悠久の大地 我が心のインド
ヨガナンダ > 我が心のインドインドの旅2014 > 2月11日 チェンナイ

2月11日 チェンナイ


ヨガナンダのホームページ

我が心のインド




メールをお待ちしています

今朝もいつもと変わらぬ心地よい朝の始まりです。
キッチンから野菜くずを持って歩いている男の子たちと出会いました。
今日はこの子たちがウサギの餌やりをしています。



キッチンに牛乳配達の人がバイクで牛乳を運んできました。
販売する側の容器から買う側の容器へ直接移す、これがインディアンスタイルです。



今日はこの野菜を炒めるようですね。
インドの野菜はどれも新鮮でエネルギーに満ちています。
ホント、体でそう感じますよ♪





ラッティカラメリーがこれから歯を磨きます。
彼女は自分の持っている歯磨き粉を使っていました。
  ・・・ 一部の可愛い女の子に写真が集中して申し訳ございません。 m(_ _)m



僕たちが使う石けんもいろんな種類があるんだよ♪



豪快に水浴びするのが男の子の元気の証です。



細長くて薄い木の板に何か文字が綴られています。
これはヒンズー教で用いるティルクラルというものだそうてす。



昨夜から昨年に引き続き、持参の折り紙で鶴を折っています。
子どもたちは折り紙(コックー)が大好きで、折り鶴は大好評です。



このおじいさんは門番他いろいろとホームの雑用をこなしておらます。
太い木から薪を作る時は、まず最初にこうしてくさびを打ち込みます。



ホームの中の植物にも定期的に水を撒いています。
その水を撒くためのホースはこんな風にところどころ穴が開いているのです。



あれっ、三日前にほとんど葉っぱがなかった木に、
もう随分と葉が生えています。
スレッシュによると、来月初めの帰国直後には青葉が一面に茂るそうです。



大きな葉っぱの木のあるところでは、一カ所でこんなに落ち葉が集まります。



これはスレッシュの自宅にあった櫛です。
カラフルでいかにもインドらしい色合いです。



こういった日用品は定期的に補充されます。
女の子にこの写真を見せたところ、まだ知らなかったらしく、
歓声を上げ、興味深く見ていました。
女の子にとって櫛は大切ですからね♪

ほらキレイでしょ♪と女の子がオレンジ色のサンフラワーの髪飾りを見せてくれたので、
他の子にもらったハイビスカスをそれに加えて付けてあげました。 (^o^)v



今日も学校でしっかり勉強しようね♪



バ〜イ♪ ブラザ〜♪ 行ってきま〜す♪



今日は火曜日、子どもたちの送迎の後、マーケットに買い出しに出かけました。
今回はスレッシュがチェンナイに用事で出かけたのでスレッシュはおらず、
代わりに奥さんとスタッフの女性二名が同行しました。

自分は元気が取り柄のマーケットの人たちに写真を渡さなくてはならないので、
一人で写真屋さんに向かい、その後いつもの果物屋さんで合流することになっています。

マーケットは今日も喧噪に包まれています。





マーケットの中はいろんな店が所狭しと建ち並び、
通路は複雑に入り組んでいて、
一人で目的の店まで行けるかどうか不安だったのですが、
なんと完璧に無駄な道を通らず行くことができました。
これはほとんど奇跡のようなものです。 ^^☆



果物屋の周りの人たちに写真を渡すと例によって大喜びです。
写真が好きなのと、デジカメ(ニコンD7000)の写りが素晴らしいと感じているようです。



彼らの話す言葉はまったく分かりませんが、
会話の中で “スーパル・キャメラ” という単語を何度も耳にしました。
日本製品はインドではきわめて信頼性が高いのです。 (^o^)v

待っている間、大きなブドウを一房いただきました。
日本のマスカットと同じ味です。



何かの儀式でしょうか、このおじさんが突然やって来て、
店先にあった白い固形燃料のようなものに火を付け、
ぐるぐる回したりしています。



ちなみにこのおじさん、店先にやって来た時、
横の椅子に座って食べていた自分のブドウを数個つまみ、
勝手にむしゃむしゃ食べていました。 (^◇^;)
インドではこんなこともノープロブレムです。

果物屋で合流したスタッフのスペンドラムとともに車を駐めている場所まで戻ります。
今回は少しのお土産とともに目覚まし時計をゲットしました。
クオーツのアナログ型置き時計で、150ルピー、二百数十円です。
これで安心して寝られます。 ^^☆

