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今朝もまだ真っ暗な4時半からお勤めです。
木村庵主さんが時折立ち上がってロウソクや線香に火を入れます。
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お勤めでは毎朝必ずお茶をいれてくださいます。
今朝はインド風のとても甘い紅茶にレモンが添えられていました。
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昇る朝日に向かって合掌礼拝、大自然の中で迎える夜明けは心を打ちます。
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朝日は撮る瞬間によってほんの少しずつ表情を変えるところが素敵です。
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今朝も仏舎利塔に三羽の孔雀が来ていました。
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仏舎利塔から遠く向こうにぼんやりと白いものがたくさん見えますが、
それらはすべて風力発電機で、
ここインドのタミルナド州には風力発電機が数多くあります。
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今朝の朝食、合掌し、食事前のお経を唱えてからいただきます。
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朝食後一服していると、
リラ庵主さんからトラクターを動かして欲しいと頼まれました。
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人目に付かないようお寺の木がたくさん生えているところに置いてあったのですが、
初めて乗るトラクターは操作方法を確認するだけでも大変です。
しかもトラクターは後ろに台車が付いていて、
ヘビのように蛇行して、ハンドルを切って方向を変えることがきわめて困難です。
結局自分では茂みの中からトラクターを出すことはできませんでした。
そのまま仏舎利塔建設現場でお手伝いしました。
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休憩の一時、お茶が最高に美味しいのです。
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こんなふうにモルタルを使ってレンガを少しずつ積み重ねていきます。
今後レンガが最低でも一千万個必要とのことです。
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作業をしていると、日本から履いてきたサンダルが壊れてしまいました。
右はサイドの皮がめくれ上がり、左は鼻緒が切れました。
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レンガの向こうに山羊の群れが見えます。
田舎では、山羊はいろんなところで放牧されています。
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こちらに見えるのは牛の群れ、牛は街中でも自由に闊歩しています。
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昼食はかゆをいただきました。
作業をした後のご飯は最高です♪
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マンゴーとザクロ、ザクロに色が鮮やかです。
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少しパソコンで作業をした後、
お寺にやって来たムルガンに町まで彼のバイクで連れて行ってもらいました。
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町に行く途中の井戸では、子どもたちも水くみの手伝いをしています。
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まずは新しいサンダルを買いに来ました。
Bataというのはインドで最も有名な靴ブランドのようで、よく目にします。
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買ったのはBataの最新モデル、400ルピー、約六百数十円、
履き心地は柔らかで最高です。
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靴屋さんにいた女の子。 ^^☆
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つづいてはネットカフェに行きました。
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サンカランコービルのお寺ではきわめて遅いスピードでネットが繋がりますが、
とてもホームページデータをアップロードできるほどではありません。
従って、何日分かをまとめてネットカフェでアップロードすることになるのてす。
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椅子の上にパソコンをおいて操作しています。
インドのネットカフェはだいたいこんな感じです。
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二階の店まではごく狭い階段を通って上まで上ります。
写真を撮ろうとしたら、「俺も一緒に撮せ!」とおじさんが突然目の前に現れました。 ^^☆
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インド人はとにかくお茶を飲んで一服するのが大好きです。
チャイーを飲みながらスナック菓子を食べました。
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次はスーパーマーケット、ここは以前も来たことがあります。
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写真では明るく写っていますが、
実際の明るさは日本のスーパーマーケットやコンビニの数分の一程度です。
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陳列はきれいにされていて、色とりどりで見ていても楽しくなります。
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お菓子もたくさんの種類があります。
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レジは専用の機械ではなく、
通常のコンピューターにレジ用のソフトを入れたものを使っています。
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お寺の買い物で牛乳屋に行きました。
ここは製造直売です。
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今度は若いニーチャンから声をかけられカメラを向けると、
突然服を脱ぎ出しました。
なかなかのムキムキマンです。
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スーパーマン!なんて声をかけると調子に乗って、
牛を相手にいろんなポーズを決めだしました。
牛にとってはいい迷惑です。 (>_<)
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インドには布や不織布を使ったバッグがたさくさん売られていて、
いつもそれをいくつもお土産に買って帰ります。
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値段は大きなものでもだいたい数十円程度です。
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とても大きなジャックフルーツはインドの名物です。
ジャックフルーツを露店で売っていたので写真を撮ろうとしたら、
近くにいた子ともたちも写真の中に入ってきました。
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通りがかりの男の子たちが写真に写りたがります。 ^^☆
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みんなで何枚も写真を撮りました。
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店の前でワイワイしていたら、
ジャックフルーツ売りのおじさんがジャックフルーツを分けてくださいました。 (^o^)v
とっても新鮮で美味しかったですよ♪
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みんなカメラの前でスマイルです。 (^-^)
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タミル語のテキストブックでみんなで盛り上がりました。
旅にこの「指さし会話帳 南インド タミル語」は必携です!
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町を後にしバイクでお寺へと戻ります。
インドは牛がたくさんいるので干し草も大量に必要です。
けれどよくここまで積めますね、その積み込み技術に感心します。
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再び井戸の横を通ります。
ここは朝早くから夜中まで、常に人が集まっています。
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孔雀が群れをなしています。
このあたりは本当にたくさんの孔雀がいます。
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日本の空とインドの空はどこか違い、
いつもその空の美しさに見とれてしまいます。
はるかにかすむ雲、天竺(インド)の空は限りなく遠くまで広がっています。
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夜になってお客さんたちが訪ねてこられました。
平和運動を熱心に行っている方たちです。
まずは本堂でみなさんとご挨拶します。
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インドが独立運動を行った際、ガンジーとともに戦い、
投獄されたこともあるジャガナーダンというレヴォルーション・ファイター(革命闘士)がいて、
その方は先般百歳で亡くなられたのですが、
このたび来られたのは同じくレヴォルーション・ファイターの同士で妻である
クリシュナマルさんとその娘さん、
そして同じく平和運動をしているアメリカマサチューセッツから来られた女性です。
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食事の後、平和運動のことで話が盛り上がりました。
石谷上人がこれまでのご自分の活動について熱心に話をされました。
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これは今から三十年前、
スリランカ最南端の町から北に向かって平和行進した時の写真です。
いろんな宗教者たちが一堂に会し、みなそれぞれ違った服装をしています。
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シンハラ人とタミル人が民族紛争を繰り広げているスリランカで、
それを止めるための平和行進をした初日、
テロリストたちから平和行進を止めなければ全員を射殺するとの脅しがあり、
急遽大統領がヘリコプターに乗って行進の中止を要請しに来ました。
それを受け、地元の宗教者たちがみな行進を取りやめる中、
石谷上人は日本山妙法寺の開祖藤井日達聖人の
「平和のために命を捧げてください」という言葉を受け、
一人死を覚悟して行進を続けられました。
その間何度も銃撃に遭いながらも一命を取り留め、
思いがけず藤井日達聖人から
「南インドに仏舎利塔建設を希望する人がいるからインドに渡りなさい」
という連絡を受け、インドに渡ってこられました。
そしてそのスリランカでの平和行進を石谷上人から引き継いだ横塚上人は、
約十日後、テロリストの凶弾によって帰らぬ人となりました。
平和を命がけで守ろう、築こうとしている人を身近に見て、
とても身が引き締まる思いです。
平和ボケした日本に暮らし、
平和を維持することがいかに大変かを忘れてしまっているように感じます。
可愛い子どもたちの笑顔、みんなの喜び、
それらはすべて当たり前のようになっている平和の上に成り立っています。
そのことを再認識しました。
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