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2月5日 チェンナイ


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今朝も午前6時頃からスレッシュの家で男の子たちが勉強しています。
自分が行くと騒ぎ出すものの、本当に真面目によくやっていると思います。





毎朝の行事である洗濯、水浴びは、ずっと見ていても飽きません。
「そんなに擦らなくても ・・・ 」と思うぐらい、
子どもたちは何度も丁寧に石けんを衣服に擦りつけ、
服が傷まないのか心配になってしまいます。



キッチンでは朝食の準備が進んでいます。
朝は肌寒いので、火のそばにいると心地よく感じます。



キッチンから再び水槽の所に行くと、
洗濯が終わった子どもたちは水浴びをしていました。
近くにいると水がかかってしまいます。



タオルも一緒に洗濯をするので、ほとんど濡れた状態で服を着ている子もいるのですが、
元気いっぱいの子どもたちはノープロブレムです。



まったく言葉は分かりませんが、
子どもたちと一緒に礼拝に参加するのはとても楽しみです。
十数分間の朝夕のお祈りです。



ホームには可愛い動物がたくさんいて、
ウサギにキッチンから出た野菜くずを餌として与えます。



ラジははしゃぎ回る子どもたちをいつも叱りつけて指導していますが、
愛嬌のある性格で、子どもたちからはとても慕われています。



手の平に描かれたコーン、手や足や首回り、髪の毛、・・・・
インドの女の子は、小さな頃からいろんなおしゃれを楽しみます。
とっても自由でいいですね♪





さあ、今日も一日がんばるぞ〜♪
男の子たちのそばに行ったら、写真を撮るまで帰してくれません。



バ〜イ♪ いってきま〜す♪
左の子は頭のところにリスを持参して登校です。



ホームに戻るとスタッフみんなで椰子の実を採っていました。



上に登った人がカマのようなものでひとつずつカットしていきます。




子どもたちが学校にいる間は束の間の自由時間、
まずは夜安眠ができないのでお昼寝、
その後はパソコンを触ってこの日記を書いたり、
キッチンに行ったり、あるいは学校を休んでいる子と遊んだりするのです。

午後4時前、いつものようにプライマリースクールに行くと、
すっかりおなじみになった子どもたちが大歓声で迎えてくれます。



インドの子どもたちはみんなとってもフレンドリー、
送迎の行き帰りのバスの中から子どもを見かけると、
必ず手を振って微笑んでくれます。
もう気分はムービースターです。 (^o^)v
さらに写真を撮ると大喜びですしね♪



学校の近くにある家の前に描かれたコーラムを撮りました。
もっともっとカラフルできれいなものがありますので、
また機会があれば写真をアップします。







今日は、昨日半年ぶりに写真を撮った女の子のお母さんも一緒に撮りました。
カメラを構えるとみんな自然に集まってきます。 (;^_^A



行き帰りのバスはたくさんの子どもたちでギュウギュウ詰め、
そしていろんなお喋りをして大騒ぎ、
子どもたちは現地語であるタミル語の分からないへんてこりんな日本人に、
タミル語の歌をおかしな発音で歌わせるのが大好きで、
何度も同じ歌を歌わされ、みんなに大笑いされました。

みんなで大騒ぎしていると、ガタゴト道に揺られていることもあって、
目の前の床に座っていた男の子の頭がメガネに当たり、
メガネのフレームの一部が壊れてしまいました。

少し動かすとレンズがポロリと落ちてしまう状態ですが、
メガネに大きな衝撃を与えない限りなんとか大丈夫です。
下の写真は翌日スレッシュに瞬間接着剤を買ってきてもらい付けたところです。



子どもといたらいろんなことがありますね。
けど無事急場をしのいだのでノープロブレムです。

ホームでは、ラジたちが椰子の実を割っています。
テンガイと呼ぶそうです。



4時過ぎにホームに戻ってからは、
おやつを食べたりして、6時の礼拝までは自由時間です。



大きな女の子たちは、スレッシュの家でジャスミンの花飾りを作ります。



それを見守るスレッシュの奥さんとフサティーチャー。



男の子のところに行くと写真を撮れとうるさいので、
コテージの屋上に上り、そこから写真を撮りました。
何をしても大はしゃぎです。 ^^☆





かなりたくさんの椰子の実が割れました。
力仕事は男の子たちの担当です。



ジャスミンの花はこんなにきれいな飾りになりました。
女の子たちの笑顔も、ジャスミンに負けないぐらいキレイですね♪



これは礼拝が終わってからの学習時間、
子どもたちみんなで共有している赤ちゃんのぬいぐるみを抱いています。





床に直接テキストを置いてよく勉強ができるなと思いますが、
もうそれに慣れているのでしょうね。
それとやはりしっかりと身体ができています。
心身ともに逞しさが違います。



昨年ホームを訪ねて最も感じたこと、
勉強、食事、その他生活全般、
子どもたちが何かをするために、条件はいりません。
どんな環境の中でもそれに適応し、その中で精一杯の行動を取る、
そんな逞しさがこのインドのホームの子どもたちにはあります。
これはよりよく生きていくためにもっとも大切な根源的な力です。

日本人は大人も子どもも、
このインドのホームの子どもたちから学ぶべきところが大であると感じます。

子どもたちが自分が描いた絵を写真に撮ってくれと持ってきます。





みんな上手に描けてますね♪
子どもたちの、その逞しくも楽しく学ぶ姿勢には感動させられます。









礼拝堂では、フサティーチャーの指導の下、
高校生たちが数学を勉強しています。



この日は電圧が低く、直菅型蛍光灯の明かりが点りません。
けれどそんなことで騒ぐことなく、みな淡々とノートに目をやっています。
子どもたちにテキストはありません。言われたことをノートして学ぶだけです。

この写真では部屋はそこそこ明るく見えますが、
これはISO6400で撮ったもので、実際は薄暗がりといった明るさです。



いやいや、本当にすごい、素晴らしい!
子どもたちの持つ生きる姿勢、それを支える身体の姿勢、
とても深く感じ入ります。

できるならば、一人でも多くの日本人にこの “姿勢” の素晴らしさを間近で感じてもらい、
今の日本が抱える大きな問題を解決する一助にしてもらいたいと願います。
この姿勢、やっぱりこれが根本です。

高校生たちが勉強している間、
他の子どもたちはコテージで二時間弱過ごすのですが、
まだ小さな子どもたちには、
そんなに長い間勉強し続けることは困難です。
時には子ども同士息抜きをし、自由に過ごしています。

コテージの中の部屋の入り口に座っている子がいたので、
コテージの外からそっとカメラを構えました。
けれどすぐに見つかってしまい、シャッターを切る時にはこちらを向き、
赤ちゃんぬいぐるみを持ち上げてくれました。
お気に入りの一枚です。 ^^☆



ブラザー♪ 今日も一緒に晩ご飯を食べようね♪



こんな素敵で素晴らしい子どもたちからブラザーと呼ばれ慕われ、
上げ膳据え膳で食事をともにさせてもらい、
それでまた子どもたちから喜んでもらい、・・・
もうこれ以上を望むことのない最高の世界です。

このご恩、子どもたちにどうやって返していけばいいのでしょう。
こんなに素晴らしい学びを、
これからの人生、どのように活かしていければいいのでしょう。

深い喜びとともに、将来に対して心地いいプレッシャーと希望を感じます。



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