捨てる勇気
やばいです。またパソコンの調子が悪くなりました。

夜中突然にインターネット接続ができなくなり、
Yahoo のカスタマーサポートに電話しましたがダメでした。

ローカルエリア設定がうまくいかず、システムの復元もできません。
これはたぶんOS(Windows XP)を再インストールしなければ復旧不可能でしょう。


今日のテーマは「捨てる勇気」、
ちょうどパソコントラブルともリンクしているかもしれません。(;^_^A

「簡単ストレス解消法」でご紹介したこちらの本、
本当に素晴らしいです。

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門

このホームページに書いている様々なこと、
私自身の決意表明の意味も含まれていますので、
すべてがきちんと実行できているわけではありません。

私はどちらかというと貧乏性で、
こまごまとしたものまで取っておかないと気がすまないタチです。

大昔読んだ本や書類、二度と使わないであろう雑貨、文房具、
ここ数年間袖を通したことがない洋服など、
捨てきれないものが山のように・・・と言うほどではないですが、
かなりの量部屋の中で眠っています。

生理整頓も苦手で、若い頃は部屋の中はちらかり放題でした。

四十数年生きてきて、お陰さまで少しずつ部屋をきれいにする
習慣が身についてきましたが、
なにせ物持ちなもので、部屋の中のどこに何があるのか、完全には把握しきれていません。

不要なものが多すぎて、きちんと分類して収納できていないということです。

本当に必要なもの、価値あるものの在り処(ありか)がハッキリとしていないため、
そのものの価値を失ってしまっているという悲しい現実です。

これまで整理、片付け、情報活用に関する本は何冊も読んできましたが、
この「ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門」は、
これまでのどの本よりも私にとって価値あるものだと感じています。

上の画像をクリックし、アマゾンのページに入ってください。
「続きを見る」をクリックした下の画面に何人かの読者の感想
「カスタマーレビュー・ピックアップ」が載っています。

今日現在41件、すべてのカスタマーレビューを読むと、
この本の内容の一端とその価値を知ることができるでしょう。

モノを捨てる技術、方法論のみを紹介しているのではなく、
モノを捨てられない心の奥底には、どの様な囚われが潜んでいるのかという、
モノと心の関係性を深く掘り下げて解説しているところにこの本の価値があります。

モノを捨てようと思い部屋を整理していてよく分かりました。

必要性のほとんどないものでも、捨てられないものというのは、
自分が最も執着と恐怖心を持っているものだということが。

食べる物で苦労した人は、
いつまた食べるものが無くなってしまうかもしれないという恐怖心が捨てられず、
食べ物に執着し、溜め込んでしまいます。

貧乏性とは、モノに対する恐怖心が捨てられないから心が貧しいということなのですね。
よく分かりました。

モノと心は表裏一体です。

モノへの執着を捨て去ることで、心の囚われを無くすることができるということを
この本が具体的に教えてくれます。

早速一番執着のあるものを捨て去る決意をし、棚から取り出しました。

勇気がいりました。

捨てるという具体的な行動にではなく、捨てようと決心することにです。

一旦決意をし、棚からモノを取り出せば、あとはゴミの収集日が待ち遠しく感じられます。
モノに対する執着を取り去れば、心が楽になることを本能的に知っているようです。


以前も書きましたが、今流行のプラス発想、自己実現、潜在意識活用というのは、
ほとんどが「モア・アンド・モア」の世界、
より高い知識を身に付けて、たくさんのお金、情報を手に入れ、
より物質的に豊かにならなければ幸せになれないという
究極的な自己否定の考え方が根底にあります。

この本はその逆です。

余分なものをどんどんと捨て去ることにより、裸の自分自身を見つめ、
素のまま、生まれながらにして持っているその輝きに目を向けようというものです。


ガラクタを捨て去って、自分の中の「いいとこ探し」をしたいものです。

いい本と出合うことができ幸せです。

あとは実践するだけですね。(*^o^*)

2004.11.30 Tuesday



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