| 松山ユースの旅 |
| お盆の16、17日二日間、フェリーに乗って、四国の道後温泉に行ってきました。 四国へ行くのは本当に久し振りです。 ![]() 船からは先日登った似島の安芸小富士が、右隣で霞んでいるのは宮島の弥山です。 これまで登った山が方々に見えるというのは心地いいものです。 フェリーでのんびり三時間弱、松山観光港に到着しました。 ![]() とてもきれいなターミナルビル、懐かしいです。 松山市内から観光港に向けて伊予鉄道が来ているのですが、 なぜか港の直前の高浜までしか線路が延びていません。 普通の人は高浜駅までバスに乗るのですが、 ゆっくり歩いて約十分、非常に中途半端な距離です。 私はバカらしいのでいつも歩くか、もしくは市内まで直接行けるバスに乗っています。 今回はものはついでと、 高浜駅のひとつ向こうの梅津寺(ばいしんじ)まで歩くことにしました。 歩いて約15分、梅津寺駅手前の道路案内を見ると、 目的地の道後まで9キロと表示されています。 意外と近いのですね。 ![]() 即決定、道後まで歩くことにしました。 歩くことが大好きですので、でもちょっと暑いですが・・・。 梅津寺駅の真ん前は梅津寺パーク、観覧車が動き、ジェットコースターが走っています。 ![]() 田舎(?)の遊園地は、なんとなく風情があっていいものです。 梅津寺駅、ここは東京ラブストーリーの舞台となったところです。 ご存じでしたか? ![]()
東京ラブストーリー DVD BOX リカがカンチにハンカチを通して別れを告げた場所です。 感動的な場面だったので、ドラマをご覧になられた方は、 きっと覚えておられることと思います。 そして今でもあの場所にハンカチが・・・、ありました!! ![]() もうドラマが終わって14年、誰が結んだのか分かりませんが、 いまだにハンカチがあるなんて、ちょっと嬉しくなります。(^o^)v 梅津寺からさらに20分ほど歩いて、松山(四国?)で一番美味しいと評判のうどん屋さん、 踊るうどん永木に寄ってみました。 ![]() 店に行くのは初めてなのですが、いつもなかなかユニークでアナーキーなホームページを 楽しく見ていて、すっかりここのファンになってしまいました。 しかし店はお盆休みです。 ![]() ホームページを見て事前に知ってはいたのですが、 一応念のため、店の前に立ち寄ってみました。 ちょうど通り道ですし。 今度四国に来る時は、是非食べてみたいですね。 それまで楽しみは取っておきます。 近くの横断歩道橋の上から再度写真を撮りました。 ![]() 手前の変わった建物はタイ料理店です。 色遣い、外観、屋根の形、なかなか個性的です。 店の中にはタイで走っているド派手なカラーの三輪タクシー(ツクツク)が飾ってありました。 このあたり、個性派店の密度が高いですね!! しかしこの炎天下、我ながらよく歩くなと感心します。 ガシガシ鳴いているセミの鳴き声が、 照りつける太陽の熱をより一層厳しいものに感じさせます。 ![]() セミは暑さを感じないのでしょうか、いろ黒いし・・・、 そんな疑問が湧いてきます。 あと道後まではどれくらいあるのでしょうか、 松山市内は土地が不案内なため、感覚的によく分かりません。 伊予鉄道を乗り越える高架の上から写真を撮りました。 ![]() たぶん道後は、はるか彼方に見える山の麓あたりではないかと思われます。 まだ一時間は十分かかりそうです。 高架の下に児童公園がありました。 ターザンのようにロープを持って水平移動できる遊技、 楽しそうなので一回チャレンジしました。 ![]() 最近は、公園の遊具は「危険だ」という理由で撤去されることが多いと聞きます。 こんな楽しい遊具が街中にあるなんて、 私が子供だったら毎日やりまくるでしょうね。 ここでちょっと一服しようかと思いましたが、 コンクリートの高架下はあまりに味気ないのでやめました。 この公園の先のフェンスに木が巻き付いています。 ![]() なかなか見事な巻きっぷりです。 巻き付いた木、略して「巻木(まき)」ですね。 ・・・ (o_ _)oバタッ 暑い中うだうた歩きながら二時間弱、ちょっと寄り道をして、松山城のお堀に着きました。 ![]() ここで写真を撮っていると、近くにいたサイクリングおじさんが声をかけてくれて、 いろいろと松山の見所を説明してくださいました。 