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7月9日 再びカニャクマリへ


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ホームでの子どもたちは掃除だけではなく、
いろんな作業をこなします。
それは労働というよりも、
身の回りのことでできることはすべて自分たちでするということであり、
横で見ていてとても爽やかなものを感じます。



椰子殻を集めるのはちっちゃな子どもたちの仕事です。



それを割るのは大きな男の子が受け持ちます。





掃除だって仕事だって、真面目にする子は真面目にするし、
そうでない子は遊んでいたりするのですが、
すべて強制ではない自主的で自由な雰囲気です。



洗濯物の陰で掃き掃除をする子どもたち、
サッサッサッというホウキの音が心地よく聞こえてきます。



掃除して集めたゴミをみんなで捨てに行きます♪



ゴミといってもさすがは常夏の南インド、
庭に落ちてる葉っぱや草花はこんなにきれい、絵になりますね♪





よく遊び、よく学び、よく働き、
そしてそれらがすべて自然で無理がなく、
しかも楽しそうなのですからもう言うことがありません。 (^-^)



ホームの子どもたちを見て、生き方として百点満点をあげたいと思います。
あげたいなんて僭越ですね。
本当に、とってもとっても大切なことを学ばせてもらってます。 ( ̄人 ̄)

大きな女の子たちはクマールの自宅横の庭を掃除していました。
彼女たちもとっても可愛いですよ♪
写真やビデオを撮ってあげると大喜び、その純粋さに心打たれます。




子どもたちが学校に行った後、
クマールと大学生のサントスと一緒に町まで出かけました。
ここで市場に行った後、バスに乗って再びカニャクマリに戻ります。

市場は扱っているものによってエリアが分かれています。
まずは魚市場から、ちょっとしたすごい匂いがしています。



幸いここにはそんなにハエがいませんでしたが、
先にチェンナイの魚市場で見たハエは衝撃でした。
けれどあれのお陰で、前からあまり好きでなかったフィッシュカレーを
公然と好きではないと言うことができて助かっています。
本当は好き嫌いはあまり言いたくありませんが。



マンゴーを売っているおじいさんから写真を撮れとリクエストがありました。
なかなかさまになってますね♪



この市場は大量の食料品を扱っているので、
大きなトラックがたくさん停まっていて、
そこから次々と大きな袋に入った野菜や果物が下ろされています。



市場は活気があって楽しいですね♪
どこを向いても面白そうなものばかり、
しかもおじさんたちも陽気でフレンドリー、
カメラを提げた外国人の自分に方々から声をかけてくれます。

周りからどんなアプローチをされても臆することは一切ありません。
その都度写真を撮ったり片言のタミル語や英語で堂々と受け答えし、
それで向こうも大いに喜びます。 ^^☆

言葉は大切なコミュニケーションツールですが、
言葉が通じないというのも、
面白いコミュニケーションを取るひとつのキッカケになるんですよ♪



市場の周りは人があふれかえっています。
昨日見た岩山の上の寺院が遠くに見えます。



日本人はインド人以上に水分補給が必要です。
しかもインドは何でも安いから、いろんなものを試しに飲んでみたいと思うのです。

クマールが市場の中でホームのための買い物をしている間、
サントスが市場の案内をしてくれているので、
彼と一緒に赤いボトルの超美味しいサルバースを飲むことにしました。

サルパースを原液にしてジュースを作りますが、
まだ飲んだことのない牛乳を入れるミルクサルバースというのがあるそうなので、
それに挑戦(!)することにしました。



大きなコップ一杯12.ルピー、約20円です。
コップを持っているのがサントス19歳、隣のおじさんは知らない人です。 (^^;)



いやいや、これがめちゃくちゃ美味い、大当たりです♪♪ (^o^)v
ものすごく上質な甘みと香りで、
強いて例えるなら、バニラエッセンスのあの濃縮された香りに通じます。

「スーパル・ルシ〜♪」(最高に美味しい)
知っている限りの表現を駆使して店のおじさんに賛辞を述べ、
写真なんかを撮っていると、
例によって隣や近くの店のおじさんたちから、
「俺たちも写真を撮ってくれ」とリクエストが来たりします。





南国の果物はやっぱり美味しいですね。
色もきれいで鮮やかだから、果物の写真を撮るのが大好きです。



このトラックの荷台も色鮮やかです。
こんなところのセンスは本当にいいですね♪



市場の中を陽気に歩いていると、
“変な外国人がいるぞ” ということで、
ある店のおじさんが紙コップに入ったチャイーを手渡してくれました♪

そしたら今度はその向い側の店のおじさんが、
「店の中に入って自分の隣に座れ」と手招きをしてくれます。

その様子を写真に撮るようにサントスに頼むと、
今度は別の、いつも野菜を買う(らしい)店のお兄さんが横にやって来ました。 ^^☆



おじさんがニンジンを食べろと一本手渡してくれました。
チェンナイの市場でもニンジンをもらったことがありますね。
一本丸ごとは多いので、半分サントスに食べてもらいました。
写真は囓って残りわずかの状態です。



