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2月8日 チェンナイ


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カストゥーリーという女の子、今朝は料理で使うキーレイの葉を摘んでいます。



キッチンでは子どもたちが料理のお手伝いです。



キッチンに行くと、たいてい「食べてみろ♪」と何かを渡され、
つまみ食いをするのです。



アンシモールのお母さんはキッチンスタッフで、
お母さんのそばがいいのでしょう、
ホームの中にある自分たちの家ではなく、キッチンの片隅で寝ています。



料理を作ってくれるのはこの四人です。
右の二人はコテージのティチャーもしています。



カストゥーリーは今度はディッセンバーを摘んでいますね♪



アンシモールが自分たちの家に来いと招いてくれました。
左は弟のアスウィンです。



わ〜い♪ 男の子たちは朝からパワー全開です。



さっき摘んでいたディッセンバーを早速髪飾りにしています。



こちらは男の子たちの水浴び、今朝もやはり少し肌寒く感じます。



寒くても一気に何杯もの水を浴びればへっちゃらです。
この勢い、写真からもきっと伝わるでしょう。







洗濯も水浴びも、みんな各自のペースで行います。
だって寒いからなかなか水を浴びたくないですよね。



あれっ? アナマーレイがズボンを後ろ前反対に履いてますね! ^^☆



女の子のコテージに行くと、
さっきのディッセンバーの髪飾りが無造作に窓際に置かれています。
絵になりますね♪



その写真を撮っていたら、私たちも撮って〜♪と何枚も写真を撮らされました。 ^^☆







これはスレッシュの自宅の横の木、
今は枯れていて葉がありませんが、
あと一週間もすると一斉に葉が芽吹くそうです。



子どもたちからもらった木の実や果物、
子どもたちはいろんな知らない食べ物を手渡してくれますが、
一応はそのすべてを口に入れることにしています。



今日は土曜日で、学校がお休みの子たちがいて、
みんな勝手にiPad を触って楽しんでいます。



横でパソコンに向かい写真の整理などをしていますが、
子どもたちが常に話しかけてくれるので作業になりません。 (;^_^A



パソコンにはマックのシールが貼られていますが、
Windowsパソコンです。念のため。 ^^☆

結局iPad もパソコンも子どもたちの遊び道具になりました。



お昼は子どもたちと一緒に食べたのですが、
2時過ぎに、スレッシュからスギラ夫妻とともに
スペシャルランチをするから食べに来いと誘われました。

子どもたちとばかり遊んでいて、彼らとほとんど交流がないので、
食事ぐらいはお付き合いしなければなりません。
こちらが昨年末に結婚した新婚のスギラ夫妻です。



オニオンサラダ、チキン、チキンブリアーニ、
どれも素晴らしく美味で、
かなりお腹がいっぱいになるまでがんばっていただきました。 (☆o☆)





コテージに戻って作業再開、やっぱりこっちの方が落ち着きます。



日本から持ってきた数少ない動画を子どもたちに見せると大喜びです。



可愛いラッティカラメリーは水族館で撮った動画がお気に入りで、
三回も見せて欲しいリクエストしてくれました。





素人が撮った水族館の魚やサメ、アシカ、シロイルカの動画です。
たぶん彼女は水族館に行ったことなどないでのでしょう。
そして動画でこんな魚たちの生態を見る機会にも
ほとんど恵まれなかったものと思われます。

物質的に恵まれ、いろんな楽しいところに行けることだけが幸せとは限りません。
幸せになるのに条件は必要なく、
この子たちのように質素なホームにいても幸せになることは十分に可能です。
そのことをこのインドのホームの子どもたちからしっかりと教えてもらいました。

けれどそれは頭で理解していることであり、
感情はそれを受け入れることができません。
ラッティカラメリーが嬉しそうに歓声を上げながら
動画を食い入るように見つめる姿を思い出し、
部屋で一人涙しました。
そして今こうしてパソコンを打っていても涙がこぼれます。

これまで子どもたちから何度泣かされたことでしょう。
この涙、これからの糧とした大切にしていきます。


ここはホームに水を供給する大きな井戸です。
この他にも、ホームの中には使われていない大きな井戸があります。



子どもたちと遊んでいると、山羊を連れて歩いている姿が見えました。
翌日のメニューがマトン・カレーなので、その材料となるのでしょう。
インドでは、すべてのものの生死が日本よりはるかに身近です。



これはコテージでの飲み水を酌んでいるところです。
水はいったん煮沸したものを飲むのです。



さあ、夕食をコテージまで運びましょう♪



夕食後はまた大写真・動画鑑賞会です。
まるで日本の昭和三十年代のはじめ、
町の街頭テレビに人々が群がった時みたいですね。



スレッシュの家に行くと、ジーナとタンビから日本語の挨拶を教えて欲しいと頼まれました。
南インド チェンナイには日本企業がたくさんあり、
日本語学校も数多くあるとのこと。
日本語を学ぶのはきわめて難しいですが、
日本語を話すことができれば高給を得られるそうです。



スレッシュ一家と話をするのは英語ですが、
まだまだ自分の英語が幼稚園レベルなのでコミュニケーションを取るのに苦労します。
彼らの英語はほぼ完璧であるにも関わらず、
日本人はどうしてこうも英語がダメなのでしょう。
聞いてみると学習期間はそんなに差がありません。

昨年と比べて英語力は半歩前進したように思うのですが、
まったく不十分で、新たな学習意欲が湧いてきます。

インドにいて、インドの日常に溶け込み、
このままずっとインドにいたいという気持ちと、
日本に戻り、新たなことにたくさん取り組んでいきたいという気持ちが
複雑に交錯します。



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