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2013年2月18日 ・・・ インドへの道

昨日はインド人の知り合いであるモンデルさんのお宅にお伺いしました。
モンデルさん宅に着いてしばらくすると、
同じくインド人で地元広島のマツダに勤めておられるスニルさんという
好青年が訪ねて来られ、
とても楽しい一時を過ごすことができました。

スニルさんは自分が訪ねるインド最南端タミルナド州のすぐ北側
カルナータカ州バンガロール出身です。
バンガロールはITテクノロジーが盛んなインド第三の大都市で、
日本では、聖者サイババのアシュラム(道場)があることで有名です。

スニルさんは五つの言葉を話すことができるそうで、
カルナータカ州の主言語はカンナダ語ですが、
同じドラヴィダ語族に属するタミルナド州の主言語であるタミル語も、
読み書きはできなくても話すことはできるそうです。

スニルさんとは英語で会話をし、時折タミル語の単語を交え、
懐かしいインドの様子をいろいろとお聞きすることができました。

ITテクノロジーの発達は素晴らしいです。
自分が家から持ってきたWiFiルーターにスニルさんのスマートフォンを接続し、
インドとSkypeを使ってテレビ電話で会話を楽しみました。

スマホを持っているのがスニルさん、
そのスマホの画面に語りかけるモンデルさんと
横で微笑むモンデルさんの奥さんです。
画面に映っているのはバンガロールの義父さんです。



三十年前、モンデルさんの奥さん(日本人)がインドにおられた時、
当時のKDDを使って日本に国際電話をすると、
少し話しただけですぐに三千円ぐらいかかり、
毎月何万円という通信費を使っていたそうです。
  (インド人の平均月収の数倍!)

インターネット回線を使って話すSkypeはいくら話してもお金はかかりません。
しかも動画を見ながら話ができるのですから、
まさに隔世の感があります。

先日に引き続いてインドの話をし、英語を使い、
マイ・ソウル・カントリー(魂の故郷)インドへの思いがますます高まってきました。

昨夜もモンデルさん手作りのカレーをご馳走になりましたが、
インド独特の香辛料を使ったカレーはとても美味しく、
その香りと味わいは、インドにいた時の記憶を強烈に呼び覚ましてくれました。



チキンスープカレー、ダルカレー(豆カレー)、おくらカレー、
三種類のカレーをお腹いっぱいになるまでご馳走になりました。

先日はカレーを三杯食べ、
お腹がパンパンで放心状態になったのですが、
今回はその反省もまったくなく、
「ギネスブックに挑戦だ〜♪」と一人叫び、
五杯もカレーを食べてしまいました。 (☆o☆)

いや〜、最高でした♪
けどダイエット中なんですが、どうしましょう?


やっぱりインドとのご縁は切っても切れません。
これだけ深いご縁があるインド、
今度再びインドに行った時は、自分の中で大きな変革が起きる予感があります。

またそうでなければ、この大きな流れの中にある日本を離れる意味がありません。
今日本で、自分の身の回りで大きな渦が起きているにも関わらず、
こうしてインドからのメッセージが途切れることなく来るということに、
驚きとともに喜びを感じます。

インドに行けば無条件に心と体が喜びます。
その喜びの中から、今度はどんな気づきがあるのでしょう。
日本にいても日々ワクワクすることばかりですが、
きっとインドでは、日本で築いたものに新たなまとめをしてもらえるのでしょう。

やはり今の日本での役割をまっとうし、
それにひと区切りつけ、
そこから次のステップとして三度目の南インド訪問の道が拓けるように感じます。


インドに行くためにはいくつかの条件があります。

ひとつ目が、英語力を向上させること。
今度行った時には、これまで以上の深いコミュニケーションを取れるよう
英語力を高めることは自分の中では必須条件です。

二つ目が、仕事の段取りをつけること。
インドに行くとしたら一ヶ月間ほど日本を離れることになるのですから、
その間、これまでの動きが滞りなく進むように段取りを整えなければなりません。
最近はお陰様でいろいろと大きな役割を与えられ、
それらすべてが現在進行中の初期段階ですので、
それらを軌道に乗せることがとても大きな課題です。

三つ目が費用の問題です。
一ヶ月間無収入で旅行をします。
しかも帰国してからまたすぐに経済活動を再開しなければならないのですから、
これをクリアーしなければインドに行くことができません。


今回は三つ目のお金のことについて少し書いてみます。

自分は根っからのボランティア人間で、
お金儲けに対する適性がまったくありません。
以前はそれをなんとかしようと少しは努力もしたのですが、
持って生まれた魂の特質は変えることができないと悟るに至りました。