インドの鶏肉は味わい深くてとても美味しいです。
インドの鶏肉と比べたら、日本の鶏肉はほとんど味がないのと同じです。
インドの鶏肉は好きですが、鶏肉を売っている店は残酷なので苦手です。
けど写真は撮っちゃいます。



サントスと二人で車の所に戻り、クマールが戻ってくるのを待ちました。
しばらくすると八百屋のお兄さんが
買い物をした野菜をリヤカーで運んできてくれました。



後ろの荷台兼座席が野菜でいっぱいになりました。



クマールが戻ってきてから、
車で近くのバスターミナルに連れて行ってもらい、
そこから四日前とは逆のコースでインド最南端カニャクマリまで戻ります。

ここでもやはり目的地であるナガラコイル行き直通バスはなく、
タミルナド州第二の都市マドライで乗り換えることになりました。
トリチーでの楽しい四日間、ありがとうございました♪ ヾ(´ー`)ノ


マドライ行きのバスの車掌さんは、
プリンター付きの発券機を持っています。
最新型ですね。



行きは三時間かかっていたバスが、
なぜか帰りは途中の町にはほとんど立ち寄らず、
一時間ちょっとでマドライに着いてしまいました、
同じ目的地へのバスでもいろんな種類があるようです。


どこのバスターミナルでも、オートの運転手や食堂の呼び込みやら
たくさんの人から自分のところに来いと声をかけられます。
ここマドライでも同じですが、CD-Rが欲しかったのである店で尋ねると、
そこにいたおじさんが売ってる店まで案内してくれました。
写真右側の赤シャツのおじさんです。



そこは音楽CDを売る店だったので、ついでに一枚買いました。
パソコン用MP3音声で40曲入り69ルピー、120円ぐらいです。



バスターミナルには花飾りを売る女性たちがたくさんいます。



百軒ぐらいある売店の中で、ケイタイショップの数が多いのが印象的です。
日本と同じですね。



お菓子はこんな大きな袋に入れて陳列されていて、小袋に入れ販売します。



またこんな揚げ物を食べました。
なんだか分からないソースのようなドレッシングのようなものをかけてくれました。



マドライで乗り換えたナガラコイル行きのバスも順調に走り、
大きな町トゥルネルベリに着くまで行きは二回途中休憩したコースを、
帰りのバスはまったく休憩せず、そのままトゥルネルベリに着いてしまいました。

バスはターミナルでエンジンを切りました。
そこで荷物を担いで外に出て、トイレへと向かいました。
マドライのバスターミナルはなぜかトイレは無料でしたが、
ここは通常通り3ルピー払います。
この写真はトイレの方から撮ったものです。



トイレに向かって帰ってきて、その間四分ぐらいでしょうか、
再びバスの停まっていたところに戻ってみると、
なぜか乗ってきたバスの姿が見当たりません。
どこか他のところに停まっているのかと探してみたのですが、
タミル語の案内表示が読めず、
バスもすごい数停まっているので見つけることができませんでした。

日本だったらかなり焦るところですが、
幸い荷物はすべて下ろし、
バスの便もたくさんあるので心配いりません。

さっきのバスではナガラコイルまでのバス賃を払っていたのですが、
ここからナガラコイルまでは45ルピー、わずか80円ほどです。
この金額で雑多で面白いバスターミナルを時間を気にせずうろつけるなら安いものです。

なんだかよく分からないインドの乗り合いバスが好きになってきました♪



どのバスに乗ればいいかはバス関係の人に聞けば親切に教えてくれます。
バスに乗り込むと、よく車内販売で見る野菜を売っている少年がいたので、
それをひとつ買うことにしました。



一袋10ルピー、17円、チリ(辛い香辛料)ソースはいるかと聞かれたので、
少しだけつけてもらいました。



味はキュウリとスイカのヘタの中間のような味です。
苦みもなくわりと淡泊で美味しくいただきました♪


午後8時過ぎ、予想よりも早い時刻にナガラコイルに着きました。



ここでもまたサルバースです。



一杯10ルピーの普通(?)のサルバースは、
やはり不味くはないものの驚くような美味さではありません。
日本でもこのシロップを使いいろんな飲み物を工夫して作れば、
きっとすごいものができるだろうと思います。

スナック菓子の袋がきれいに並んでいてきれいですね♪



スギルタンの奥さんに迎えに来てもらうよう電話をしました。
電話をかけた隣の店の陳列棚は一部ゴミ箱と化しています。
商売する気があるんでしょうか?



しばらくしてホームの職員の人がバイクで迎えに来てくれました。
ナガラコイルからホームのあるジオンプラムまでは10分か15分ぐらい、
バイクの後ろに乗り、四日ぶりにインド最南端のホームに戻ってきました。

少しくたびれお腹も空いていなかったので、
そのまま横になりたかったのですが、
スギルタンの奥さんから少しは食べろと強く言われました。

インドでは相手にご飯を食べさせるのが接待の基本です。たぶん。
仕方ないので空腹ではないお腹にご飯を無理に詰め込みました。
日本に戻り体重計に乗るのが怖いです。 (ノ_・。)

ともかくカニャクマリに無事到着できて一安心です。
明日からはまたここのホームの子どもたちに遊んでもらいます。 (^o^)v
よろしくね♪

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