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2015年6月2日 ・・・ お米の話

食べ物の好き嫌いはない、
出されたものは喜んですべていただく、
これは自分にとってとても大切なモットーです。

食べるとは、食べ物の命をいただくこと、命を引き継ぐことです。
ですからその貴重な食べ物には、心から感謝しなければなりません。

そしてその気持ちの表れとして、
食事の前と後は、「いただきます」、「ご馳走様」という言葉とともに、
必ず両手を合わせます。

もう一年ぐらい前になるでしょうか、
家の近くの区役所の食堂で一人でお昼を食べていると、
奥の方から食べ終わった食器を両手に持ったおばあさんが近づいてきて、
通りすがりに声をかけてくださいました。

「オニイサンは食事の前にちゃんと両手を合わせるんやね。
 立派やね。
 ウチの息子にもそうするように言うんやけど、
 なかなか言うことを聞かんのんよ」

そして
「ちょっとオニイサンの体を触らせてもらお♪」
と言いながら、肩に少し手を触れ、
そのまま立ち去っていかれました。

突然のことでしたが、ちょっぴりハッピーになれました♪

以前、食への感謝の思いを「いのちをいただく」というページに書きました。
そこに食や命に対する感謝の思いを深めるための、
食用牛みいちゃんのエピソードを載せています。
A4判で印刷できるようになっていますので、
多くの人にご紹介いただければ嬉しいです。
  「いのちをいただく」(PDFファイル)


食べ物に好き嫌いはまったくありませんが、
特に何が好きかと問われたら、ご飯と答えるようにしています。
貧乏性だからでしょうか、美味しいご馳走があっても、
ご飯がなければなかなか喉を通りません。
お酒を飲むのも好きですが、
お酒を飲むと、ご飯をモリモリと食べたくなるのです。

先日、知り合いのお百姓さんからお米(白米)をたくさんいただきました。
有機農業を営むお百姓さんが自家用に作ったお米なので、
とても甘みがあって美味しいのです。

家ではそれを圧力鍋を使って炊いたのですが、
少量だと美味しく炊けないので、
一度に食べる分量としては多いかなと思いながらも三合炊くことにしました。

家で炊いた炊きたてのご飯は最高です。
三合のご飯をラーメン丼に入れ、幸せ気分一杯で食べていると、
いつの間にか丼が空になっていました。

けれどもやはり三合は少し多すぎです。
かなり満腹になり、しっかり体力を使った感じでぐったりしてしまいました。

『一食三時間』という言葉を聞いたことがあります。
食事をすると、食べたものを消化するためのエネルギーを使うので、
たくさん食べれば食べるほどその疲労を回復させるために睡眠が必要となり、
一食あたり三時間、
つまり一日一食ならば三時間、二食なら倍の六時間、
三食食べると一日九時間の睡眠が必要になるという意味です。

もちろんこれは大ざっぱな数字ですが、
たしかに断食をしている時は短時間しか寝ることができず、
今回のような大食いをすると、
いつもより長い時間睡眠を取っても、
日中やたら眠たくなって仕方ないということは感じます。

何事も経験ですね。
今回三合飯を食べて、大飯(おおめし)は体も頭もともに重たくするということを
あらためて感じました。
  (けれどご飯はやっぱり美味しいな~♪)


思い返してみると、二十年ほど前にも、
晩ご飯にお米三合を食べたということがありました。
あの時のお米もいただきものの自家製米でした。

植物の超能力を研究しておられた故三上晃先生のご自宅は、
広島市の最もはずれにある田舎町で、
茅葺きの立派なご自宅の前には水田が広がっていました。

広島市安佐北区鈴張 三上晃先生宅

三上先生ご自身は農業をされることはないのですが、
普段は元気な奥さんが手入れをされ、
休みの日に街中におられる息子さんが帰ってこられ、
田植えや稲刈りなどの大きな作業をこなしておられました。

