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苦手な人に愛を<2>

一昨日ご紹介した苦手な人にでも簡単に愛を送ることのできる
第六番目の技法「自分自身に愛を与える」、
これが本当に素晴らく、まさに愛と豊かさに満たされる感覚です。

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本の中には、自分の中に満たす愛のエネルギーに、
苦手な人のイメージを重ねましょうと書いてはいません。
それは自分が勝手にアレンジしたことです。

自分はエニアグラムのタイプ2「愛を与える人」なので、
自分よりも他人をイメージする方が
やり易いということがあるかもしれません。

けれどこれはいくらでも応用が可能です。
この時空のすべてのものは生命を持っていて、
その生命と生命はつながっているのですから、
どんな人でもどんなモノでも、
生命のパイプを通して愛を送ることができます。
自分も他人もすべてのものは根がひとつです。


このイメージはそんなに難しいものではありません。
キチンとした方法は本を読んでいただくのが一番ですが、
前項でも簡単にやり方を書きました。

リラックスした状態で椅子に腰を下ろし、
両手は膝の上、印を組むなり好きにして構いません。
上体、特に肩の力を抜き、
頭頂部が風船で上に引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばします。

背骨の一番下の部分にエネルギーのボールをイメージし、
そこから下の方、地球の中心部に向かってエネルギーの通る
「グラウンディング・コード」を下ろします。
そこを通って地球の核に自分の不要なエネルギーが流れていき、
必要なエネルギーが自分の元へと還ってきます。
これが第一の技法「グラウンディング」です。

そして意識を眉間の奥、頭の中心部に置きます。
これが第二の技法「頭の中心に身を置く」です。


この状態で、ピンク色の愛のエネルギーを
自分の肉体へと引き込んでいきます。

本ではこのように「自分の肉体へと引き込んで」とだけ書かれていますが、
自分としては、エネルギーは頭頂部から頭、首を通り、
胸、お腹あたりで大きく膨らまし、
体よりも大きくなっていくイメージが自然です。


これらの技法について、
本の著者レバナ・シェル・ブドラさんのセミナーに参加された方が
詳しい解説を書いておられます。
分かりにくい方は参考にしてください。
  <オーラ ヒーリング スピリチュアル カウンセリングのサンライト>

とにかく一人でも多くの方に、
この素晴らしい技法を体験していただきたいと願います。


自分は、愛のエネルギーを大きな綿菓子のような形でイメージします。
それが頭の上から頭頂部を通り、
少しずつ下に向かって体の中へと浸透していきます。
これは有名な 軟蘇(なんそ)の法と同様の感覚です。
この動画をご覧になると分かりやすいでしょう。



自分はピンクの綿菓子が少しずつ下に下り、
それと同時に少しずつ大きくなっていくイメージですが、
軟蘇の法のように、頭頂部から染み渡っていくというのでもいいでしょう。
要はイメージしやすい形がいいのです。
  (あくまでも酒井個人の考えです)

その愛のエネルギーであるピンクの綿菓子が、
自分に満たす愛のエネルギーでも、
また他人への愛、感謝の思いでもいいのです。

実際にこれをやってみて、
そのエネルギーの主体は誰でも、また何かモノでもすべてOKだと感じます。

今日は車で遠出したとして、
無事故で過ごし、頑張ってくれた愛車に感謝ということで、
その綿菓子が車であってもいいのです。

また極端なことを言うと、
テレビニュースで報じられた見知らぬ犯罪者にでも、
反面教師として何か感謝の思いを送ることは可能です。
ただしあまり不必要な情は、
悪いものを自分に引き込む恐れがあるので要注意です。
これはあくまでも例えです。


ピンクの綿菓子が体の中で大きく広がり、輝きを増し、
爽やかな光の束になった時、
体全体が喜びに包まれます。

こんな簡単に愛、感謝の念が広がるものは初めてです。
前項にも書いたように、横になって行う感謝行、
あるいは普通の状態でただ感謝の思いを頭に描くのとは大違いです。

自分もまだ実践して数日ですが、
外で知人と出会った時、
これまでとは明らかに感情の動きが異なるのを感じます。
そしてそれが何気ない表情、口から発する言葉の変化として表れます。

また肉体的にも、
自分の最大のウイークポイントである視力にその変化が現れました。
まだ若干ではありますが、
近視のメガネをかけたままでは読みづらかった近くの文字が、
これまでよりハッキリと見えるようになりました。


さらにもうひとついいことを思いつきました。
ピンクの綿菓子にイメージするのは苦手な人だけではなく、
その逆に、自分の尊敬する人、なりたい人でもいいわけです。

そしてそういった人をイメージする時は、
ピンクの綿菓子を体の中で大きく膨らます時、
その人のイメージと自分とを完全に合体させてしまえばいいのです。
つまり自分がその人になり切るということです。

よくイメージトレーニングの本には、
自分がなりたい人になり切ったイメージをと書かれていますが、
それをこの技法で感謝の思いとともにすれば最高の効果が得られるでしょう。

そしてこれもまた大きな快感です。
心の中に張りが生まれ、
そのなりたい人に大きく近づいた感覚になれます。

自分もこれをやり始めたばかりなので、
これ以上具体的感想は述べられませんが、
今思い出すに、もう三十年以上前のことですが、
鏡で自分の顔を見ながら、
自分がキリストになったイメージを何度かしたことがあります。
まったくもって不遜ですが、その時は、
外でかなりの高頻度でキリストに関する情報が眼に入り、
その効果、影響の大きさに驚きました。


この第六の技法、愛を満たすトレーニングは、
いくらやってもやり過ぎることがありません。

この技法を使い、自分、そして周りのすべてを愛で満たしてください。

2018.2.10 Saturday  
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