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2013年3月26日 ・・・ 気づきと行動<3>

今日はお友達の桂子さんの車に乗せていただいて、
平岡豊惠先生と三人でランチドライブを楽しんできました。

正午に平岡先生のお宅にお迎えに上がり、
そこから車で5分ほどのお好み焼き薫風へと向かいました。

平岡先生は広島では有名な教育者で、
昨年平岡先生の講演を桂子さんが聴いて感銘を受け、
是非平岡先生とお話がしてみたいとのことで、
今日の場をセッティングさせていただきました。

お好み焼き薫風の谷口示芳ママさんは、
植物博士の三上晃先生がおられた広島市の一番端っこの
鈴張から店まで通ってきておられます。
鈴張にある鈴張小学校は、以前平岡先生が校長を務めておられたところで、
是非お二人を引き合わせたいと思い、ここに来たのです。

お好み焼き 薫風 谷口示芳 平岡豊惠 桂子さん

三人で一緒に店に入ると、谷口さんの方から
「あら、平岡先生じゃないですか!」と声がかかりました。
平岡先生は鈴張でも何度も講演をしておられ、
地元では超有名人だそうで、
谷口さん一家皆さんが平岡先生のファンだとのことでした。

鈴張の話、子育ての話でひとしきり盛り上がります。
平岡先生は御年83歳ですが、いつも真っ赤な服を着ておられ、
とにかく笑いの絶えない明るい方なのです。

薫風の美味しいお好み焼きには平岡先生も桂子さんも大感激です。
油を使わず素材の持つ旨味を活かしたお好み焼きは最高です。
服に油の匂いも付かないし、ソースをかけなくても美味しく食べることができます。
そして食べた後、胃にもたれない爽やか感が最高です♪

お好み焼き 薫風 谷口示芳 平岡豊惠 桂子さん

これからもまたみんなで食べに来ましょうね。 (^o^)v
  <うぷんくのおかみ>


より大きな地図で お好み焼き 薫風 を表示


美味しいお好み焼きでお腹を満たした後は、
広島で一番素敵な場所、赤い屋根へと向かいます。
  <赤い屋根>

平岡先生は赤い屋根に来るのは何十年かぶりかだそうですが、
扉を開いて入った途端、昔を思い出されたようで、
「懐かしい〜♪」と喜んでおられました。
桂子さんは二ヶ月ほど前にここに一緒に来て以来、
赤い屋根の大ファンになってしまわれました。 ^^☆

喫茶赤い屋根 平岡豊惠先生と桂子さん

アイスクリーム大盛りのコーヒーゼリーを手にし、超ご満悦のお二人です。
「サカイさん、おごってあげるけ〜、アンタも食べんさいや〜♪」
と平岡先生に言っていただいたのですが、
左党の自分は甘い物はちょっと ・・・ という感じです。
食べると美味しいとは思うのですが、特別食べたいとは思いません。
甘い美味しいものは、天使が女性に授けてくれたプレゼントですね。 ^^☆

この赤い屋根も、オープンして今年で35年になるそうです。
お店、花、景色、そして素敵なママさん、
すべてが芸術作品であるこの赤い屋根が、
いつまでも今のまま、変らず時を刻んでくれることを心から望みます。

喫茶赤い屋根 平岡豊惠先生と桂子さんとママさん


より大きな地図で 赤い屋根 を表示

お二人に喜んでいただけて、今日は心から大満足です。

そして今日3月26日は亡くなった母の誕生日です。
もし生きていたならば、今日で87歳になっていたはずです。

平岡先生はいつも自分に、
「サカイさん、アンタは親の愛情をしっかり受けて育ったんだね〜。
 アンタを見てていつもそう思うよ」
と何度も何度も言ってくださいます。

その平岡先生が、
「今日はサカイさんのお母さんのことを思って心の中で手を合わせます」
と言ってくださいました。
ホント、もう最高の一日です。 (*^・^*)


気づきと行動の続きです。

大きな書店に行くと、
自己啓発や成功哲学をテーマにした本が山のように積まれています。
それらが過去から現在に至るまでずっと売れ続けているということは、
それらを買って読んだだけでは、
なかなか自分を変え、成功に到達することができないということの証です。

本の中には素晴らしい気づきへのヒントがたくさんありますが、
その気づきから自己変革への力が湧き上がってこない、
行動へと移すことができないのです。

立派な人が死にものぐるいで努力をしたり、
生き方を変えて今の成功した自分があると言われても、
本を読んだ人はそうすればいいということを理解できても、
実際にそれと同じことはできません。

