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2017年12月24日 ・・・ 旅を終えて
三日前の夜、九泊十日の旅を終え、無事広島に戻ってきました。
奈良、滋賀と、寒さ厳しい中何ヶ所かを巡り、
普段の生活リズムとかけ離れた暮らしをし、
睡眠不足に悩まされながらも無事務めを終えることができました。
その旅について詳しく書くことはできませんが、
子どもの頃からお世話になっている人からSOSの連絡があり、
何の手助けになるのか分からないものの、
取り急ぎ『いざ鎌倉』の心境で家を出たということです。
師走に家を十日も空けるのは大変なことです。
帰ってからはいろんな整理に追われ、
疲れか一気に出て、
今はほんの少し風邪の引きかけのような状態で過ごしています。
外国に行って一番感じるのは、
日本を離れ、これまで以上により客観的に
日本のことが見つめられるようになることです。
普段の日本の生活で当たり前だと思っていることが、
そうではないということに気づけるのです。
今回は “日常生活からの脱却” という意味で
とても大きな旅でした。
この十日間で自分の新たな面を発見でき、
より深く自分の持っているものを活かし、
自分自身を愛していこうと心に刻むことができました。
不思議なものですが、
大きな旅をする前には、
その旅を有意義にするための手助けのようなものが現れることがよくあります。
2010年、二度目の南インド訪問の数ヶ月前に
公衆トイレを掃除する活動を始め、
インドでは、とても軽やかな気持ちでインド人たちと接することができました。
2013年、だったかな・・・？、その年のインド訪問の数週間前から
「ザ・マジック」という本を読みはじめ、
そこに書かれている感謝のワークを実践し、
すべてのものに対する深い感謝の思いを抱きながら
インドで楽しい旅をすることができました。
そして今回はタッピングの効果を強く感じた旅でした。
先月末から一回一時間ちょっとかかる英語学習のカリキュラムを実践しています。
28日ですべてを終える計画の今日は25日目、
これまで旅の期間を含めて一日も欠かさずやり続けることができています。
これは勤勉さに欠けることが最大の欠点である自分にとって驚異的で、
まさにタッピングの効果です。
タッピング＜３＞
東洋的なものの見方はすべてに通じ、
その根底は同じものです。
何らかの問題を解決する際にはその根底となるものを見つめるため、
様々な周りのものを整理し、
それが誰にでも分かるように明らかにしていかなければなりません。
それが問題点を文字にすること、箇条書きにすること、
あるいはマインドマップのように図式化することです。
次にその明らかになった問題点を、
具体的に解決していくための行動を計画し、管理していきます。
今回の旅で、悩みの多くはこの問題解決の手法で
改善に向けて大きく進んでいけるということを感じました。
そしてこれらを支えるもの、それは掃除であり整理整頓です。
モノが整理できている人は、頭の中、心の中も整理できています。
掃除、整理整頓をする真意は、
身の回りに与えられているすべてのものを活かす、
そのものが持つ生命を光輝かせるということです。
これができたなら、すべてのものが本来持っている力を存分に発揮し、
すべてが上手く回り出すということです。
このことを、長年行っているトイレ掃除の活動の中から
身に沁みて感じているのだということを、
今回の旅の中で初めて深く感じ取ることができました。
年末は大片付けのシーズンです
家の中にあるすべてのものは生命を持っています。
その生命をどうすれば光輝かせることができるのか、
喜ばせることができるのか、
その観点から心を込めて掃除を行ってください。
今年も残り一週間ほどになりました。
年末までにやりたいことをマインドマップに図示していたのですが、
予定外の旅に出ることにより、
それらを完遂することができなくなりました。
けれど人生イレギュラーなことはしばし起こるものです。
上記「PDCAサイクル」のように、
反省、修正を加えながら、
ひとつの循環サイクルを保ち続けていればいいのです。
最もいけないのはそれを止めてしまうこと、
そして過去を後悔し、未来に対して不安を持つことです。
最も大切なのは今、この瞬間です。
過去 ・・・ 感情を手放し、振り返るのをやめましょう。
未来 ・・・ 行動計画で未来像を明確にし、不安を手放しましょう。
そして心を鎮め、今この瞬間に意識を集中しましょう。
心あらたに、来年という未来につながる大きな一歩を踏み出しましょう。
2017.12.24 Sunday
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