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長い旅路


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今回のインドへの旅はインド航空を利用します。
旅行代理店HISでいろいろと調べてもらい、
21日のインド航空が最もリーゾナブルだということで決定しました。

たしか21年前に初めての海外旅行でインドに行った時もインド航空だったはずです。
あの時は成田発、インドの首都デリーまで直通でした。

今回乗ったインド航空の機体はとにかくボロなので驚きました。
足下の敷物を固定している留め具が、
ペラペラになっていて足にしょっちゅうひっかかるのが気になります。
前の座席の人の金属と木でできたシートの肘当てが、
なんかの拍子でポロッと落ちてきました。

トイレも当然ボロです。
ドアは朽ちかけていて、
思いっきり力を入れないと開け閉めできません。
写真も一枚撮りましたが自粛します。

どんなにボロでも、最も大切である安全な飛行さえできれば大きな問題ではありません。
ノー・プロブレムです。

けれども今回乗ってみて初めて分かったのですが、
この飛行機は、国際線としての目的地、
南インド最大の都市ムンバイ(旧称ボンベイ)まで直通で行くのではないようです。

香港とインドのデリー、このふたつの空港を経由して
最終到着地ムンバイに向かうことになっています。

香港、デリー、降り立つたびに何割かの乗客が降り、
現地の職員が掃除に入り、そして新たな乗客が乗り込み、
そんなこんなでかなり時間がかかります。

飛行機は、なぜか空港に停留している間はエアコンが効きません。
香港に止っている時はけっこう蒸し風呂みたいになってました。
時期がもう少し遅かったらもっとひどかったでしょう。


関空を出て、ムンバイに着いたのが約14時間後、
インド航空の座席の目の前には、
飛行機の現在位置や残りの距離などが掲示されるディスプレイなど
そんな気の利いたものがあるわけがないので、
精神的にも肉体的にもかなりの長旅でした。

ムンバイからは国内線に乗り換えます。
関空から香港を経てデリー、ムンバイと、
当初は多かった日本人乗客が少しずつ減ってしまい、
最後は(たぶん)私と若い女性旅行者の二人だけになってしまいました。

何かのキッカケでその女性に言葉をかけると、
彼女もこれから国内線で私と同じチェンナイまで行くとのこと、
話しをすると意気投合し、7時間近くある待ち時間を一緒に過ごすことにしました。

まあ一人でインドに来ようと思う人は大抵変わった人が多いですよね。
彼女とはスピリチュアルな深い部分で興味があることが一致し、
彼女が聞き上手であることもあり、
私はこのホームページに書いているようなことを蕩々と語ってしまいました。

彼女とはお互いに連絡先を交換しましたので、
またいつかご縁があるかもしれません。


飛行機の中では一睡もできなかったので、
ムンバイでうたた寝をして国内線を乗り過ごしたら・・・
という不安も少しあったのですが、
彼女のお陰で楽しい時を過ごすことができました。

彼女と一緒の飛行機でチェンナイまで行くことができると思っていたのですが、
二人一緒に搭乗手続きのカウンターまで行ってみると、
彼女はなぜか私よりもさらに二時間ほど遅い便でした。
残念ながら今回はここでお別れです。

名残を惜しみすぎたのか、
ギリギリの時間にゲートに向かうと、
私がほぼ最後の搭乗者だったらしく、
トランシーバーを持った案内の女性に、
「サカイ?」と名指しで呼ばれ、早く飛行機に向かうよう促されました。

ともあれ無事飛行機に乗れて無事チェンナイまで、
最後の国内線は少し到着時間が遅れましたので、
関空〜チェンナイは、待ち時間を含めてほぼ二十四時間近くの長旅でした。

ホント、お疲れ様でした。
健康万歳です♪ (^o^)v



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