あまりの暑さにおじさんの写真を撮るのを忘れてしまいました。 「観光港から歩いてきたんよ」と話すとたまげてましたね。 おじさんに松山城の登り口を教えてもらい、ミニミニ登山のスタートです。 ![]() きれいな登山道をひたすら登っていきます。 まわりはミンミンゼミとツクツクボウシ、セミの大合唱です。 ![]() 登山道はきれいですが、道の脇、のり面の木の根本がかなり危険な状態です。 ![]() 登山道の脇はほとんどこんな感じです。 これは大きな台風が来たら一発ですね。 早めの補修工事が必要です。 ダンプをここに乗り入れて、人夫が何で・・・、 昔土木の仕事をしていた習性で、つい工事費用の見積もりをしてしまいました。(^^ゞ 心地よい登山道を登りきったら、松山城の石垣が見えてきました。 ![]() 一部工事をしていましたが、ほとんど当時の面影を残したまま保たれているようです。 お城からはかなり広い平野が一帯見渡すことができます。 う〜ん、まさに殿様気分です。 ![]() ズームアップすると観覧車が見えてきます。 ![]() 伊予鉄道の松山市駅前にあるイヨテツ高島屋、屋上にそびえる大観覧車くるりんです。 松山は先ほどの梅津寺パークとこのくるりん、二つの観覧車がありますが、 広島はマリーナホップひとつだけ。 広島、負けてます! 日陰になっているベンチで初めての一服です。 ![]() いい景色を眺めながらの一休み、気分はすっかり山登りです。 広島から持ってきた食料で栄養補給します。 ![]() これが私おすすめの炒り玄米です。 ホント、すごく美味しいですよ。 白くなっているのは、はぜてポップコーンのようになったもの、 お米もトウモロコシも同じ穀物です。 帰りはロープウェイのある方から下りることにしました。 門の入り口にきれいなマドンナがお二人、 松山はご存じ夏目漱石「坊ちゃん」の舞台となったところです。 ![]() 彼女たちに 両手に花、両手にマドンナです。ヽ(^◇^*)/ お城を下り、あとはただ道後を目指して歩くだけです。 中心街にきれいなローソンがありました。 ![]() 一階がローソン、二階がしゃれたケーキ屋さんになっています。 街を観察するのも楽しいものです。 なぜか突然信号機。 ![]() 写真でお分かりでしょうか。 この信号機、、表示板のガラス(?)の色がちょっと黒っぽくて変わっています。 ここに来るまで何ヶ所かで見かけましたが、 広島ではこのタイプは見たことがありません。 松山は広島よりも進んでいるのでしょうか? さらに歩いていると、路上に停めてある自転車に草が巻き付いています。 今度は木じゃありません、草です。 ![]() けっこう人通りのある歩道に置かれたきれいな自転車、 とても長期間放置してあるようには見えません。 この状態になるまで何日間(何時間?)かかったのでしょうか、 たいへん気になるところです。 愛媛県民文化会館が見えてきました。 ここから道後まではもう10分ほどです。 ![]() 昔ここで知り合いに頼まれて、入り口で配布するチラシのセットを手伝ったことがあります。 思い出の場所です。 やっと道後に着きました。 ![]() 道後温泉駅の前には、昔夏目漱石がいた明治の頃、 実際に走っていた小さな蒸気機関車を電動として現代に復元した坊ちゃん列車が 駐まっていました。 これは今でも市内を汽笛を鳴らしながら走り回っています。 日本最古の湯、道後温泉本館です。 ![]() 千と千尋の神隠しの湯屋のモデルになったといわれています。 これまで十回ぐらい入ったことがありますが、 今日は残念ながらパスしました。 駅のすぐ近くに足湯のできるところがありました。 ![]() ここで足を伸ばしてくつろぎます。 ![]() お見苦しい画像で大変失礼いたします。m(_ _)m ここまで約三時間歩きづめでした。 道中お城の上り下り以外はすべて舗装された道、 山道を歩くのとは足の疲れ方がまったく違います。 足の裏がジンジンするようです。 やはり足には土の道のがいいようです。 道後温泉駅からちょっと坂道を登って十分ほど、 今日の目的地で宿泊先の松山ユースホステルに到着しました。 ![]() ここを経営している平野さん(通称:大統領)と懇意にしていただいていて、 今日はここのホームページをリニューアルするということで、 その打ち合わせのために来たのです。 