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2015年10月20日 ・・・ シンクロの日々

先のページにも書いたように、
ここ最近シンクロニシティー(共時性現象)が多発しています。

疑問に抱いていることの答えが目の前に提示される。
頭で強く思ったことが現実として現れる。
すべての物事がタイミングよく流れていく。
外では偶然人と出会う率が急増する ・・・ 。

因果の法則、引き寄せの法則などで知られているように、
心の中で思い描いたことが現実世界に形となって現れるのは、
間違いのないひとつの “物理現象” であり、
そのことは、たぶんほとんどの人が経験し、感じ取っているものと思います。

けれどその現実世界に投影される心の世界とは、
心の奥の底にあるもので、
頭の表面の部分(顕在意識)で願ったことが、
すべて現実化する訳ではありません。

何が現実化して何が現実化しないのか、
そのことから、逆に自分の心の中の姿を感じ取ることができます。


過去を振り返ってみて、
何度かシンクロニシティーが多発した時期というのがありました。

今から三十年ほど前、
マーフィーの潜在意識の法則と出合い、
心の不思議さを知り、瞑想を生活の中に取り入れ始めた当初、
シンクロとしか思えない不思議なことが頻発したことを覚えています。

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それ以降も気功や風水、いろんな超常的な人たちとの出会いを通し、
様々な体験を重ね、
その中で自分の心のあり様が大きく変化しつつあると感じた時は、
やはりシンクロが頻繁に起こっていきました。

それはその時、心の中が澄んでいて、
心の底の思いが外の世界と直結していたということなのだと思います。
そしてそれと同時に、人生の大きな転機において、
歩むべき道を確実に指し示したいという “魂の意志”
あるいは “魂の導き” でもあるように感じます。


その魂の意志、導きを最も強く感じるのはインドとの関わりです。
三十数年前、まだ学生だった頃、
宗教活動を通して社会的弱者と呼ばれる人たちと多く関わり、
その中でも特に可愛い子どもたちに目が行くようになり、
将来はそんな子どもたちを救う孤児院を作りたいと願うようになりました。

そして二十六年前、初めての海外旅行でインドを訪ね、
そのインドで飛行機から降りた瞬間に、何とも言えない深い懐かしさを感じ、
インドを心の故郷と感じるようになりました。

その思いが心の中で熟成されたのか、
あるいはその思い自体が魂の導くひとつの流れだったのか、
今から八年前、インドとは関わりの無い平和運動の流れから
インドで児童養護施設(ホーム、孤児院)を運営するファミリーと
二週間寝食を伴にすることになり、
その後インドのホームへと足繁く通うこととなりました。
  <インドの人たちと東京~阿蘇を行脚>

インドとの関わりはこのことだけではなく、
シンクロを通り越し、奇跡としか呼べないようなことが何度も起きています。


この世は厳密なる因果律によって支配され、
己のしたことはいつか必ず自分の元に還ってきます。
このことは自分の経験から強く感じ、確信しています。

けれど誰にでもそれを感じ取れるわけではありません。
因果の法則は短期的にはなかなか目には見えないものであり、
だからこそ詐欺のような行為で人をだまして平気な人がいるのですが、
因果の法則は、いつか必ずそういった人たちにも巡ってくるものであり、
そのことを感じ取れないというのは何より不幸なことです。

ですからその逆に、因果の法則、シンクロニシティーが
身近に感じられるということは、
何にも増して幸せなことであり、
それさえ感じ取ることができれば、人生の道を大きく踏み外すことはありません。

宗教的な表現ですが、
その因果律、宇宙の法則を身近に感じ取れることこそ
『神のご守護』なのだと考えます。
そのことを若かりし頃宗教家の先生から教えていただき、
その言葉を今もとても大切に胸の中に抱き続けています。

『神のご守護』については、以前書いたこのページを読んでみてください。
  <神のご守護 スピリチュアル夜話>


インドのファミリーとの出会いもそうですが、
シンクロニシティーという魂の導きは、人とのご縁に大きく表れます。

これまでの人生で、大きな影響を受けた人との出会いは、
たいてい何らかの不思議なシンクロが関与し、
「この出会いは偶然ではないんだよ」
という魂からの声が聞こえてくるような気がします。