今の日本は豊かです。
一人暮らしで質素な暮らしをしていれば、
ほとんどお金を使うことなく生活していくことが可能です。

幸い最も大きな財産である健康に恵まれています。
また身近に楽しい仲間もたくさんいますので、
日々喜びに包まれて生活できることに心から感謝しています。

人間の肉体的生命はおよそ百年弱ですが、
魂の命は永遠です。
長年神因縁とともに歩んできて、
また一昨年、神前で誓った己の命の期限が来たことを、
二度の死に目で伝えられた自分にとって、ある意味今は余生であり、
目先の物質的願望よりも、
永遠の魂が喜ぶことをしたいということに意識の主体が向いてしまいます。

たぶんこれから人類(の意識)が進化し、
地球上に持続可能な新たな社会の枠組みを築き上げることができたなら、
そこにはきっと貨幣という概念は存在しないだろうと考えます。

そのぐらい理想的な社会を実現させなければ、
人類が地球上に存続し得ないだろうというのは自分の中での確信です。

そしてその理想の社会が自分の心の中ではすでに構築されているので、
お金に執着することがまったくできないのです。


今から24年前の平成元年、岡山市に住んでいた頃の話です。
岡山には一昨年倒産した林原グループという大きな会社があり、
そこに政木和三という有名な超能力発明家がおられました。
  <発明の神様!政木和三工学博士のプロフィール>

政木先生のエピソードは山ほどあるのですが、それは置いといて ・・・ 、
その政木先生が家族ぐるみで治療を受ける
鍼灸師の貴島先生という方がおられました。

貴島先生は大阪の方なのですが、
新幹線に乗って定期的に岡山に来られ、
当時岡山で親しくしていた人たちが用意した会場で治療会を開いておられました。

貴島先生は鍼灸師ですが、普通の鍼灸治療はされません。
ただみんなに横になってもらい、その間を順番に回り、
両手の指で頭を押さえ、気を流していかれます。

その時に感じるビジョンがものすごいのです。
いろんな色彩が頭の中を駆け巡り、
目を閉じているとまぶたの裏で紫色の渦がグルグルと回転し、
中には言葉によるメッセージを受けたり、
隣で寝ている旦那さんの心の声が聞こえたという方もおられました。

貴島先生ご自身もいろんなものが見えたり感じたりされるらしく、
岡山での治療は一回した受けたことがないにも関わらず、
なぜか自分のことを特に可愛がってくださり、
本やカセットテープ等をいただいたこともありました。

その貴島先生が言われるには、
こういった心霊的な治療をしていると相手の悪いものをもらってしまうことがあり、
気をつけないと自分の寿命を縮めるとこになりかねないのだそうです。
そしてそれを防ぐには、
治療に対して一定の金額を決めず、
相手のいいと思う金額を受け取るのが邪気を受けないポイントだとのことでした。

貴島先生の大阪の治療院に行ったことがありますが、
そこにはたくさんのベッドが並び、
たくさんの患者さんが治療の順番を待っていて、
治療が終わるとベッドの横にあるポストみたいな箱に、
自分の思う金額を入れておられました。

なぜ相手に金額を任せると邪気を受けないのかは分かりませんが、
そのことにとても清々しさを感じ、自分もそれに習い、
目に見えない世界のことを話したり施しをする際は、
相手が感謝の気持として差し出されるものをただ有り難く受け取るようにしています。


繰り返しますが日本は豊かです。
日々ボランティアのようなことばかりしていても生きていけるのですから。
また『捨てる神あれば拾う神あり』、
本当に困った時にはどこかから必ず助け船が出てきます。
これまで何度もその助け船に救助していただきました。

得な道と損な道があり、
ほとんどの人が得な道を行くのであれば、
自分は一人でも損な道を行き、
それでバランスを取りたいと願うタイプの人間ですので、
今の経済社会の中で上手く立ち回ることなどできません。

けれど魂にとってはそれが得な道だ、
そう感じるのですから、そう行動するしかないのです。


それと金銭欲は人間の欲の最も基本的なものですね。
これを手放すように心がけていくと、
出会いのご縁が研ぎ澄まされるように感じます。

ここ最近は奇跡の出会いの連続です。
また金銭欲を手放したから、
逆にそれに関わる話も来るようになりました。

タライの中の水は、手前に引くと向こう側に流れていき、
向こう側に押しやると手前に戻ってきます。

このタライの法則は引き受け気功の根本です。


取り留めのないことを書きましたが、
先のインド行きへの三つの条件は、
すべてが独立し、またすべてが関連しています。
どれかひとつが上手くいったけど、
他の二つが上手くいかないということはあり得ないと考えます。

すべては調和、そしてその調和の上での流れです。
今はすべての流れが順調です。
この流れに乗り、どんなものをも糧として
日々前向きに喜びを持って過ごしていきたいと思います。

早く美味しい本場のインドカレーが食べたいですしね。 (^o^)v



2013.2.18 Monday  
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