーンのあのダミ声(?)、最初はびっくり、
でも聴いているうちにクセになります。

スティービー・ワンダーとレイ・チャールズ、盲目の世界に生きるこの二人は、
それだけ感覚が鋭敏なのでしょうか、
もう声自体が音楽になっています。
リズムのノリが違いますね。

そして私が最も心打たれるのがシンディー・ローパーの熱唱です。
彼女の魂の底から振り絞るような声、表情から、
この「We Are The World」の持つ意義が深く感じ取れます。


過去のポピュラーミュージック、あるいは将来にわたっても、
この「We Are The World」を超える曲は存在し得ないのではないでしょうか。

音楽とは、音楽の持つ感動、力とはなんなのか、
そんなことを深く考えさせてくれる一曲です。


しかし彼らの努力にもかかわらず、
未だ世界から貧困、飢餓という災厄は消え去っていません。

彼らの思いが本当の意味で通じる日が来るのでしょうか。



「We Are The World」の歌詞 ← 歌詞全文と各パートごとの歌手名を載せています♪

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