三上先生は二十年以上前から電磁波、放射能の害を説いておられて、
それをキャンセルするためにコスモスという円盤形の器具を発明されました。
そのコスモスには様々な効果があったのですが、
その発展型のひとつをお家の田んぼの取水路に入れておくと、
一番最初、田植えの頃に一度除草剤を撒くだけで、
あとは農薬等の化学物質を一切使うことなく、
稲刈り機があずるほど丈夫な稲が育つのだと話してくださいました。

そのお米をいただいて食べたのですが、
本当に美味しかったですね♪
今もこうしていると、あのご飯の味とともに、
懐かしい三上先生ご夫妻のお顔が脳裏に浮びます。

三上晃先生ご夫妻と

この写真は18年前、お二人と一緒に山陰旅行に行った時のものです。
三上先生のご研究は、当時としてはきわめて荒唐無稽なものでしたが、
今は少しずつ時代が追いついてきたのでしょう、
いろんなところで三上先生のご研究の意義を讃える声を聞くようになりました。

三上先生は晩年、
原子力発電所による放射能汚染を研究のメインテーマとしておられました。
もし今先生がご存命なら、
福島第一原発の事故のことをどのように思われたでしょうか。

放射能汚染の問題は、今の日本にとって必ず解決しなければならない
きわめて大きな課題です。
三上先生がコスモスを発明されてから二十年、
今はより素晴らしい美波動というものが世に出ています。
また他にも放射能の害を軽減する情報がいくつかあります。
このことは、近いうちにまた別のページを作って書きたいと思います。




三上先生の発表される内容は、
すべて植物さん(LBS、リーフ・パイオ・センサー)を通して得られた情報であり、
その中に先生ご自身の推測はまったく含まれていません。
三上先生は超文化系頭脳の持ち主であり、
科学的知識はほとんど持っておられないのです。

ある時、三上先生がお米にはものを記憶する力があるということを言われました。
数字を書いた紙の上に米粒を乗せ、
その米粒を調べると、センサーで、きちんとその数字の反応が出るそうです。

これと同様に、パンを数字を書いた紙の上に乗せても、
パンからは数字の反応が現れず、
お米は物事を記憶する力があるが、
パン(小麦)にはその力がないのだと話され、
その時以来、 “頭をよくするため” に、
毎朝パン食だったのをご飯に変えられたとのことでした。


三上先生は、世界で初めて太陽に水が存在するという説を発表された方です。
その説をご著書に書かれた数年後、
アメリカの科学雑誌「サイエンス」に同様の説が載りました。

三上先生の研究によると、
太陽には水とともに植物の反応があるそうで、
太陽黒点は大森林ではないかとのことです。

その他太陽にはたくさんの生体反応があり、
生物が多数存在し、またお米の反応があることから、
ご飯を食べているのではないかと話しておられました。

そのようにお米は宇宙から反応があるものの、
パンはどの星とも反応せず、
「お米は宇宙食なんですよ」というのが三上先生の説でした。


瑞穂の国日本、主食となる美味しいお米、
その豊かな恵みに支えられ、日本の素晴らしい伝統文化が生まれました。

この主食であるお米を、 “命ある” 状態で食べることによって、
人間の命の状態もまた変わってきます。

循環農法を提唱する赤峰勝人さんは、
正しい農業、正しい食のあり方を伝えることによって、
多くの人たちを救っておられます。
  <なずなの会>

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今の日本は不妊で悩まれるご夫婦が多いようですが、
そういったご夫婦には、主食であるお米を、
命ある状態である玄米のまま食べることを指導しておられます。

命ある状態というのは、命を継承しうる状態ということです。
玄米を水に浸すと芽が出てきますが、
精米された白米からは、新たな芽を出すことはありません。

魚はまるごと全部を食べられる小魚、
野菜も皮や葉っぱを含めたすべて、
この “全体食” というものが、命ある食ということです。

赤峰さんの元を訪ねられた不妊のご夫婦に玄米食を指導したところ、
99%のご夫婦にめでたく子宝に授かったそうです。
ただ一組、それでも赤ちゃんに恵まれなかった方たちがおられるそうなので、
100%ではなく、99%なのだとのことでした。


食とは、食べ物の命をいただくこと、その命を継承することです。

心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」を。

2015.6.2 Tuesday  
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