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萌え出る力<2>

私たちが食物の中から得ているもの、
それはカロリー、タンパク質、ビタミン、ミネラル、・・・
そういった表面的な数字で表される栄養素だけではありません。
その食物が本来持っている命、それをいただいているのです。

そのことは理屈ではなく、
本当に生命エネルギーのあふれた食品を口にすると体でよく分かります。

残念ながら今の日本は、
その生命エネルギーが豊富に含まれた食品が食卓に上る機会が
きわめて少なくなりました。

少なくなったがために、命ある食物を見極める力が低下し、
それがさらにジャンクフードのような “死んだ食品” を求めるようになるといった
悪循環を繰り返しているように思えます。


どんな食べ物が体にいいのかということは諸説あり、
とても難しい問題です。

現在私は生野菜や果物等を中心としたローフードを実践するように心がけています。
生の野菜や果物はK(カリウム)が多く、体を冷やしすぎるというのが、
これまでの一般的な考え方でした。

けれども生の酵素が生きいてるローフードは、
消化・吸収に費やすエネルギーが少なく、食べた当初は体を冷やすものの、
しばらくすると体が温まるようになり、
ローフードを徹底している人の中には、
真冬でも半袖シャツ一枚で過ごすことができる人がいますので、
これまでの常識は変える必要があるでしょう。


ローフードではないローストフードですが、
以前おすすめした炒り発芽玄米は、
まさに生命のパワーみなぎる最高の健康食品です。

あれだけ少量、かつ身近な食品で、
体の中からエネルギーがわき上がってくるのを感じることのできる食品は、
他にはたぶんありません。

日持ちがし、単品でバランスが取れているといった点では、
炒り発芽玄米はローフードに勝ります。

炒り発芽玄米の話をトイレ掃除仲間のSさんにして、
実際に少し食べてもらったところとても気に入られ、
自宅から玄米を1キロほど「炒ってください」ということで、
私のところに持ってこられました。

それを私が愛用の鍋で炒り、
近所のレストランでSさんにお渡ししました。

1.5リットルのペットボトルに入った炒り発芽玄米

玄米は炒ると膨れて体積が増えるのですね。
そんな当たり前のことを初めて実感しました。

生の玄米を受け取った時は1リットルの紙パックにほぼピッタリの量だったのですが、
炒った後は1.5リットルのペットボトルにすり切りいっぱいでした。
実際は少し味見をしながら炒ったので、それよりも少し多いぐらいです。

写真では少し量が減っていますが、それはその場で食べた分です。 ^^☆

受け取ったのが普通の玄米だったので、
お渡ししたのは炒り発芽玄米ではなく、単なる炒り玄米なのですが、
Sさんは毎日これを少しずつ食べ、
なくなったら家でも奥さんに作ってもらい、
身長170センチちょっと、体重86キロと少し太り気味だった体型が、
四週間で6キロもの減量に成功されました。
何事も徹底されるSさんらしい、すごいです。


そのSさんからご自分で工夫された梅干し入り炒り玄米を食べさせてもらいました。

梅干し入り炒り玄米

ケイタイで撮った写真はボケボケですが、
赤い塊で見えるのが梅干しです。

まず玄米を炒り、それを大きなボールにとり、
その中に種を取り除いた梅干しを入れてよくかき混ぜます。
好みによって塩水を少量入れてOKです。
それを再び鍋に入れてごく短時間炒ればできあがりです。

梅風味の焼きおにぎりといった感じで、これは美味しいですね ☆ ☆
ついついキリがないぐらいに手が出ます。
奥さんが冗談で、
「これ、特許取ったら?」と言われるそうです。


炒り発芽玄米の効能を箇条書きにすると、

1.完全栄養食
  食べてみると分かります。
  同じ事をしても疲れ方が違います。
  頭の働きもよくなり、睡眠時間も短くなります。

2.安い
  計算すると、発芽玄米の代金が一食あたり100円程度でしょう。
  少量で体が満足して、たくさん食べることができません。
  たくさん食べる必要がないと、体が判断するのです。

3.簡単
  ただ発芽玄米を炒るだけです。
  お好みに合わせて塩味を付けても美味しいです。
  塩味を付ける時は、ほんの少しの塩水をかけると全体になじみます。

4.日持ちする
  水分を含んでいないので、容器に入れて一週間経っても二週間経って、
  味に変化はありません。

5.携帯に便利
  私はペットボトルに入れて外に持っていきます。
  入れる場合は、温度が冷めてからにしてください。

6.おやつやお酒のあてにもなる。
  ポリポリとおかきのように食べられます。
  初めて食べたほとんどの方が、その香ばしい美味しさに驚かれます。


道具はガスコンロと鍋さえあれば大丈夫です。
ただし鉄製のフライパンだと表面だけが焦げて中が生といったことになり、
時間がかかり、かつ美味しく炒り上がりません。

是非遠赤外線の出る良質の鍋等をお使いください。
ほうろく、土鍋、セラミック鍋、・・・こういったものなら何でもいいのですが、
ものによって確実に炒り上がり方、味に差が出ます。
いろいろと試してみてください。


現在私が使っている道具とスペックです。

鍋は内径(直径)が14センチと小さなものです。
大きい方が便利なのですが、この鍋がとてもいい遠赤外線が出るので、
致し方ありません。

一度に炒る発芽玄米の量は、約一合、重さで160グラムぐらいです。
私は発芽玄米は水洗いせずに使いますが、もちろん洗ってもOKです。

火力は弱火からとろ火で、7〜8分でこんがりきつね色に炒り上がります。

こんがりきつね色に炒り上がった炒り発芽玄米

一日一食、数日続けて食べると体調が変化するのが分かるでしょう。
一度試してみてください。

私もこれからなるべく持ち歩いて、周りの人に勧めてみようと思います。
(^o^)v

2010.4.5 Monday
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