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生来の怠け者で、なかなか継続して学習を続けることができないので
なんとか励みになれば、というのがこのコーナーを立ち上げたきっかけです。
最近はIT機器が発達していて、
日々ICレコーダーを使ったヒアリング学習は続けているものの、
それも自転車に乗りながら等のながら学習で、
なかなか自分の頭で考えている理想の英会話学習を実践できていないのが
現状でした。 (← 過去形です ^^☆ )
3月にインドから帰った当初は学習意欲に燃えていたものの、
結局ずるずると日々を過ごし、
本当に何とかせねばという思いが募り、
インドに行く少し前まで使っていたテキストを再び開いたのが7月4日のことです。
このテキストの最初の部分を少しやりはじめた時点でインドに行き、
そのままになっていました。
その続きからやってもよかったのですが、学習を中断して半年近く経っているので、
心機一転最初からもう一度やり直すことにしました。
このテキストのいいところは、一日分が100words ちょっとぐらいの短い文章を
ナチュラルスピードでヒアリングして理解力を計ったり、
何度も繰り返し音読し、シャドーイング、ライティング(書き写し)等を通して
徹底的に習熟していくところです。
ちなみにシャドーイング(シャドウィング)とは、お手本となる音声を聴きながら、
その音を真似して、聴きながら喋る学習法です。
その学習の過程で、5段階評価でのヒアリングの理解力、
ストップウオッチで計った音読のスピードをその日のページに記録するようになっています。
約半年ぶりの再開、その間一ヶ月のインド・スリランカ旅行、
日本に帰ってからは、もっぱら耳からのながら学習、
というか、ただ時間がある時に耳から聴いているだけという状態だったので、
「どのくらい英語力が向上したのかな?」
という期待はまったく持たずにはじめました。
ところが再開してみてビックリ、
な、なんと、以前よりも英会話がハッキリと聴き取れるではありませんか! w(*゚o゚*)w
汚い字で書いていてお恥ずかしいのですが、
これが最初の課題の実施結果です。
今年の1月7日にトライした時は、はじめナチュラルスピードの英語音声を聴いた時、
あくまでも主観ですが、5段階評価の2ぐらいしか理解できませんでした。
次に日本語の翻訳文を音読し、ゆっくりしたスピードの英語音声を聴き、その後音読
というパターンを三回繰り返し、
その英文に多少慣れたところでストップウォッチ片手に速音読に三回挑戦し、
そのタイムがそれぞれ26、24、23秒です。
そして最後は再びナチュラルスピードの英語音読の聴き取りで、
今度は少し理解力が上がって5段階評価の3となっています。
この同じ第一課題に再挑戦したのがほぼ半年後の7月4日。
繰り返しますが、その間まったく英語力が向上したという実感がなかったので、
1月7日の記録をいったんすべて消しゴムで消してしまったぐらいです。
(その後なぞって書き直しました)
最初にナチュラルスピードの音声を聴いた時、
すぐに以前とは耳に入ってくる感触が違うことに気がつきました。
半年前は流れるように話される英文がひとつの固まりのように感じ、
それを頭の中でひとつひとつの単語に分解することができなかったのですが、
今はすべてではありませんが、
部分部分でハッキリと単語や語句として認識できるところがあります。
ナチュラルスピードで話される英語の世界、
それを今までは曇りガラスの向こうのまったく形の見えない世界としてとらえていたのですが、
その曇りガラスが一部ではありますが、少しクリアーになってきました。
ガラス全面に霜が付いていたものが、
少し暖かくなって溶けかけてきた、こんな感じです。
最初のナチュラルスピードの音声でも3ぐらい分かる感じで、
ヒアリング、音読した後ではそれが4に向上しています。
速音読のスピードもそれぞれ19、19、20秒と明らかに向上しています。
まったく期待していなかったこともあり、
このことは私にとってものすごい驚きと喜びでした。
この喜びをいつまでも持ち続け、これからがんばって英語学習を続けられるようにと、
周りの人たちにこのことを言いまくったほどです。 (^o^)v
その効果があったのかどうか、それから一ヶ月、
このテキストを中心とした学習は計画通り継続し、
全37課題を30日でやり終えることができました。
私程度の英語レベルだと、一ヶ月もまじめに英語を勉強すれば、
ハッキリと目に見える効果が現れます。
テキストを学習途中の7月28日に第一課題を速音読したところ17秒、
またまた向上、かなりのスピードで英文が読めるようになりました。
そして今日8月4日、これを書くに当たもう一度トライしたところ、
またまた記録更新で16秒で読むことができるようになっています。
もちろん同じ英文を何度も繰り返して読むと、慣れてくるといったこともあるでしょう。
けれどもこのテキストではすべての課題で速音読の時間を計り、
その最高タイムを英文の文字数で割り、一分間あたり英文を何words 読めるようになったか
ということをグラフ化するようになっているのですが、
今年の1月には150words ぐらいだった音読速度が、
今は190words 程度にアップしているのがハッキリとグラフから読み取れるのです。
何を学習するのにも具体的目標が必要だとよく言われますが、
それと同時にその目標に向かって、
自分がどの程度進歩しているのかということを知ることもとても大切です。
TOEIC、TOEFL、英検などの検定試験は、
その進歩のほどを知る貴重な目安となりますが、
もっと身近な日々の学習の中で同様のものがあれば、それに越したことはありません。
そういった意味でも、この1日10分!「英語回路」育成計画 [CD付]というテキストは、
とてもとても優れたものだと思います。
テキストを一通り終え、途中何度か復習をし、
ここで紹介されている37課題の英文にはかなり慣れ親しんだのですが、
まだまだ理想の習熟レベルにはほど遠い状態です。
これからは次に新しいテキストに取り組む前に、
このテキストをこれまでとは違った角度で徹底的に音読したり、
筆写したりして、より深く学習していこうと考えています。
私の過去の英語能力の記録を記したこのテキストは、
これから末永く私の宝物となるでしょう。
2008.8.4 Monday
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