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2013年2月3日 ・・・ 魂の故郷
二月に入って今日で三日目、
急に暖かくなってきて、とても嬉しい限りです。
これは季節変化というよりも、
単なる暖かな日が続いたということなんでしょうが、
とにかく寒いのが嫌いな自分にとって、
二月に入り、これから少しずつ気温が上昇していくことは、
言葉にならないほどの喜びなのです。
以前にも書いたように、寒さに特別弱いわけではありませんが、
ただ性分として寒いのが嫌いなのです。
これは過去世で暑いインドの暮らしが長かった影響があるのだと、
勝手に解釈しています。
素晴らしきインドの大地、・・・
前回南インドを訪ねてからもう二年半が経ちました。
今もインドへの思いは胸の中にしっかりと抱えていて、
来月3月には再びインドへ一ヶ月間ほど行こうと、
半年前から頭の中で計画を練っていたのですが、
ここ最近身の回りの変化が激しく、
とても一ヶ月もの間、日本を離れることができない状況です。
今度インドに行く時にはより高い英語力が必要だと考え、
英語学習にも精進していたのですが、 (過去形!)
恥ずかしながら、最近はそれも低空飛行を続けています。 (☆o☆)
外にいる時のiPodによる耳からの学習は続けていますが、
家で机に向かって学習することがほとんどできていません。
けれどこれからはしっかりと英語を学習しなければならないと考え、
克己するためにも、ここで情けない現状を暴露した次第です。
『準備したところに奇跡は起こる』、
とてもいい言葉です。
奇跡が起きてからそれに対処するのではなく、
いつ奇跡が起きてもいい準備をしているところに奇跡が起こる、
その心構えと準備が現実界に奇跡を引き寄せるということです。
こんなことを人様に偉そうに語っているのですから、
自らそれを実践しなければなりません。
インドに行く計画が具体的になってから ・・・ ではなく、
いつでもインドに行くことができるよう、準備をしておかなければなりません。
今日から一日最低20分でも英語の音読をしていきます!!
そしたらインドとのご縁がまた近づいてくるはずですから。
十日ほど前、以前何度か行ったことのあるインド人の経営するインド料理店が、
新しい店をオープンさせるということで、
オープンの日に知り合いに連れられて出かけてきました。
そこで二十年近く前にボランティア関係で知り合い、
その後何度か交流のあったご夫婦と何年かぶりに出会いました。
旦那さんがインド人で、奥さんは日本人というモンデルさんご夫妻です。
そこで挨拶をしていたら話がはずみ、
「また家にいらしてください♪」ということになり、
昨日の午後、広島駅近くのモンデルさんのお宅を訪ねてきました。
モンデルさんはインド東部のコルカタ(旧カルカッタ)に近い町の出身で、
インドに関する話をたくさん聴かせてくださいました。
食べ物のこと、気候のこと、インド人のこと、・・・
インドは日本の面積の約8倍、人口は10倍、
言語は数百あると言われ、全国民が共通で話せる言葉はありません。
そんなインドですから、自分の行く南インドとモンデルさんの故郷とは
食べるものや習慣もかなり異なるのですが、
中には共通しているところもたくさんあり、
そんな話を聴くのはとても楽しいことです。
ハンドルネームとして使わせていただいているパラマハンサ・ヨガナンダ師は、
活動していたところがモンデルさんの故郷と近く、
ヨガナンダのことを話せるというだけでものすごくハッピーでした。
尽きぬ事なく話をしていると夕食時間になり、
特別に用意してくださっていた
モンデルさん手作りのチキンカレーをご馳走になりました。
このチキンカレー、・・・ もうめちゃめちゃ美味しいのです。 w(*゚o゚*)w
これまでカレーは何千食か食べてきたと思いますが、
このカレーはその中でも間違いなくトップクラスです。
何種類ものスパイスを組み合わせて作るそうですが、
その中には日本では手に入らない、
モンデルさんがインドから持って帰ってきたものも含まれています。
インドでは、お客に対してご飯をたらふく食べてもらうのが礼儀であり習慣です。
このめちゃくちゃ美味しいカレーを、
食欲の求めるまま、モンデルさんに勧められるまま、
しっかり三杯も食べてしまい、
