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2013年3月4日 ・・・ 井上わこ盲導犬プロジェクト

昨日は昨年から関わったいる井上わこ盲導犬プロジェクトの
25頭目盲導犬贈呈式に参加してきました。
  <井上わこ盲導犬プロジェクト>

一昨年亡くなった井上わこさんが交通事故で失明をして以来、
毎年一頭、募金やボランティア活動で資金を募り、
盲導犬を必要とする方に盲導犬を贈り続けています。


歌手の遺志継ぎ盲導犬寄贈へ <中国新聞>


引退する盲導犬を連れ、感謝の言葉を述べる間島さん

 盲導犬を視覚障害者に贈り続け、2011年3月に66歳で亡くなった広島市中区の演歌歌手井上わこさんの遺族や支援者が、思いを継いで活動を続けている。井上さんの三回忌法要があった3日、通算25頭目となる盲導犬を、近く岡山市北区の主婦間島利江子さん(61)に贈ると参列者に報告した。

 広島市南区のホテルであった法要には約70人が参列。続いて開かれた贈呈式で、高齢のため引退する盲導犬とともに出席した間島さんが「新たなパートナーと前向きに生きたい」と感謝した。

 井上さんは1982年に交通事故で失明。歌手デビュー後、88年から毎年1匹ずつ全国の視覚障害者に盲導犬を贈っていた。亡くなる直前まで、病床で「活動を続けたい」と願っていたという。



盲導犬:「井上さんに感謝」 遺志継ぐ市民団体、贈呈式 <毎日新聞>

 目の不自由な人に盲導犬を贈り続けた広島県出身の演歌歌手、井上わこさんの遺志を継ぐ市民団体「わこ盲導犬プロジェクト」が3日、南区で盲導犬の贈呈式を開いた。井上さんは交通事故の後遺症で失明したのを機に、88年から盲導犬普及に尽力。11年に亡くなった後も同団体が活動を引き継ぎ、式では生前の井上さんの功績を改めて振り返った。

 盲導犬を贈られたのは岡山市北区の間島利枝子さん(61)で、井上さんを通じた贈呈は今回が3頭目。3日で役目を終えて引退する「タム」(オス11歳)を連れて式に臨んだ間島さんは「盲導犬がいなければ私の生活は成り立たない。井上さんへの感謝の気持ちをどのように表現すればいいか」と感激した。

 井上さんは88年から毎年1回、チャリティバザーやオリジナルチョコレートの販売収益で盲導犬を贈呈してきたが、11年3月に死去。妹の赤崎帯子さん(64)=西区庚午北=や支援者らが「わこ盲導犬プロジェクト」を設立し、活動を続けている。代表の赤崎さんは「姉は亡くなったが、長年の活動の意義の大きさに改めて気づいた。これからも少しずつ活動を続けたい」と話した。



このたび盲導犬をお贈りする間島さんは、
わこプロジェクトから三頭目の贈呈となります。

盲導犬は幼い頃から盲導犬となるための激しい訓練を受け、
晴れて盲導犬となり活動できるのはせいぜい十年で、
その後は引退犬として静かに余生を送ります。

目の不自由な方で、いったん盲導犬とともに生活をするようになると、
もう盲導犬なしの生活に戻ることはできないそうで、
昨日間島さんの連れておられた盲導犬は昨日で引退となり、
これからは、わこプロジェクト25頭目の盲導犬とともに生活していかれます。

一頭の犬を盲導犬として訓練し育てるには多額の経費が必要で、
その経費を、年末のクリスマスチョコレート販売活動の利益からまかないます。
これは昨年のチラシです。



素敵な電子オルゴールがついて1箱1,000円のチョコレートを
20箱入った1ケース単位で申し込みを受け付けました。

申し込みはすべてFAXで受け付け、
昨年から事務局を担当させていただき、
10月から12月初めにかけて、家には大量のFAXが届きました。

幸いインターネットFAXの手続きをし、
FAXはすべてメールとその添付ファイルで届くようにしていたので
そんなに混乱することはなかったのですが、
毎日大量の申込用紙に不備がないかチェックをし、
それを集計するのはかなり神経を使う作業でした。

昨年はこのホームページで盲導犬活動のことは
ほとんど触れることはなかったのですが、
今年もまた継続して活動をしていく予定です。
その際にはまたご案内をしますので、
是非チョコレートを購入し、ご協力いただければ幸いに存じます。


人混みの中に入っても、
暴れることも鳴くことなくじっと主人に従い、また導く盲導犬の姿は、
まさに己の一生を主人のために捧げ尽くす忠犬そのものです。

知り合いの女性は、おとなしく主人の足下に座り込む盲導犬の頭を撫で、
ただ感動の涙を流しておられました。

日本には全盲の方が約10万人おられ、
その中ですぐに盲導犬を希望するという方が五千人もおられるそうです。

人の目となり手足となのは本当に大変なことです。
それを訓練された犬がこなすという素晴らしさ、
そして普段何気なく使っているこの目、この視力がいかに大切なものであるのか、
盲導犬の懸命で真摯な働きはそれを再認識させてくれます。


目が見えないのは不自由なことですが、不幸なことではありません。
                              〜 井上わこ 〜




2013.3.4 Monday  
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