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2月7日 チェンナイ


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今朝は午前6時過ぎの起床時間に男の子たちのコテージに入りました。
ちょうどみんなが起きようとしている頃、まだ眠たそうですね。



各コテージには担当するティーチャーの部屋があり、
子どもたちとともに泊まり込みで生活をしています。
さあ、洗濯物と洗顔道具を持って出発です。



「ウオッシング、ウオッシング♪」、
まずは洗濯をして、冷たい水に体を慣らします。



スレッシュの家では、息子のタンビが朝の支度をしています。
彼はチェンナイの大学で建築を学んでいて、
スクールバスの通る近くの駅まで毎朝6時半に車で送ってもらいます。
部屋の中でスニーカーを履き、磨くのがインド風です。



女の子はホームの端っこにある水槽で水浴びをしています。
コテージの前には、学校に持って行くリュックサックがすでに並べられています。



こんなのも学校に持って行くんですね♪



洗濯、水浴びが終わった男の子、ちょっぴり寒くて震えてしまいます。 (>_<)



水浴びの時は歯も磨いちゃいます♪



朝靄に包まれたキッチンには、担当の子が朝食を受け取りに来ています。



子どもからのリクエストで、手のひらに名前をサインしました。
子どもたちのノートには、自分や子どもたちの名前を何度書いたか分かりません。



可愛いラッティカラメリーは掃除もキチンとするのです。
今朝もほうきの跡がとても美しく描かれています。



朝靄の中、光の帯がキレイですね♪



一カ所に落ち葉を集め、それを運ぶバケツがない時は、
この様にほうきを扇のように広げて載せるのです。
与えられた条件の中で最善を尽くす、それが自然にできる子どもたちは素晴らしいです。



ブラザ〜♪ 今日も一緒にご飯を食べようね♪



今朝は日本から持参したとろろ昆布を初めて食前に食べました。
子どもたちにはなんだか気持ち悪いものに見えるらしく、
手に持って大騒ぎしています。



さあ、身だしなみもバッチリです。
いよいよ学校に出発です♪



バスの中でも写真を撮れとか、撮った写真を見せろとか、
カメラを貸せとか大騒ぎです。




今朝はスレッシュたちとともに、
子どもたちを送った後のバスで再びマーケットに行きました。

これは子どもたちによると “スワミ” なのだそうです。
お坊さんのこともスワミと言いますね。



並べられたたくさんのスイカ、一日でこれら全部が売れるのでしょうか?



f昨年インドで買い、日本でも夏場にずっと履いていたサンダルが壊れかけなので、
新しいものを買いに行きました。
まずは足のサイズを測ります。



サンダルはタミル語でチャッパルと言いますが、
昨年買ったものは400ルピー、今回買ったものは500ルピー、
これに1.6ちょっとをかけると日本の円に相当します。
インドの物価水準から考えると、チャッパルはちょっと高めのように感じます。



前回マーケットに来た時に撮った写真をいろんな店の人たちに配ります。
写真が好きなのと、 “ジャパン・キャメラ” は写りがいいのでしょう、
みんなお喜びしてくれます。 ^^☆





再び写真を撮れとまたまた大騒ぎです。
バナナを持っている女の子、可愛いですね♪
彼女も恥ずかしがっていましたが、結構嬉しそうです♪



みんないろんなポーズをつけて写真に写りたがります。



ハイハイ、次回マーケットに来た時にまた写真をお渡ししますね。 (;^_^A



ホームではいつも蚊に悩まされるので、
蚊対策として長ズボン(トレパン)を二本買いました。
一本500円前後と安価ですが、
買った直後からすぐ縫い糸がほどけてしまうのがインディアン・クオリティーです。 (☆o☆)

電気ショックで蚊を叩き落とすモスキート・バットも買いました。
「中国製ですぐに壊れるから丁寧に扱え」と言われましたが、
充電式で220ルピー、400円弱、これがあるととても心強いです。



買い出ししたブドウを少しもらってその場で食べました。
とっても “ルシー(美味しい)” です。



今回買った魚はこんな大きなものです。
インドの魚は大きくても小さくても、・・・ やっぱり苦手です。 (^◇^;)




4時前になって子どもたちを迎えに出発です。
この子たちともすっかり仲良しになりました。
ホント、めっちゃ可愛いでしょ♪





地元の村から来ているパラメッシュワリー姉妹のご両親が、
送迎バスのところに来て娘に話しかけ、お菓子を手渡していました。
お父さんは目が見えない方のようです。



ウシャティーチャーはみんなからウシャマーと呼ばれます。
ウシャマーがまたまた写真鑑賞です。



バスは子どもたちを乗せてホームに戻り、
再び二度目のお迎えに向かいます。
この日の二度目のお迎えの時は、
もうすでに子どもたちはバスの停まるところで待っていました。



さあ、おやつの時間です。
今日マーケットで買ってきたブドウが子どもたちに配られます。





今日は自分たちのコテージの中でジャスミンの髪飾りを作りましょう♪



上の写真左端、美人で頭のいいサティアが描いたイラストです。
普段とてもしっかり者で大人びていますが、
描いているイラストは子どもっぽいので嬉しくなりました♪





ハイ、髪飾りの出来上がり、とてもいい香りがします。



夜はスレッシュの家にトリチーのホームのオーナ、クマールの娘二人、
そしてカニャクマリのスギルタンの娘スギラが夫婦で来ていたので、
スレッシュの家で夕食をいただきました。

魚料理は調理法がシンプルで臭みを取ったりする工夫がないのでイマイチです。
チキンやマトンは素材自体が圧倒的に美味しいので、
最高に深みのある味で食べられるのですが ・・・ 。



日本から持ってきた激辛ラーメンをまた作りました。
その辛みいっぱいの匂いは、ちょっと吸い込むだけで咳き込むほどで、
辛さに強いインド人たちも日本人同様に咳き込んでいました。
けど食べるのはとくに汗もかかずに平気です。




こうして日記を書いていて、
実際にインドで感じる空気感、
そこから生じる思いの何分の一が通じるのだろうかと思います。

19年前に母が亡くなった時に、
愛とはパワーやエネルギーではなく、
変わることのない状態の中に存在するのだということを教えられました。

普通海外に行くと、その “非日常性” から、
何か変化があることに喜びを見いだそうとするのが一般的ですが、
今回インドの子どもたちから、
非日常性という “変化” ではなく、
変化しない安定した流れの中に深い幸せの本質があるということを教えてもらいました。

変化はその様子を描写することは容易ですが、
安定した状態は、それを言葉や画像で表現することは困難です。

それは知ること、教えることではなく、
自らが感じ取る中に存在するからでもあります。

けれどここインドで感じた深い喜びは、
国や経済、社会の状態が違っても、どんな条件であったとしても、
その思いと行動があれば必ず具現化できるものであると信じます。



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