ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
 ヨガナンダ > 心とからだの健康レポート > 痔ろう物語



ヨガナンダ



痔ろう物語

最近回りの人たちから「痔の具合が・・・」といった話を聞く機会が多くなりました。

ご本人たちにとっては真剣な悩みなのでしょうが、なぜか聞いている方はちょっぴりニタニタ、
楽しい気持になってしまいます。 ゴメンナサイ!

以前勤めていた会社の社長(♂)は長年の痔主で、
生理用品を下着の中に入れてガード(?)していましたが、
「多い日」には、それではフォローしきれず、
ズボンのお尻の部分や椅子のシートを鮮血で染めておられました。

知り合いの喫茶店のマスターは辛いものが大好きで、
唐辛子をたっぷり使った料理を食べると、
翌朝のトイレでは血が「ビャーッ」と吹き出るのだと
面白おかしく語ってくれました。

こんな話をどこかですると、「実は私も・・・」
と結構「隠れ痔主」がいることが分かってしまいます。

痔は肥満や高血圧と同じく現代病の一種となっているようです。

しかしながら、痔ほど簡単にその発症メカニズムを
理解できるものは少ないでしょう。

身体論的日本語教育のところで述べたとおり、
肛門は身体の中で最も収縮力強いところです。
その最も収縮力が強いところが痔になるとは、
どういうことでしょうか。

痔の代表選手(?)、切れ痔、切れるとは裂けること、
裂けて傷口が広がるということは、表面積を広げる「膨張」の力です。

イボ痔も同様です。
「膨張」する力が強いが故にふくらみイボとなるのです。

「収縮」と「膨張」は対立する力です。
本来最も収縮する力の強いところが膨張するということは、
普段の生活習慣、食事等が
膨張力過多となっているということなのです。

東洋医学の観点からすると、
膨張は陰性、冷やす、ゆるめるということです。

水気、甘いもの、冷たいもの、辛いものの摂り過ぎ、
運動不足等なんらかの原因から、超陽性の肛門という器官から
「陰性過多」のシグナルが発せられたものと考えられます。

カレー、キムチ、辛いものを食べると汗が吹き出ます。
辛味という陰性の成分が汗腺を膨張、拡大させ、
汗を出し、熱を発散させるのです。

それと同時に口を開き、舌を出し、
熱を冷まし、辛さを発散させる面積を広げようとします。

上の口が開き、陰性になるのですから、
下の口(肛門)も開いてしまうのが自然の理というものです。

そうなってくると痔に対する対策も自ずとご理解していただけると思います。

上記の陰性の強い食べ物、飲み物は摂り過ぎないこと。
運動をして下半身を鍛える。
気功、呼吸法で肚、丹田を鍛える。

予防として、入浴時に肛門を天然塩で洗うというのもいい方法です。
塩は収縮力の強い超陽性、肛門が梅干のように収縮します。

梅干と肛門、形がそっくりでしょ。
これは偶然ではないのですよ。ヽ(^o^)ノ

ただしこれは「予防」ですね。
「治療」として使ったら・・・、目から火が出ますね。(^o^; アハハ

肛門を締める運動も効果的です。
いつでもどこでも、気が付いたときに肛門をキュッキュッと締めてください。

私は毎日数百回実践していますが、
こんなに簡単で効果的な健康法は他にないでしょう。
このことはまた後日お話しいたします。

痔のことをここに書こうと思ったとき、
タイトルはとっさに「痔ろう物語」と思いつきました。

けれども調べてみると、「痔」=「痔ろう」ではないのですね。
「痔ろう」は痔の一種で、穴が開いて膿がたまる恐ろしい症状とのこと。

痔、痔ろうで苦しんでおられる方には、心よりお見舞い申し上げます。

早期発見、早期治療。
治療より予防。

是非ともここに書いたことを参考にして、
クオリティーライフを実践してください。

【痔の悪い方専用】おしりにやさしいハイブリッドクッション
【痔の悪い方専用】おしりにやさしいハイブリッドクッション

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ひとつ前へ ホームへ メニューへ 次へ
Link Free
Copyright 2010 Sakai Nobuo All right reserved.