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今こそ医療改革を

ここ最近、難病を患った有名人の方のニュースをよく耳にします。
来年の東京オリンピックを控え、
水泳界の最も期待のホープであった池江璃花子選手の白血病告白は、
とても大きな話題となりました。



体に過重負荷をかけるトップスポーツ選手は平均して短命であり、
重い病を患う危険性も高くなります。
彼女の病気回復とともに
アスリートとしての復活を多くの人が祈っていますが、
まずは体をこれまでのように痛めつけることなく、
真の健康を取り戻されることを願います。


若き女性ピアニストとして世界的に有名なアリス=紗良・オットは、
今週、自身が多発性硬化症であることを発表しました。



多発性硬化症は厚生省が指定する難病のひとつであり、
視力や手脚などの運動機能に障害が現れ、
ピアニストとしての活動に大きな支障が出るものと思われます。

彼女の演奏は愛用のパソコンにも数曲入れていて、
これまで何度も繰り返し聴いてきました。
そしてこのたびのことを知り、
あらためてYouTubeで彼女の演奏を聴きました。

聴いたのはベートーベンのピアノコンチェルト一番、
最初の部分だけ聴こうと思ったのが、
ついつい演奏に聞き惚れ、最後まで聴き入ってしまいました。



なんでこんなに華奢で可憐で才能豊かな若い女性が
難病に冒されなくてはならないのか・・・、
懸命に鍵盤に向かい合う彼女の姿を見て、
二楽章あたりで涙がこぼれてきました。


つい数日前、タレントの堀ちえみが
ステージ4の舌ガンであることが発表され、
今日22日に12時間以上かかる大手術を受けるとのことです。



今後彼女がガンを克服できるかどうかということともに、
舌の大部分を切除する手術によって、
QOL(生活の質)に大きな影響が出ることが心配です。

彼女は自分より七歳年下の52歳、
自分が大学生の時にデビューしたての彼女のグラビアを見て、
こんな可愛い子がいるんだなと思ったことを今も鮮明に記憶しています。

ひとつ気になったのが、
彼女がブログの中で「病気と闘う」と書いていることです。
闘病という言葉が示すように、
これは病を抱えた人の持つごく一般的、常識的な考え方です。
けれど東洋的生命観からするとすべてのものに無駄はなく、
そこから学び、感じ取れるものを吸収し、
最終的には感謝の気持ちにまで至り、
そこから無事卒業してもらいたい、
理想論ではありますが、そう願います。


こういった重い病で苦しむ人たちを見て、
健康を再び取り戻すことともに、
その前段階として、
真に価値ある医療と出合うことができればと、
そのことを強く思います。

自分は医師でも医療の専門家でもありませんが、
これまでこれから始まるであろう新たなる時代の理を追求してきて、
その過程でガンや難病を克服してきた人たちを、
周りでそれこそ山のように見てきました。

その人たちは決して現代医学の最先端の治療を受けたのではなく、
その対極の、今の医療が求めているのとはまったく逆の方向で
自らの病を癒やした人たちばかりです。

三年前に広島で講演していただいた工藤房美さんは、
「ありがとう」という言葉と感謝の思いで末期のガンを克服されました。





人間の持つ「思いの力」はいかに強いのか、
心の時代と呼ばれている今、人類はそのことを知るべきであり、
いつも笑顔の工藤さんは、そのことを生き様として実証されています。


「河崎さん療法」でご紹介した河崎信雄さんは、
自転車で四国の霊場をお遍路しながら、
各地で治療会を開いておられます。



河崎さんの治療では奇跡が当たり前、
その場で長年車椅子生活だった人が立ち上がったり、
ガンが消えてしまった人も数多くおられます。

しかもそれを言葉がけによってその人の意識を変え、
何の道具も使わず行ってしまうのですからまさに驚異であり奇跡です。

その奇跡を体験し、頸椎後縦靱帯硬化症という
難病指定の首の病気が完治し、
自らも不思議な能力を身に付けてしまった中野宗次郎さんという松山の方は、
自ら癒やしのサロンを開き、多くの方に福音を届けておられます。
  <宙舎(sorasya)>




