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今朝の朝焼け、早朝のインドの空は毎日違う表情をしています。
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大自然を前にすると人は自然と荘厳な気持ちになり、
合掌し祈る言葉にも力がこもります。
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今朝の朝食のおかゆにごま塩がとてもテイスティーです。
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今日も午前中は仏舎利塔のレンガ積みのお手伝いをしました。
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レンガを積んでいる脇で、時折トラクターが大きな石の混じった土を運んできます。
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それをならし、少しずつ高さを上げていきます。
日本だったらすべて重機でやるところを、インドですから人力作業です。
日本山妙法寺の僧侶の方たちは、仏舎利塔を建てるため、
自ら仏舎利塔建設の陣頭指揮を執り、土木工事の段取りもすべて行います。
命懸け、そして人生のすべてを懸けています。
インド人は日本人と体質が違うからなのか、
強アルカリのセメントに肌が触れても肌は荒れないようです。
不思議です。
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大量に手作り(!)されるインドのレンガはご覧の通り粗雑なもので、
少し乱暴に扱うとすぐに欠けたり割れてしまいます。
レンガの元は土の塊なのだということがよく分かります。
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お昼少し前、近くの学校の子どもたちがバス三台でお寺を見学に来てくれました。
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まずは本堂に座ってご挨拶、
団扇太鼓を叩きながら南無妙法蓮華経を唱えます。
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太鼓を叩きながらのお経は珍しいのでとても楽しそうです☆
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お祈りお疲れ様でした。
一人一人に記念のキャンディーを配ります。
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僕にもちょうですね♪
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どうもありがとうございます♪
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みんなきちんと並んでもらってね♪
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先生方にもキャンディーを手渡します。
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みんなで記念撮影。 (^o^)v
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学校の名前はカンナ・インターナショナル・スクール、
イングリッシュ・ミデイアム、英語で授業を行う学校です。
三台ともきれいなバスでした。 いい学校なのでしょう。
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さあ、みんなで仏舎利塔に上りましょう。
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子どもたちがレンガをひとつずつ手に持って運んでくれます。
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あたしたちだってお手伝いできるのよ♪
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はい、どうもありがとう♪
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レンガが次々と運ばれてきます。
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レンガ運びって楽しいね♪
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うん、ちょっと重たいけどね。
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先生方は二個、三個いっぺんに持っちゃいます。
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はい、どうもありがと〜♪
みんなのお陰で作業が進みました。 ^^☆
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作業が終わり、次はお弁当の時間です。
地面に座って家から持ってきたお弁当を広げます。
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お弁当にだけ敷物を敷くのがインド流です。
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イングリッシュ・ミデイアムの子だからでしょうか、
ほとんどの子どもたちがスプーンを使って食べています。
英語だけではなく、生活全般が少しずつ西洋化されてきています。
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どのお弁当も美味しそうです。
お弁当の中身は焼飯(ブリアーニ)が多いようです。
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お寺の中でも朝食です。
仏舎利塔で作業をするとお腹が空きます。
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昼食後しばらく休憩し、お寺のバイクに乗ってサンカランコービルの町に出ました。
木村庵主さんに日本への手紙を出してくるよう頼まれました。
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サンカランコービルの郵便局の前にはポストが三つ並んでいます。
ひとつはチェンナイ行きだそうで、
一番オーソドックスなポストに手紙を投函するように頼まれたのですが、
どれがオーソドックスなのかまったく分かりません。 (>_<)
今日までお寺で撮った写真をプリントアウトしようと写真屋さんに行きました。
一時間弱の待ち時間で印刷してくれるので助かります。
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そして先日行ったスーパーに入ろうとしたら、
今日は持っているリュックサックとカメラを入り口に預けるように言われました。
先日はノープロブレムだったのになぜでしょう?
帰り際に荷物を返してもらったら、
入り口の荷物係のおじさんに写真を撮ってくれと言われました。 ^^☆
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スーパの後は、ホームページデータをアップロードするためにネットカフェに行きました。
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しかし町で見かけるインド人たちはとても愛想がいいのに、
商売人たちはなぜニコリともしないのでしょう、
笑ったら負けだとでも思っているのでしょうか。
ここのネットカフェの男性も無表情でしたが、
最後料金を支払って店を出る時、
入り口手前の部屋にいる男の子に気を取られ、
低い入り口ドアの上辺に頭を思いっきりぶつけてしまいました。
そこで少し大げさに痛そうに振る舞うと、
初めて歯をむき出しにして笑ってました。 (^o^)
町を出る時に通る踏切で列車待ちをしました。
インドも日本と同じ左側通行ですが、
踏切両側とも、道幅いっぱいに車やバイクの列が広がっています。
まるで合戦直前といった雰囲気です。
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長〜いインドの列車が通ります。
インドの踏切は、列車の通過時間前後を含めて閉まっている時間がとても長いのです。
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白い車が脇に寄ってきて、言葉をかけ、手を伸ばして握手を求められました。
なんだか映画スターになった気分です。 ^^☆
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いよいよ踏切が開きます。
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今度は男の子たちが挨拶してくれました。
ワナッカ〜ム♪(こんばんは)
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踏切が開くと自然と両側の車列が流れていくから不思議です。
インドでは日常の光景、日常の交通マナーなのですね。
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お寺に戻り、ネットカフェに大切なものを忘れたことに気が付きました。
インドのコンセントの形を日本のものに変換するプラグです。
これがないとすべての電気製品が使えなくなってしまいます。 w(*゚o゚*)w
夜再び店に行くと、幸いなことにプラグはちゃんと取っておいてくれていました。
今度は違う店の人でしたが、カメラを向けるとちょっとニッコリです。 ^^☆
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夜はお寺の手伝いをしているインド人と一緒に行ったのですが、
彼がお寺の買い物をしている間、夜の町で一人40分間佇みました。
インドの町は夜でもにぎやかです。
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帰りは夜八時前になりましたが、
八時にはサンカランコービルの駅で列車がすれ違うので、
十分ぐらい踏切が開きません。
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夜もまた踏切両側は道幅いっぱいに車やバイクが広がっています。
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インドの夜、特にお寺の夜は早いです。
お寺での生活は地味ですが、
求道的宗教生活を送る石谷上人たちと一緒にいると、
楽しい子どもたちと過ごした時間は一過性のもので、
それを永遠のものとするためには、
やはり己を追い求めていかないといけないという気持ちになってきます。
陰と陽、ふたりのまったく異なる体験し、
よりインドの深みを感じます。
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