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絶対単位
身の回りのものの大きさ、長さ、重さ、温度、
様々な属性は、すべて統一した単位ではかられ、
(計る、測る、量る)
時や場所の離れたもの同士でも、客観的に比較することが可能です。
その基準となる単位の一部は、人間が適当に決めたものではなく、
意識的か無意識的かは分かりませんが、
宇宙の絶対的基準となる尺度を用いていると推察されます。
「時空<2>」でもご紹介した東京医科歯科大学の角田忠信教授。
日本人の脳―脳の働きと東西の文化
角田 忠信
角田教授の発見した人間の脳に刻み込まれた「年輪様システム」、
これは極めて正確なものです。
例えば満年齢30歳の人ならば、誕生日の午前中、
30Hz(ヘルツ)という音に同期するようになり、
その音に対して利き耳が左右逆転する現象が起きます。
これはぴったり30Hzでなければならず、
30.00001Hzでは逆転現象は起きません。
Hzとは、一秒間に振動する回数のこと、
人体は、自分の満年齢と一秒という絶対時間を
まるで水晶発振器の如く正確に刻み込んでいるのです。
人体の持つ精妙なメカニズムと、
地球の自転サイクル一日を24時間、60分、60秒に分割し、
一秒という絶対時間を生み出した人智(天智)には驚嘆せざるえません。
水分子はH2O、ふたつの水素原子とひとつの酸素原子で構成されています。
酸素原子をはさむようにして結合しているふたつの水素原子、
そのふたつの水素原子の結合角は105度です。
宇宙エネルギーをキャッチする巨大なアンテナ
とも言われているエジプトのピラミッド、その頂点の織り成す角は105度です。
様々な音質改善機器を開発、販売し、
オーディオマニアから高い評価を受けている「ローゼンクランツ」、
ここのオーディオ機器は、この105度という角度を
ほとんどの機器の主要な構成角として採用し、絶大なる効果を上げています。
<ローゼンクランツのDNA=【105】という数字>
そして角度のみならず、長さに置いても105ミリという長さを
音質改善のひとつの「絶対的長さ」として提唱しているのです。
<カイザーゲージ>
角度と長さ、異なった概念、単位の世界で、共通の数に対して
同期するように共通の効果が現れるというのは、本来は必然なのでしょうが、
摩訶不思議としか言いようがありません。
ちなみに105という数字、
105=1×3×5×7
1から順に7までの奇数の乗数、
偶数が安定に対して、奇数は不安定、躍動、変化という理を持つ数です。
ですから105というのはその象徴、既存の形から離れ、
これから新たなるエネルギーを生み出そうとする数ともいえます。
音は振動、波です。
常に時間の流れとともに変化し続ける波を、
105という数が、さらなる勢いを与えているのかもしれません。
ちなみに、煩悩の数は108、除夜の鐘の数でもあります。
108は、
108=2×2×3×3×3
安定した数、2がふたつ、不安定な数、3がみっつ、
安定と不安定、陰と陽がバランスよく、
調和ということを表しているようです。
煩悩の数が調和、というのは少し不思議な気がします。
「数の理」から解釈すると、煩悩とは、
人間にとって悪、不必要なものというのではなく、
人間が本来必然的に身に付いているもので、
そこから何かを学ぶために存在する必要、大切な属性である、
というふうにも考えられます。
絶対単位、そしてそれを司る数の理、
これからどんどんと様々な分野で明らかになってくることでしょう。 |