途中の雑貨の並ぶ露店でライターを買いました。
日本の百円ライターとまったく同じ形で10ルピー、約17円です。



車にはこんなふうに食材を積んで帰ります。
火曜と金曜、週に二回の定期行事です。



ホームへの帰り際に燃料を入れました。
軽油がリッター58.91ルピー、
97円ぐらいですから日本よりも少し安いですね。



ガソリンスタンドに入った時、店員たちがアイスクリームを食べていて、
給油も当然アイス片手に行います。 (;^_^A
その様子を写真に撮ろうと車窓からカメラを構えていたら、
それが見つかり、また何やら楽しそうに騒ぎ出したので、
外に出てしっかり撮らせていただきました。 ^^☆



ホームではスタッフが昼食です。
インドの昼食は、二時ぐらいとか日本よりも少し時間が遅いようです。



ホームに帰ってきた男の子、まずは元気に水浴びです。





わ〜い♪ 僕にも写真を撮らせて〜♪
いつもボケボケになっちゃうけどね〜♪



夜の礼拝は、最後に小さな男の子が前に出て、何かスピーチをしていました。
その男の子が出口のところに立ち、みんなに小さなキャンディーを配っています。



みんな甘い物が大好きだよね。 ^^☆



今日はきれいなサンフラワーを髪に付けている女の子が何人かいたので、
バックから写真を撮らせてもらいました。
これから急に暗くなるので大急ぎで声をかけたら、
みんなキャーキャー言って大喜びしてくれました♪



マニキュアの写真も撮ってちょうだい♪



暗くなっても写真を撮れという要望はつきません。
これは男の子のコテージの前、
チェンナイのホームには、子どもたちが暮らすコテージが七つあります。



男の子のコテージに入るとまた大騒ぎ、
それを管理するティーチャー、正式にはハウスペアレント、ハウスマザーと言うのですが、
その役割はまさに肉体労働です。 (;^_^A



女の子のコテージでは、またコックー(折り紙)、コックーと大騒ぎ、
不平等になってはいけないので、懸命に折り鶴を折り続けました。

その間、まったく知らない間に何枚も写真が撮られていました。
例によって、ほとんどがボケボケ、構図もめちゃくちゃな写真ばかりですが ・・・ 。 (^◇^;)





一心不乱に折り鶴に取り組むブラザーです。
本当は折り方を覚えてもらいたいのですが、子どもには少し難しいみたいです。



勉強が終わって8時半からは晩ご飯の時間です。
右に座っているセルヴィーは、今日はお腹の調子が悪くて学校をお休みしていました。
けど夕食はちゃんと食べられるようになったみたいでよかったです♪



あ〜、写真撮っちゃダメ〜♪ 珍しくギータがさんなことを言っています。



けど撮った後は、「見せて〜♪」とカメラの所に嬉しそうに駆け寄ってくるのですから、
女心は複雑です。


食事が終わった夜遅く、チェンナイから帰ってきたスレッシュと会いました。
チェンナイなら直せるところがあるだろうと話していたトランクケースのキャスターが、
なんと見事に修理されているではないですか。 (^o^)v



左側がオリジナル、右側が台座を含めて完全に新しいものと入れ替わっています。
右側の列は持ち手のある側なので、ケースを傾け、持ち手を持って引っ張る時は、
そちら側にだけ負荷がかかり、どうしても壊れやすいのです。

壊れたキャスターと台座、そして壊れかけていたもう一方の右側のキャスターも
新品に入れ替わっていました。

インドの職人魂はすごいです!!
半端なく感心しました。
昨年修理してもらった時も感じましたが、
こういった適時応用の利く修理文化というものが、
自然に優しく、自然と密着した本当の意味でも豊かさなのだと思います。

何事も効率を求め、使い捨てが簡単だと無駄な資源を浪費し続ければ、
いつか自然から大きなしっぺ返しを食い、
人の心も本来のあり方から離れていってしまうように思います。

日本では少し前にエコポイントというのがありましたね。
テレビを見ない、あるいは以前からのテレビをデジタル対応にして見る人には
まったく恩恵がなく、
新しくテレビを買い換える人、
しかもより資源を消費する大型のテレビを買う人に大きな恩恵がある、
あのエコポイントのエコは、
エコノミックス(経済)のエコではなく、エコロジーのエコだとはまさに笑い話です。


インド人の生き方がすべて素晴らしいわけではありませんが、
その中から、日本人が学ばなければいけないこと、
また思い出さなければならないことは多々あると感じます。

その大元はやはり自然ですね。
人間が自然を征服し、自然から離れようとしていい結果が生まれることはありません。

本来日本には、自然と調和し、共生して暮らす素晴らしい文化があったはずです。
ただそれを取り戻すだけでいい。

人間は自然の一部であり、それを越えることはできません。


チェンナイのホームで過ごした日々も明日でいったん終了、
明日は午前中に次の目的地であるトリチーに移動します。
チェンナイは日本に戻る直前の数日間また過ごす予定です。



ひとつ前へ ヨガナンダ インドの旅2010 次へ
Link Free
Copyright 2008 Sakai Nobuo All right reserved.