そしてできない人はできない自分を責め、
自己嫌悪に陥り、潜在的自己否定感を持ち続けてしまいます。

これは『教育の基本は立腰(りつよう)にあり』
と腰骨をしっかり立て、姿勢を正すことを求められ、
また自分でもそうしようと思っても、
基本的な身体能力がなければできないのと同じことです。

しっかりとした体を育てる体育は、
健全な食生活を営む食育の上にあります。
ですから “できる自分” になるためには、
少量の健全な食品をよく噛んで食べ ・・ ・という、
前項までに書いたことと繋がるのです。


これもいつも言っていることですが、
これからは心の時代、スピリチュアルな時代だからこそ、
それを目に見える形で具現化しているモノ、形というものが大切です。

目に見えないものはいくらでも誤魔化すことが可能ですが、
目に見えないものの変化は必ず目に見えるものとなって現れます。
また目に見えるものと見えないものは表裏一体であり、
見えるものを変えていけば、必ず見えないものも同時に変っていきます。

できる自分になり、気づきを行動へと昇華していくために、
そして「感激した〜!」で終わらせてしまわないために、
目に見える形の変化を求めていかなければなりません。


このホームページに書いていることは、
それを求める道程の記録だとも言えます。
極めつけのグータラ人間である自分が、
「三つ子の魂百まで」のような深い性、因縁と戦い、
少しずつまともな日々を過ごせるようにこれまで努力してきました。

成功者と呼ばれる立派な方が実践された記録は
他人が真似をすることはできませんが、
自分のような怠惰な人間が少しずつ変っていけたなら、
そしてその過程を人様に紹介することができたなら、
きっと多くの人の福音になるであろうと考えたことが、
このホームページを綴っている大きな要因のひとつです。

まだまだ病気で言えばリハビリの段階ですが、
苦難の過程を経て、
少しずつ自分が変っていっていることを感じられるのは幸いです。


モノと対峙する、不要なものを処分し意識の焦点を絞る、
スペースクリアリングでガラクタを処分することは、
確実に自己を変革する有効な手段となります。

トイレ掃除では本当に数々の奇跡を体験しました。
トイレ掃除が唯一の実践行、下座行ではありませんが、
これほど強力に自分の内面に刺激を与えるものはそうはないでしょう。

セドナメソッドはとても素晴らしい心を解放するメソッドだと感じます。
心の掃除は定期的にしなければなりません。
昨日久し振りにセドナメソッドをしましたが、
たった5分ほどしただけで、
心の中の一部分が確実に軽くなっていることを実感できます。

今すぐ人生を変える簡単な6つの方法も具体的に自己変革を促してくれます。
自分はこれとセドナメソッドをいつもセットで行っています。

他にもいろいろ ・・・ 、そのいろいろなものの恩恵を受け、
少しずつ少しずつ自分の中が変化してきました。
けれど今よく考えてみると、それで変化したのではなく、
そこから変化するための力をもらい、
その力の後押しを受け、
自分の足を一歩踏み出したから変っていけたのかもしれません。


気づくだけではなく、実際に自分が変わっていけるもの、
本当はそれを人から教えてもらうのではなく、
自らが自分にあったものを探し求めるところに価値があるのだと思います。

そしてその行き着く先は自分の胸の内にある
「幸せの青い鳥」を見つけることなのでしょう。
現代人はあまりにも外ばかりを見続けて、
自分を愛し、信頼することができない人が多すぎます。


幸せに向かって一歩ずつ進んでいくのに高い能力や才能は必要ありません。
どんな人でも最も深い真理を得て、
最高の幸せをつかめる力を持っています。

それがこの時空、宇宙、自然、愛、あるいは神と呼ばれるものの本質です。

超グータラ人間である己を顧みず、
恥ずかしくもヨガナンダ師のお名前を拝借している自分と、
これからもともに歩んで行きましょう。

ゴールは己の胸の内、もう目の前です。 (^o^)v


「苦難にある者たちの告白」 −ある患者の詩−
     ニューヨーク大学リハビリテーション病院の壁の落書きより


大事を成そうとして、
力を与えてほしいと神に求めたのに、
慎み深く、従順であるようにと
弱さを授かった。

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた。

幸せになろうとして
富を求めたのに、
賢明であるようにと
貧困を授かった。

世の人々の賞賛を得ようとして、
権力を求めたのに、
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった。

人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるように
命を授かった。

求めたものは一つとして
与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。

神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた。

私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ。
(訳者不明)


2013.3.26 Tuesday  
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