そしてそのシンクロのあり様から、
自分の魂の意図するものを探り取ることができ、
それを探っていくことは、
自分の本当の姿を知ることができるとても楽しい心躍る作業です。


ここ広島に、数年前に出会い、
実の弟のように可愛がっている清水十輝くんという青年がいます。

このホームページにも一緒にサイクリングをした時のページ等で
何度も登場してくれていますが、
彼は現在二十歳であり、自分よりも三十数歳年下で、
本当は息子のようなものなのですが、
なぜか勝手に弟のように付き合っています。



音楽好きでイケメンで日米ハーフの十輝くんは、
今どき珍しいぐらいの純粋なハートの持ち主で、
なぜか馬が合い、たびたび一緒に遊んだり活動しています。

その十輝くんに、お下がり品ではありますが、
これまでいろんなものをプレゼントしてきました。
パソコン、プリンター、一眼レスカメラを二台、ビデオカメラ、iPod、寝袋等々、
それを彼はいつも喜んで受け取ってくれるのですが、
それを彼にあげた直後は、いつも何らかの形で天からお返しが来るのです!!

彼にほとんど新品のエプソンの複合機をあげた時は、
その一週間後に、まったく別の人からキャノンの複合機をもらいました。

パソコンのディスプレイをあげた時も、
すぐ後にまた別の人から同じようなディスプレイを不要だからともらったり、
そんなことがこれまで何度も起こっているのです。

先週の金曜日、数ヶ月ぶりに十輝くんと会い、一緒に食事をしました。
その時にも、買ったけれどもサイズが合わなかった半袖シャツを
二枚渡したのですが、
その帰り道に立ち寄ったユニクロで、
前から欲しいと思っていたシャツがセールで千円も値引きされていて、
お気に入りのものを二枚手に入れることができました。

そしてその二日後の日曜日、
またまた別の知り合いから、「いいシャツがあったから」と言って、
二枚も長袖シャツをもらってしまったのです。

もうここまで偶然が続くと笑ってしまうしかありません。
よっぽど十輝くんとは縁があるのでしょう。
彼は前世で自分の弟だったのかも、です。


その十輝くんは最近とても人気者になり、
広島の地元放送局RCCラジオで一年前から自分の番組を持っています。

清水十輝
<十輝のヒッチハイクRadio>

そして先週金曜日に会ったその流れから、
今日彼の番組にゲストとして呼んでもらい、
これまでの十輝くんとの関わり、インド、トイレ掃除、盲導犬チョコレート、
いろんな話をすることができました。

10月31日と11月7日に放送予定だそうですので、
広島県でRCCラジオの聴ける方は是非聴いてみてください。

清水十輝くんと、酒井伸雄


話は振り出しに戻りますが、
今シンクロニシティーが多発しているのは、
ここ最近何度も書いている、
セドナメソッド実践の成果に他なりません。

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今は自分の心の中がひとつの臨界点に達しつつあるのだと感じます。
大げさな言い方に聞こえるかもしれませんが、
ただ外を歩いているだけでも、以前より心の中が軽くなったのを感じます。

臨界点というのは、
水が入ったコップの中に一枚ずつコインを入れていき、
それが満杯になったら一気に水があふれると言いますが、
あのポイントのことです。

英語の聞き取りなどもそうですが、
あるときフッとそういう状態になり、新たな感覚が芽生えます。
生物の進化は階段状であり、心の変化もそれと同じです。


最近よく思うこと、
幸せとはただ心の中にあるもの、とてもとてもさりげないもの、・・・
今まで感じていたそんなことが、少しずつ深く心に染みるようになりました。

そしてそうなれるキッカケも実はさりげないものです。

今日ラジオで十輝くんと語り、
これまで様々なボランティアと呼ばれることをしてきたこと再認識しました。

けれどそれらは本当はボランテイアではなく、
ただ自分の心が喜べるからしていただけのことであり、
他の人がパチンコやカラオケを楽しむように、
自分はトイレの便器を磨き、インドで貧しい子どもたちと接してきた、
ただそれだけのことです。

さりげないことの積み重ね、
それがいつか喜びとなる。

最近そんなことを表現したCMと出合いました。
たった二分間ほどのガムのCMですが、涙を誘います。

幸せって身近なところにあるんですね♪ (^o^)v



2015.10.20 Tuesday  
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