部屋に荷物を置き、お風呂に入り一階のソファーでゆったりとくつろがせてもらっていると、 午後7時過ぎ夕食の時間となり、食堂へと案内していただきました。 すごいご馳走が並んでいます。 ![]() 今日8月16日は夏の記念パーティーだそうです。 本当にありがたい日に呼んでいただいたものです。 感謝、感謝!! ![]() 大統領とペアレントのお母様の挨拶からパーティーがスタートです。 お母様、今年80歳を迎えられるとのこと、とても明るくお元気です。 乾杯の後は各自で料理を取りにいきます。 ![]() どのお料理もすごく美味しかったですね。 たくさんありすぎて、全種類食べきれませんでした。 これは鯛そうめんです。 ![]() 鯛でとったダシのお味が最高でした。 今日一日かなりの運動量で腹ペコだったのですが、 満腹になるまでいただいてしまいました。 ご馳走様です!! 宿泊者同士、話もはずみます。 ![]() 左から広島(私)、イギリス、岡山県倉敷市、神奈川県川崎市、 みんないろんな所から来ている初対面同士ですが、 すぐにうち解けてこの通り。 宿泊者同士の楽しい交流があるのは、ユースホステルならではですね。 普通のホテルや旅館では絶対に味わえない楽しさです。 上の写真を撮ってくれた地元松山の尾崎さんとイギリス人の彼女、 ![]() 彼女は二年半北海道の旭川で英語学校の教師をしていて、 この度イギリスへ帰るので、最後の旅行を楽しんでいるとのこと、 とても流ちょうな日本語を話されていました。 尾崎さん、ちゃっかり彼女のメールアドレスを聞いていましたね。(^o^)v アドレスを見ると「・・・・・・・・.co.uk」、ukはユナイテッド・キングダムとのこと、 ひとつ勉強になりました。 倉敷からお越しの元高校体育教師の水間さん、 旅先でのスケッチがご趣味で、いろんな絵を見せていただきました。 ![]() この絵は道後温泉本館です。 そう言えば先ほど本館の前を通った時に、鉛筆で上手な絵を描いている人がおられました。 「おじちゃん、絵じょうずだね」と小さな女の子に声をかけられていましたが、 そのご本人だということに今ようやく気が付きました。 水間さんは描いた絵を絵葉書として印刷しておられます。 私も何枚かいただきましたので、ギャラリーのページでご紹介しています。 とてもセンスのいい絵で、素晴らしい腕前です。 <水間正雄 絵葉書展> いただいた絵葉書を使って、 早速ユースから知り合いに残暑見舞いを書かせていただきました。 「どこかで絵葉書を手に入れてユースから残暑見舞いを出そう」 と数日前から考えていて、切手まで持参していたのですが、 水間さんから絵葉書をいただくまでそのことをすっかり忘れていました。 ものすごいシンクロにびっくりです!! その日は夜遅くまで酒を酌み交わし、夜は涼しい部屋のベットでコトッと寝てしまいました。 翌朝食事の後で松山ユースのホームページを作っておられる帰省中の 大統領のお嬢さんと話をさせていただきました。 彼女はホームページを「ホームページ作成ソフト」を使わず タグを書き込んで作っているそうで、 その技術とたくましさに驚きました。 頭の良さと努力の賜ですね。 打ち合わせの後は、彼女の四歳と三歳二人のお子さんをお借り(?)して、 道後の温泉街をぶらっと散歩です。 ![]() 二人が食べているのは伊予柑ソフト、少し甘酸っぱくてなかなかのお味です。 からくり時計の前で記念撮影。 ![]() 坊ちゃんとマドンナ、暑い中ご苦労様です。 松山はなかなかの観光都市ですね、サービス満点です。 写真を撮った後は、三人で川を眺めたりセミの死骸をかまったりしながらユースに戻り、 お世話になったユースを後にしました。 帰りはさすがに歩く元気はなく、 道後温泉駅前から観光港までの直通バスに乗り込みました。 帰りの船は気分的に行きよりも早く感じられます。 自転車で何十回通った音戸大橋の下をくぐると、 いよいよ広島に戻ってきたという気になります。 ![]() 今回も実りの多い楽しい旅でした。 出会った人たちすべてに感謝いたします。 <追記> このページ、「アウトドア日記」の「アウトドア」という項目に載せています。 しかし文章の中身は「旅日記」もしくは「タウン・ウオッチング & 雑談」といったようなもの。 今後もこの傾向はたぶん変わらないと思います。 何卒ご了承ください。m(_ _)m 2005.08.17 Wednesday |