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2月4日 チェンナイ


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今朝も午前6時過ぎ、ホームの中を歩き回っていると、
スレッシュの家の周りで早くも男の子たちが勉強をしています。



水槽の周りでは小さな男の子たちが水浴びです。
今の時期は寒暖の差が激しく、夜明け頃はセータを着こみたいぐらいの気温で、
冷たい水を浴びるのはちょっとした行をする気分です。



それでも男の子たちは元気いっぱい、はしゃぎ回っています。



キッチンから係の子が自分のコテージの朝食を運んでいます。
毎食のメニューは、一週間のローテーションでキチンと決められています。



スレッシュの家の前を通ると、温かいコーヒーを飲んでいくようにすすめられました。
その時テーブルの上にあった広告です。
地元の町で散髪が90ルピー、約150円ほど、
髪の毛がかなりボサボサになっているで散髪してもらいたいですね。



スレッシュの家を出てすぐ左前の方に
イングリッシュ・ミデイアムの女の子たちのコテージがあり、
その周りをきれいな制服を着た子どもたちがほうきを持って掃き掃除をしています。



昨年も同じポーズの写真を何枚も撮りましたが、
子どもたちの身体の動きは無駄がなくとてもキレイです。



みなそれぞれ掃除をする場所が決まっています。



子どもたちはいろんな理由をつけて写真を撮ってもらいたがります。
これはプーアラシーという女の子のノート、とてもよくできているのだそうです。



この赤ペンで書かれた先生のサインがチェックポイントです。



子どもたちのノートはいろんな絵が描かれていたり、
図があったり写真が貼られていたり、
またカラフルな色が塗られていてとてもキレイです。



では、今日も元気に行ってらっしゃ〜い♪




子どもたちは二回に分けてバスで学校の近くまで送迎してもらいますが、
スレッシュたちがマーケットに買い出しに行く時は、
二回目のバスにスレッシュも乗り込んで、
子どもたちをバスから下ろした後、
そのままチャンガルパットというマーケットに向かいます。

あいかわらずマーケットはゴミだらけで雑然とした雰囲気です。
左のおじさんは立ち小便をしています。



こんなニワトリの親子もいたりします。



ゴミだらけの町とは好対照に、売られている花はこんなに色鮮やかでキレイです。





トマトはタミール語でタッカリー、
ここ南インドではいろんな料理に活用されています。



ホームのスタッフの人たちが写真をプリントして欲しがるので、
スレッシュに連れられて写真屋さんに寄りました。



そこにいた男の子、おめかししていますね、
今日は記念写真を撮ってもらうようです。



お母さんもとてもきれいな方でした。



花やバナナ、インドの露店の店先は色鮮やかなもので埋め尽くされています。



地元産のパイナップルは、日本で売られているものとは少しだけ形が違いますね。



ぶどうもポピュラーな果物です。



いつもスレッシュとともに立ち寄る果物屋さんの前にあるお店です。
後でこれらの写真をあげたら喜んでくれました。





半年ぶりに会ったこのおじさんは、日本から来た珍客を覚えてくれていました。
両手でインド流魚のポーズを作っています。



とにかくまた例によって写真を撮れといろんな人に声をかけられます。
南インドの人たちはみな社交的で陽気ですが、
マーケットの人たちは特に明るく積極的な気がします。
日本でも商売人は明るい人が多いですからね。



ちょっとピンぼけですが、こんな写真も撮ってくれました。




マーケットからホームに戻って昼寝をし、
4時前になったら子どもたちを迎えに行くバスがホームを出発します。
最初に行くプライマリースクールのすぐ近くのバスを停めるところの家には、
庭で牛が飼われています。



学校に近づくと子どもたちが大騒ぎするので、
少し離れたところで学校が終わるのを待っています。



インドの田舎道はコンクリート舗装をしているところが多く、
そこにはたいてい可愛い動物の足跡が残されています。



プライマリースクールの最後はみんなで校庭に集まって、
大きな声で何か標語か祈りの言葉を唱えます。



はい、今日もお疲れ様でした♪



大きな子どもたちを待つところでは、
昨年この場所で写真を撮った女の子が家にいたので、
その子を呼んで、その写真とともに再び記念撮影をしました。



まだ半年しか経っていないので、見た目もほとんど変わっていません。
とても懐かしく思います。



夜の礼拝の後は学習時間です。
子どもたちは自分のコテージや、いろんなところに別れて学習します。



手のひらに描かれたきれいな模様はコーンと呼ぶそうです。
インドでもドラえもんは人気です。
椰子の木に登っているのがインディアンテイストですね。



こんな模様も学校の授業の一環で描くのです。
インドゥマリイという女の子が描きました。



数学の勉強もこんなに楽しくカラフルにするのです。



ラッティカラメリーとプーニマ、
ラッティカラメリーのノートには、きれいな写真が何枚も貼られています。



これはコーラムです。



みんな楽しそうに勉強してるでしょ♪
床に直接腰掛けてもキチンと勉強できるのがさすがです。



フサティーチャーは数学が専門で、
いつも高校生に難しい数学を指導しています。



夜はちょっと苦手なフィッシュカレー、
ラジのいるコテージでご馳走になりました。
なるべく少なめに盛りつけてもらうようにお願いしましたが、
それでもなんとかたくさん食べさせようとするのがインド流の “おもてなし” です。



ものすごく辛いので、食べながら水を三杯飲みました。
子どもたちは水なしで食べても平気です。
慣れってすごいですね。



こんな風に今日もただ淡々と一日が過ぎました。

何もない、ただいつもと変わらぬ時の流れ、
そこに少しずつ深みを感じ、大きな喜びを見いだされること、
これに勝るものはありません。

幸せは見つけるものではなく、気づくものです。



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