大麻で地球再生
大麻と聞くと、恐ろしい植物というイメージしかないかもしれません。

けれども古くから日本人は、大麻とは切っても切れない
深い関わりを持っていました。

その大麻の有用性を見つめ直し、
失われた文化を取り戻そうという動きが今徐々に広がりつつあります。

大麻

麻布、麻生、美麻、・・・
日本各地に麻のつく地名はたくさんあります。

広島県にも大朝という町がありますが、
ここは昔「大麻」という地名で、大麻の栽培が幅広く行われていました。

一昨年、大麻の栽培で町興しをという企画が持ち上がりましたが、
法律の壁に阻まれ、思うようにはいっていないようです。

大麻は天皇家の神事である大嘗祭をはじめ、
数々の神事、お祭りごとで使われています。

大麻はパルプの原料として利用価値の高いものです。

大麻は一年草で毎年収穫でき、
木材パルプと比べ、耕地面積当たり4倍の収穫量があります。

大麻の栽培によって、
発展途上国における大規模な森林伐採を食い止めることが可能です。

大麻は土地を肥やす働きがあり、
大麻の栽培地は、他の作物もよく収穫できるようになります。

麻の実は「健康食品」として大変優れています。

「栄養補助食品」のページでご紹介した
「亜麻仁油」、本当に素晴らしいものです。 ← 絶対おすすめです!!

他にも建材、繊維製品、衣料品、化粧品、薬品、用途は数限りなくあります。

効率的で環境に優しいバイオマスエネルギーとしても利用可能です。

   <究極のバイオ・マスエネルギー>
   <あなたの町にヘンプカーがやってくる>

大麻が人体、精神にとって有害であるという説は、ほとんど論拠がありません。

   <大麻の作用に関する研究報告>

大麻の持つ有用性、可能性を紹介しているホームページも数多くあります。
是非ともご参照ください。

   <大麻堂>
   <麻と人類文化>
   <麻 メインページ>
   <大麻情報室>  
   <環境ネットワーク・麻の会>

なぜこれはど素晴らしい価値のある大麻が法律で規制され、
忌み嫌われるようになったのでしょうか。

「裸の王様」の著者、J.ミラー氏はこう述べています。

  『大麻禁止法は一言でいうと、石油産業の策略だった。
   1930年代に起こってきた石油化学産業にとって、
   石油と同等、もしくはそれ以上にさまざまな高品質の製品を生み出すことができる
   大麻という植物は 目の上のタンコブだった。
   当時の産業界では機械油のほとんどが大麻油だった。
   また開発されたばかりのナイロンなどの化繊にとって、
   丈夫なロープが取れる大麻は「石油産業」の強敵であり邪魔者だったのである。
   そこで彼らは1937年、
   アメリカ本国で麻薬取締法の名のもとに、
   大麻栽培を禁止してしまった』


日本も戦後、1948年、アメリカ占領軍から押し付けられる形で大麻取締法が成立、
日本での大麻の栽培は禁止されました。

しかし昔からの神事等で大麻はどうしても必要なので、
都道府県知事の許可制ということで、栽培免許を交付しています。


「3S政策」、アメリカ占領軍が日本を属国化するために
戦後三つの「S」を押し付けたと言われています。

Sex、Sports、Screen
性風俗を乱れさせ、スポーツや映画などの娯楽に打ち興じさせることによって、
日本人の精神を荒廃させ、骨抜きにしようというものです。

真偽の程は明らかではありませんが、
学校教育の荒廃、犯罪の多発化、食の西洋化によってもたらされた生活習慣病の蔓延、
食料自給率の低下、環境破壊。

戦後のアメリカ文化の流入によって、
いい面ばかりではなく、様々な弊害がもたらされたことは事実です。

この大麻の問題にしても、法律、政策の中になんらかの意図的なものを
感じざるえません。

今こそ本当に価値あるもの、日本古来の伝統文化を取り戻すべき時期です。

生活を豊かにしてくれる素晴らし大麻、
この大麻を見直すことも、そのひとつの大きなキッカケとなるはずです。

2004.12.02 Thursday



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