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引き受け気功<3>

引き受け気功のやり方はきわめて簡単、
本を読んだり講習を受けるだけで誰にでもすぐに実践できます。

そしてそれと同時に他人に意識を送る「遠隔治療」もできるようになり
数々の事例が本に紹介されています。

習熟なしに遠隔治療 ・・・、
ちょっと信じがたい話ですが、
自我を意識の中心にもってくる従来の気功、イメージ法と違い、
周りの事物をすべて受け入れ、意識の中心を自己の外側に持ってくる
引き受け気功ならば、
自分も他人もまったく同じように癒せるというのは理に適ったことなのかもしれません。

実際に私も引き受け気功を覚えた直後から
何人もの人に遠隔治療をさせてもらいましたが、
今のところ百発百中、意識を送った全員の方から
体に何らかのいい変化が生じたとの報告を受けています。


あるご婦人が偏頭痛に悩まされているとのことでした。

その方の家の近くには最近携帯電話の電波塔が建ち、
その影響で近隣の地区に病人が増え、
彼女はその問題に地区のリーダーとして精力的に取り組んでおられます。

世界各地での電磁波被害の実態とその取り組みを調べ、
膨大な資料をまとめ、
同様の問題を抱える地区にはわざわざ出向き話をしておられます。

彼女の頭の中には “電磁波公害” のことが渦巻いています。
それが実際にある電磁波の害を過敏なまでに受け止め
彼女の頭を痛める原因となっているのでしょう。

電磁波の害は本当に恐ろしいものです。
そのことを多くの人に伝え、その対策に知恵と行動を注ぐことは
価値ある大切なことだと思います。

けれども電磁波が人体に有害であるという事実とは別に、
自分自身の体と心は実際にあるその害をも “引き受ける” という姿勢でなければ、
自らの意識の力とその “害” によって体が蝕まれてしまいます。

彼女にそのことを伝え、その場で引き受け気功で意識を送ると、
すぐに快方に向かい、いたく感激され、
次回地元での引き受け気功の講習に早速参加予約をされていました。


病気や怪我を治療することを職業とする医師が、
なぜ一般人よりも短命であると言われているのか。

健康な食生活を実践し、
農薬、化学肥料、合成添加物の害を声高に叫んでいる人たちが
必ずしも健康的に見えないのはなぜなのか。

私たちの身の回りには有害なもの、危険なものが山のようにあります。
そのことについて知り、それを回避することは悪いことではありません。

ただそれが行き過ぎ、
自分の頭の中でそのマイナスイメージを膨らませ
自らを傷つけてしまっては元も子もありません。

“知る” ということは、
“こだわる”、“囚われる” ということに結びつく危険性があります。
これは “引き受ける” とは正反対のことです。


先日、合気道の達人故塩田剛三氏の本を読みました。

合気道人生
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合気道の極意は、まず技を覚えること、
そして次の段階では、それを忘れることだそうです。


知ることは大切です。
しかしその知識を知恵として活かすには、こだわらないこと。
囚われないこと。

引き受け気功は人生の極意を教えてくれます。

  引き受け気功<4>
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