ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
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補い高め合う関係

物事の真理を知るためには、
そのものと深く長く付き合って、
徹底的に探究していかなければなりません。

これは一面真理ではありますが、
それとはまた逆に、浅く短い付き合いだからこそ分かることもあり、
それが直感というものです。

海外旅行のレポートなどは、
滞在期間の短い人のものの方がすべてを新鮮な目で捉えていて、
読んでいて面白い場合がよくあります。
これは幼い子どもが道ばたの石や草花に感激し、
体全体で喜びを表現するのと似ています。

長い短い、浅い深いと、ものとの関わり方には様々ありますが、
それぞれ時々によって感じるものが異なって、
それぞれがまた価値があるものなのだと思います。


先の「感謝の力」に書いたように、
「ザ・マジック」を通して感謝することの大切さをより深く知りました。

そのワークを日々実践するようにり、
この感謝するという思いは、
セドナメソッドで求めている感情を手放すことと手法は対極でも、
目指すものはまったく同じであり、
対極であるがゆえに互いに効果を補い合い、
高め合えるものではないかと感じました。

これは始めてすぐに直感で得たものであり、
それは直感であるがゆえ、
間違いのないものだと感じています。

ただし間違いのないというのは、
あくまでも自分にとってということです。
たぶん他の人にとっても同じだろうとは思いますが、
心のあり方は人様々ですので、絶対ということは言い切れません。

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「ザ・マジック」の感謝のワークをするようになって今日で12日目ですが、
ワークを始めてすぐ、
心の中にとても清々しく喜びを感じるようになりました。

身の回りのすべてのものは感謝すべき価値あるものなのだ、
そんな思いが胸にあふれ、
普段何気なく目にする光景も、
いつもとは違っているように感じます。

これまでも何事に対しても感謝の心を忘れたことがないつもりだったのですが、
まだまだ感謝すべき余地があったのですね。
そのことに気づけただけでも大収穫です。


毎日いろんな課題の感謝のワークを重ねていき、
この思いはさらに増幅していくものだろうと当初は思っていたのですが、
五日目ぐらいからだったでしょうか、
ほんの少し新鮮な感謝の思いが薄れてきたのを感じました。

慣れというのでしょうか、マンネリというのでしょうか、
感謝の思いを胸に刻んでも、それまでのような感動がなく、
概念だけが頭の中を通り過ぎていってしまいます。

これは何か心の中に許容量のようなものがあって、
それを超えたため、受け入れられなくなってしまったように思えます。

感謝をするためには、心の中に感謝をし、
感謝を受け入れるための土壌が必要です。
わだかまりなくすべてに感謝できる自分があって、
初めて心の底から感謝の思いを表現できるのです。


目には見えない感謝の思いを、
目に見える笑顔に置き換えてみるとよく分かります。

日々笑顔で過ごせるように心がけていると、
周りの人に好印象を与え、
自らもそれにつられて幸せな気持になってきます。

けれどそれが少しずつ進み、
心の奥にあることに対しても笑顔で表現しようとしても、
そこに喜べない思いがあると無理が出てきて、
自然と頬がこわばり、引きつったような笑顔になってしまいます。

本当に素晴らしい笑顔になろうとするならば、
心の中にあるわだかまりを捨て、
心の底から明るい気持にならなければなりません。

普段は気づくことのない心の底のわだかまりも、
一生懸命笑顔でいようとするからこそ、
その存在に気づくことができます。


感謝のワークを重ねる過程でこんなことを感じ、
感謝の思いを受け入れることのできる自分になるために、
セドナメソッドで心の中の感情を手放してみることにしました。

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セドナメソッドは素晴らしい手法ではありますが、
毎日続けて行っているわけではありません。
本格的にするのは数ヶ月ぶりです。

最近起こった身近な出来事を思い出し、
心の中に残っている捨て去りたい感情に意識を向け、
それを左手に握ったペンとともに体から離していきます。

それと同時に「今すぐ人生を変える簡単な6つの方法」で紹介されている
目の前に浮かんだイメージ上の箱に思いを詰め、
それをダイナマイトで爆発させ、
広い宇宙に思いを返していく手法も同時に行いました。
これはいつもセドナメソッドとセットで行っているものです。

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これまで何度となくこのワークを行ってきましたが、
その時によって感情を上手く手放せてスッキリすることがあったり、
また上手くいかない時があったりして様々です。

けれどこのたびはこの感情の解放を久し振りに行ってみて、
これまで感じた以上にスッキリとした解放感を味わうことができました。
まるで心に被さっている薄いヴェールを一枚はぎ取ったかのようで、
ここまで深い解放感を一回のワークで味わうのは初めてです。

これは明らかに感謝のワークを行ったことが、
感情を解放する手助けになったのでしょう。
やはり自分にとっては感謝のワークと感情を解放するワークは、
互いに補い高め合う陰陽、共生の関係であったようです。

そしてやはりこの後で行った感謝のワークは、
それまでのものよりもより深く心に染み入ってきます。
感情を手放すことにより、胸の中に感謝の思いが入る余地ができたのです。


感謝のワークも感情の解放も、
自分にとってはまだほんの一歩その中に
足を踏み入れただけだという気がしています。

これからこの道を進んでいけば、
さらにどんな感覚を味わっていくことができるのでしょう。
今はそのことが、とても楽しみでなりません。


街中の大きな書店に行くと、
こういった自分の心を見つめることのできるいい本がたくさん並んでいます。
そしてどれもたぶん真剣に取り組んだなら、
きっと大きな成果を得ることができるものなのだと思います。

何がいいかは人それぞれです。
またどんな組み合わせで行うかを考えることも、
人生と同じ、組み合わせの妙が味わえる楽しいものです。

人生に正解はありません。
自分で考え、自分で感じ、自分が最も喜べ楽しめる道を選んでいってください。

それを選ぶこともとても価値あるひとつのワークです。


※ 一年365日、このスピリチュアル夜話のページも、
   これで365ページ目となりました。
   すごいですね。 自分で自分を誉めたいです。 (^o^)v
   けれどまだ一歩、まだまだ先は長いのです。
   これからも、ともに歩みましょう。 ^^☆

2013.6.5 Wednesday  
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