しばらくは動くのが嫌になるぐらい超満腹になりました。
奥様にモンデルさんとのツーショットを撮っていただきました。
満腹と満足感で放心状態です。
首からぶら下げているのは100円ショップで買ったケイタイ電話のストラップですが、
これは日本独特の文化らしいですね。
インドでは近年ケイタイ電話の普及率がものすごいのですが、
ストラップを付けたケイタイは一度も見たことがありません。
昨日は春の陽気だったので、
モンデルさんの腰から下は、インドではきわめてポピュラーなルンギーという
巻きスカートのようなものを身に付けておられますが、
「下半身は写真に撮らないでね♪」と言われたので、
上半身だけのショットにしています。
これは5年前に南インドで撮った写真です。
ルンギーを身にまとい、無精ひげの男が一生懸命絵ハガキを書いています。 ^^☆
モンデルさんは達者な日本語を話されますが、
話している途中でかかってきた電話では、
まったく何語か分からない言葉を大声で話しておられました。
後で聞いてみるとヒンディー語だったようです。
モンデルさん、すごいです。
インドでは公用語として英語とヒンディー語を話し、
コルカタ周辺の主要言語としてベンガル語、
さらにローカル(地方)言語としてウルドゥー語とウリア語を話されるそうです。
それらすべてがまったく関連性のない言語というわけではないのですが、
インドで五言語、それに日本語が加わって六つの言語を話されるというのは、
やっぱりものすごいことだと思います。
インドの人たちは、
日本に来てすぐに上手な日本語をマスターされる方が多いのですが、
それは彼らが頭がいいということと、
幼い頃から多言語環境の中で育っているため、
言語に対するセンスがものすごくいいのでしょう。
モンデルさんとたくさんのインド会話を楽しんで、
胸の中にあるインドへの “郷愁” がますます膨らんでいきました。
英語を学習しなければという思いも同様です。
今は日本国内のことだけに日々費やされているのですが、
「“魂の故郷” への思いも忘れてはいけないぞ!」
と心の奥から声をかけられた気分です。 (^-^)
そうしたら今日再び、インドメッセージがやって来ました。
昨年から井上わこ盲導犬プロジェクトという、
クリスマスチョコレートを販売し、
その収益金で目の不自由な方に盲導犬を贈呈するというプロジェクトに
事務局として関わらせていただいています。
そこで知り合った(と言ってもまだお会いしたことはありません)
ヒュッテ桂谷・ランプの宿という山口県の山の中でロッジを運営され、
「ふるさと紀行」という季刊誌を発行されている畑山静枝さんという方から
今日お便りをいただきました。
<山口市 ペンション ヒュッテ桂谷ランプの宿>
このお正月に「ふるさと紀行」とともにすごく達筆で立派なお便りをいただき、
とても恐縮し、畑山さんはかなりの文筆家であると推察しましましたので、
何のお返しもできないのですが、恥ずかしながら、
拙文「母の愛」と「南インドで学んだ喜びと幸せ」をプリントアウトし、
送らせていただきました。
そしたらその返事が今日届き、
インドのレポートを、
是非「ふるさと紀行」に載せさせてもらいたいとのことでした。
インドで感じたことに共感してくださり、
「私だけではなく、多くの人に読んでもらいたい!と思いました」
と言っていただけるのは、とてもとても有り難いことです。 m(_ _)m
これはやっぱりインドに導かれているということでしょうね。
これまでの人生を振り返って、
いつも何かに守られ、
何かに導かれているという感覚を持ち続けてくることができました。
己の能力を高く評価することはありませんが、
理想とボランティア精神は常に心の中に強く抱いていますので、
そのご褒美として、目に見えないアシストを感じることができるのだと思います。
楽しいの故郷インド、
今度行くときは、より深い事故り魂と出会うことができるでしょう。
そのための準備が必要ですね。
『準備したところに奇跡は起こる』のですから。 (^o^)v
『準備したところに奇跡は起こる』ということは、
天外伺朗から学ばせていただきました。 m(_ _)m
2013.2.3 Sunday
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