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安眠のために

一日の活動の疲れをとり、明日への活力を養うための睡眠。
質の高い十分な睡眠は心身の自然治癒力を高め、
健康な日々を過ごすために忘れてはならない重要な要素です。

そして睡眠時間は一日の約三分の一近くを占めていて、
いい睡眠をとることは一日を有効に使うことにつながるのです。

安らかな眠り、心地よい目覚めを得るために心得るべきことをいくつかご紹介いたしましょう。

安眠を得るのためのポイント

T.プラス意識を持って
日常生活の中で常にプラス発想、前向きの意識を持つことの重要性は
もはや常識となりつつあります。
そして眠りに入る前のわずかな時間、
これが潜在意識に働きかけるために一日の内で最も重要な時間なのです。
眠る時に意識していたことは、寝ている間ずっと頭の中で働き続けます。
眠る前にはその日にあった楽しかったことを思い出し、
心の中を喜びと感謝の気持ちで満たしましょう。
明日への希望を思い描くのもいいでしょう。
きれいな写真集に眼を通すのも楽しいものです。
決して怒り、恨み、不満などのマイナス想念を
貴重な睡眠時間に持ち込まないように注意してください。

U.ストレッチング
寝ている間に寝返りをうつのは、身体の凝りや歪を取るためです。
寝る前に蒲団の上で軽くストレッチングをして身体の凝りをほぐしましょう。
寝返りをうつ回数が減り、より質の高い眠りを得ることができます。
ストレッチングは身体の前屈、後屈、左右のねじりなどごく軽いもので十分です。
その際には決して反動を利用してないことです。
息を吐きながら自然にゆっくりと身体の曲げ伸ばしを行いましょう。
身体の歪もごく簡単に修正しましょう。
蒲団の上で横になり足を伸ばし、踵の位置をみてください。
もし左の脚の長さが短ければ、左の踵は下の方に、左の腕は上の方に
同時に思いっきり伸ばしてください。左半身を上下に引っ張る感じです。
右の場合はこの逆です。
この時に目を閉じて頭の中にとても心地いい情景をイメージします。
これだけで左右の脚の長さは簡単に揃ってしまいます。

V.快適な寝具を
布団や枕が変わっただけで睡眠の質は随分と違ってきます。
これは個人の好みの問題もあり、一概にどの蒲団、枕がいいとは言い切れませんが、
最近はたくさんの種類の寝具が販売されていますので、
是非いろいろと好みに合ったものを試してみてください。
ただし色は自律神経を刺激する赤系統や刺激的な色彩のものは避けた方が無難でしょう。
私自身は枕だけでも1万円以上のものを何種類か買って使ってみましたが、
現在は外国製の低反発枕に落ち着いています。
蒲団はマットの下にセラミックのシートを敷いてとても快適な眠りを得ています。

W.寝るときは空腹で
ダイエットのためだけではありません。お腹の中に食べ物が入っていると、
夜中に消化器官が働き、自律神経を十分に休めることができません。
できれば就寝前3時間以内は、食べ物を口に入れないのが理想的です。

X.目覚ましイメージ
不思議なもので楽しい旅行に出かける朝は、目覚し時計をかけなくても
起きるべき時間にはピタリと心地よく目がさめます。たとえ多少寝不足でもです。
これは誰の身体の中にも、正確な時を刻む体内時計を持っているためです。
この体内時計をフルに活用するため、普段から眠る前に翌朝何時に目をさますのか
しっかりと意識をし、頭の中の目覚し時計をセットするイメージを持ちましょう。
慣れてくると目覚し時計が要らなくなります。

Y.お酒を飲んだら水を一杯
お酒をしっかりと飲んだその夜は、寝る前に一杯水分補給をしてください。
アルコールの分解を助け、翌朝の目覚めが爽やかです。
できれば水の中に良質の自然塩をひとつまみ入れて飲むと、
よりアルコール分解能力が高まり理想的です

Z.香りで目覚める
枕元にポプリを用意し、目覚めると同時にポプリの香りを味わってください。
心地よい香りに刺激され、心も身体もお目覚めモードに切り替わります。
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