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2017年9月16日 ・・・ 無限のさざ波

The simple act of caring creates an endless ripple.
善意の一滴は、無限のさざ波を創り出す。


最近は、facebookやTwitterといったSNSには、
公衆トイレ掃除の案内や報告に使うだけで、
それ以外のアクションを起すことはありません。

それでもたまにメッセージが入っていたりするので、
定期的に見るようにしています。

昨日、インド人の友人が一本の動画をシェアしていて、
それを見て思わず涙してしまい、
facebookをはじめて以来初めてシェアのボタンを押しました。

2014年、シンガポールで、
共同募金を募る団体が制作したもののようです。



おばあさんと二人のお孫さんがスーパーに買い物に来ています。
今日はおじいさんの誕生日、
そのお祝いを買いに来ているのです。

小さな女の子が、桃ののった大きなケーキを見つけました。
それをレジに持って行ったのですが、
値段か高いので、手持ちのお金で買うことができません。

おばあさんは、「また今度ね」と言いますが、
女の子は寂しそうな顔をしてその場を離れていきます。

それを見ていた若い男性が、
お金を出してそのケーキを買い、
女の子にそれを手渡そうとします。

おばあさんは遠慮してそれを受け取ろうとしないのですが、
その男性は、
「自分が七歳の誕生日の日、
同じようにお金かなくてケーキが買えなかった時、
 見ず知らずの男性がそれをプレゼントしてくれので」
と語ります。

おばあさんは、
「お金ができたらお返ししますので、連絡先を書いてください」
とメモを渡します。

男性は女の子にそのメモを手渡しながら、
「約束してくれるかい?
 いつか君が誰かを助けることができるようになったら、そうしてくれる?」
と話しかけ、その場を去って行きます。

家に戻り、車椅子に乗ったおじいさんにケーキを渡すとおじいさんは大喜び、
女の子は男性が書いたメモをおじいさんに手渡します。
そこにはこう書かれていました。
「The simple act of caring creates an endless ripple.」
(善意の一滴は、無限のさざ波を創り出す。)

このメッセージは、彼が七歳の誕生日に見知らぬ男性から受け取った、
そのメモに書かれていたメッセージそのものでした。

そしてその見知らぬ男性こそが、
今日誕生日を迎えているおじいさんだったのです。

そしてそのメッセージには続きが・・・

・・・ that comes back to you.

「The simple act of caring creates an endless ripple.that comes back to you.」
  ・・・ それはあなたに返ってくる。


世界中の人々が、このような思いを持って生きていけば、
世界はその瞬間から楽園となるでしょう。

世界を変える唯一の道は、まず自分自身を変えること。
自ら小さなさざ波を起していこうと心に誓いました。

ここにより詳しい動画の解説があります。
  <落とされた一滴の善意は・・・  Spotlight (スポットライト)>

2017.9.16 Saturday  
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