以前は広島でも会があり、
何度か参加したことのある浦田紘司さんの空の会は、
河崎さん同様、その場で奇跡的治癒現象が現れます。
  <☆空の会 浦田紘司>



浦田さんの持つ治癒力も現代医学で実証困難です。
けれど多くの実例がその正しさを表しています。


「愛と奇跡の人 小野春子さん」は、
ご本人が神人のような方でしたが、
小野さんが自らの天命として数々の難病を克服できた要因は、
キリスト教の深い信仰とともに、
生野菜を中心とした「三点セット」という食事療法です。



十年ほど前、小野さんにすすめられ、
一時期熱心に青野菜ジュースと人参ジュースを摂り続けました。
すると二ヶ月ほどで体重が4、5キロ(だったかな?)減少し、
赤血球の量が急激に増加しました。

その後ジュースを作るのがめんどうになり、
ほんのたまにしか実践しなくなりましたが、
昨年来大好きなミュージシャンであるマサくん(奥野勝利さん)
ガンの治療生活を送っていて、
このたび彼を励まそうと小野春子さんの講演録をお送りし、
三点セットを実践することをすすめました。

人にすすめたからには自分も実践しなければということで、
三日前から再びジュースを飲み始めました。
そしたら今日、「あんた、えらい肌の艶がええね〜」と
早速知り合いのお年寄りから言っていただきました。

その方のご主人も十年ほど前、肺を患って入院された時、
一念発起して奥さんが作ってきた野菜ジュースを
病院食の代わりに飲むようにして、
たった一日で顔色が劇的によくなられました。

生野菜の持つ酵素の力は血行を劇的によくするようで、
これで抗ガン剤の副作用を抑え、
ガンを克服した方もたくさんおられるとのことです。

これは小野さんが不自由な手を使って描かれた
花の絵と聖書の言葉です。



これと同じような花の絵で、
完全に盲目の状態で描かれたまさに奇跡の絵もあるのですが、
そこには聖書の言葉ではなく、
小野さんご自身の祈りの言葉が書かれていて、
小野さんのご希望でネットに出すことはできません。
  (直接ならお目にかけられます)

小野春子さんの病とともに歩まれた足跡は、
偉大な人間が本来の持つその力の大きさを示しています。


小野さんの三点セットは、
甲田式健康法を元に作られました。



その甲田式の青汁を一日一杯、それだけを口にすることにより、
不治の病と言われる脊椎小脳変性症を克服した森美智代さん、
彼女はまさに現代医療にに対するアンチテーゼを体現されています。




梯谷幸司 さんの「本当の自分に出会えば、病気は消えていく」、
この本は衝撃でした。



「病は自らの思いが作っている」、
その考えの下、病を患っている人の心を探り、
その人の心の中にあるその原因を取り除いていく、
そんないわゆる心理療法的手法で、
次々と重い病を癒やしていかれます。

あまりに衝撃だったので、
すぐに知り合い数名にこの本をプレゼントしました。
病を癒やすだけではなく、
病を通して自分自身を見つめ直すことができるでしょう。


このような素晴らしい奇跡のような治癒体験や知恵が、
現実社会の中に数多くあるにも関わらず、
今の医療はほとんどそういったところに目を向けることはありません。

昨日は白血病の新薬が日本での製・販売が認可されたという
ニュースが流れていました。
それが効果があれば素晴らしいことですが、
現在その価格は一回分が5000万円だそうです!!
<保険医療破綻の懸念も…1回5000万円!? 超高額な白血病治療薬「キムリア」承認 - FNN.jpプライムオンライン>

この新薬は人工遺伝子を使ったもので、
この開発にはそうとうの資金がかっているそうです。


こういった現代医療の最先端を否定するつもりはありませんが、
なぜこんなに莫大な費用をかけて新薬を開発し、
今後その負担が国民の医療費、健康保険財政にかかってくるというのに、
それを抑えようと真剣に取り組まないのか。

その新薬にかかる費用の数分の一、
あるいは数十分の一、数百分に一でも、
上記の奇跡的治癒が起こっている事の原因究明に力を注がないのか。

特に一日青汁一杯でツヤツヤとした顔色で活動し、
あの「1リットルの涙」の木藤亜也さんを死に至らしめた
難病を克服された森美智代さん、
この事実をなぜ医学的に深く検証しようとしないのか。

