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運動の効果

体にいいこと何かしてますか?
少し前まで、運動は体にいいものだから、
激しい運動が健全な体を作るのだという考え方がありました。
しかし最近はオリンピック選手やプロスポーツ選手が短命であることからも分かるように、
過度の運動はかえって体に害があるということが明らかになってきています。

激し過ぎない適度な運動、これが生活習慣病を防ぎ、
健康な体を維持するために必要なことです。

適度な運動とは、ゆっくり走ったり歩いたりするのであれば約30分、
スポーツで汗を流すのであればもう少し短時間。
また一生懸命家事をすることも立派な運動になります。

運動は継続するところに価値があります。
毎日散歩をする習慣をつけたり、時間がない人は会社のエレベーターを使わずに
階段を昇るということでもオッケーです。
ひとつ遠くのバス停まで歩く、車に乗るところを自転車にする、・・・
工夫次第でいくらでも体を使う機会はあるものです。

呼吸法も運動効果バツグンです。呼吸法を真面目に続けていると、
山登りやジョギングなどの激しい運動をしても体がラクで、
持久力が向上しているのを実感します。

気功、太極拳、呼吸法、東洋の理に沿った身体活性法、
これが最上の効果が望める運動だと私は考えています。

しばらく頑張って毎日の運動を習慣づけしてみてください。
初めは少しから、体が慣れてくるに従って徐々に運動量を増やしていきましょう。
続けているうちにきっと体の調子がよくなってきます。
そうなれば自然と体を動かすことが苦でなくなってくるはずです。

運動の効果は、肥満防止、骨や筋肉を強くする、心肺機能の強化、
インシュリンの感受性が増す、善玉コレステロールの増加、・・・
肉体に様々な好影響を与えます。

そして忘れてはならないのがストレスの解消、心への作用です。
『肉体疲労が回復する時は、同時に精神疲労も回復する』のです。
実際休みの日など屋外でスポーツをした後は実に爽快な気分になれます。

昔から山登りが好きなのですが、山に登った日は、
夕方家に帰りお風呂に入った後食事をしていると、
心の奥から何とも言えない幸せな感情がこみ上げてくることがあります。
お風呂に入って体の疲れを癒していると、同時に心の疲れが癒されるのを感じます。

仕事が忙しいサラリーマンの方も、ストレス解消はお酒だけ、
というのでは少し寂しい気がします。

どうか毎日の運動習慣、週末のスポーツで、体と心にいい汗をかいてください。
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