その検証は、特定の難病にのみ効果があり、
しかも超高額で副作用も激しい新薬を開発するよりも、
はるかに国民の健康と幸福に貢献できることは
火を見るよりも明らかです。

小野春子さんの生き様は医学の常識をはるかに越えたものであり、
医師から「今生きていることが奇跡」と言われる状態で、
絵を描き、外出し、朗々としたお声で長時間の講演をこなされました。

小野さんは膠原病の影響で顎関節がなくなっています。
その状態では声を出すことはおろか、
水すらまともに飲めないとされていますが、
小野さんはその常識を覆し、
まったく普通に会話し、食事もされていました。

小野さんは定期的に広大病院の口腔外科に通い、
診察や治療ではなく研究として、
その状態を病院の医師たちに診せておられました。
そしてそれを診た若い医師は、
奇跡の状態に驚愕し、膝を震わしたそうです。

その小野さんも五年前、享年84歳で帰天され、
そのご遺体は本人の遺志によって献体されています。
けれどその献体の結果は、
その後の医療発展へときちんと活かされているのでしょうか、
はなはだ疑問です。


ではなぜそのような奇跡とも言える治癒実績に目を向けず、
高額な新薬開発にのみ突き進むのか、
その理由はただひとつ、
新薬開発にはお金がかかり、
そのお金が医師や製薬会社、
そして献金という形で政治家の懐へと流れ込むからです。

詳しくはネットで検索してください。
たとえば「製薬会社 献金」で検索すると、

検証 政治とカネ/業界寄り答弁の背景は…/首相・厚労相に巨額献金/製薬企業 政治連盟でカネ集め

年間なんと5000億円!製薬業界と医師の“癒着”構造 | Close Up | ダイヤモンド・オンライン

医師会や製薬会社は、毎年多額の政治献金をしています。どうして... - Yahoo!知恵袋

汚れたタッグ〜医師と製薬企業の錬金術を許すな(榎木英介) - 個人 - Yahoo!ニュース

こんなサイトが数限りなく出てきます。


こういった体質は医療、製薬業界だけではなく、
日本は土建国家と呼ばれるように、
無駄な公共工事や道路建設をすることで経済が回る仕組みができています。

アメリカも軍需産業が力を持ち、
定期的に戦争を起すことによってお金が回り、
911のテロもアフガニスタンやイラクに侵攻する目的として
意図的に起されました。

農業における農薬、化学肥料も同じです。
それらを使うことを善とする仕組みを保持することにより、
特定の企業、団体、そして政治家が潤うようになっています。

これらの中には、
それぞれの国民の真の幸せ、健康を願うという価値観は存在しません。

今の日本の医療は、
『病気を治すにはお金がかかり、 薬もたくさん飲む必要がある』
というこれまで築き上げてきた利権体質から脱却できないのです。


こういった理想から大きく外れた過去の価値観は、
もう捨てなければいけない時期に来ています。

これらのものはもう完全に制度疲労を起こし、
それにしがみつこうとすればするほど、
その崩壊はより悲劇的なものとなり、
その舞台裏はネットの発達により完全に露呈しています。

反日勢力に乗っ取られたテレビ、新聞といったマスコミが、
その真意を見破られ、
視聴率の低迷、新聞離れといった形で国民から見放されてきたように、
真の健康を司る医療改革も、
その真実を知る人間一人一人の行動によって進んでいくものと考えます。

そしてその動きが目に見えるほど大きくなれば、
医療、製薬業界も自然と変わっていくでしょう。
またそうならなければなりません。


自分もお陰様で、
この三十年間ほどずっと健康な状態を維持し、
怪我で行った整形外科と歯科の治療以外、
西洋医学のお世話になったことはほぼ皆無です。

その健康の秘訣を
これまでこの「心と身体の健康レポート」に綴ってきましたが、
これからはより多くの人に訴えていけるよう、
これまでのエッセンスを体系的にまとめてみようと考えています。


工藤房美さんがありがとうの言葉と思いでガンを克服したように、
一人一人が感謝の思いで自らの身体を見つめ、
その思いと力で、今の『不健康な医療体制』を
改革していこうではありませんか。

人間の持つ自然治癒力が偉大であるのと同様に、
人間の思いと行動もまた、無限の力を持っています。

2019.2.22 Friday
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