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人工地震

歴史の大転換期を迎え、
長期的な歴史の流れというものは大筋で決まっているものの、
そこに至るまでの近未来の姿は不明確であり、
それは確定したものではなく、
私たち自らが選択するものです。

そのことはこのホームページでも何度か書いたことがあると思いますが、
今の日本はまさに近未来どころか、
原発の状況によっては、明日のことすら分からない状態になっています。


震災から二十日経ち、ふと冷静になって我を振り返ってみると、
一気に大きな課題を与えられ、胸の内はにわかに活気づいてはいるものの、
頭の中は様々な情報や思いが交錯し、整理のつかない状態です。

これを少しずつ整理し、消化し、自らの糧としていくことが、
今という時、私に与えられた「学びの場」なのだと思います。

まだ未整理な頭の中を、少しご披露したいと思います。


ホームページを通して知り合いになった方から、
「このたびの地震は、人工地震だという噂がありますが、
 どう思われますか?」
というメールが届きました。

その情報は私も知っていました。
情報の大元はリチャード・コシミズ氏ではないかと思われます。
  <金融ユダヤ人の人工地震 richardkoshimizu's blog>

リチャード・コシミズ氏は、
一貫して世界の裏社会を牛耳るユダヤの陰謀を暴き、
9.11テロ、阪神大震災、様々な世界紛争や革命は、
すべて世界の利権を我がものにしようとする一部権力者による企てであると
説いています。

氏の語ることがすべて真実かどうかは分かりませんが、
9.11テロに関してはこのホームページでも何度も書いたことがあるように、
あきらかに意図的に起された自作自演のテロであり、
その裏に何か大きなものが隠されているのは明白な事実です。

ですからその流れとして、一部権力者が人工地震を起したり、
紛争や革命を裏で糸を引いているというのは十分に納得のできる説です。

しかしどんな大きな権力を持った人間が、いかなる謀略を企てたとしても、
絶対に(!)歴史の大きな流れは変えることはできません。
大きな歴史の流れは、天体の運行と同様、変わることのない法則です。

そのひとつの表れとして、9.11のテロは、
明らかに仕組まれたものであるという証拠を数多く残しています。

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これは歴史の流れと逆行し、
滅び行く文明、権力を維持しようとする企てだからそうなったのであり、
文明の隆盛期であれば、
このように陰謀のほころびが表に出ることはなかったはずです。

私が9.11テロの実態を多くの人たちに知って欲しいと願ったのは、
それを知ることにより、滅び行く西側の文明を静かに衰退させ、
新しい東の文明をよりいい形で呼び起こす契機になると考えたからです。


阪神大震災やこのたびの地震が人工地震だという説はどうでしょうか。
私は霊能力はありませんので、その真偽のほどは分かりません。
けれども過去のことや周りの状況から考えて、
それは正しい情報ではないのかと考えています。

ただ人工地震については、工作は地下や海底で行われることであり、
その証拠が表に出ることはまずないでしょう。

そしてもし人工地震説が真実であったとしても、
今の段階でそれを取り上げることが、大きな益を産むとは思えません。
明確な証拠がない陰謀を糾弾しても、
それは不審、不安、怒りを招くというマイナス面が大きいように感じます。

惜しむらくは、9.11の真実をもっと早く表に出すことができていたならば、
今の事態は大きく変わっていたのではないでしょうか。


物事にはいろんな見方、とらえ方があります。
人工地震を企てたものからすれば、
それは多数の罪なき民を苦しめ、死に追いやった悪魔の所業です。
けれどもその被害を受けた方からすると、
受けた方にも、それを受けなければならなかった運命があり、
それを自らが引き寄せたのだと考えられます。

歴史の大きな流れは変えられません。
その中で、古い大きなものを手放し、
新たなるものを手にしていかなければなりません。
それを私たち地球に暮らす者たちはみな真我のレベルで望んでいます。

その真我の望みを、肉体レベルで自ら進んで手に入れるのか、
何か周りの環境の変化から、
無理矢理にでも手に入れざる得ない状況に追いこむのか、
それは自らが選択することであり、
主体はあくまでも自分です。


何がいい悪いではありません。
人それぞれ個性があり、役割も違います。
人工地震説を声高に叫び、人々に真実を説くことも大切だと思います。

けれども多くの人にとっては、
なかなか証拠が明らかにならないであろう陰謀に目を向け、
心の中にネガティブな思いを募らせるよりも、
自らの心を見つめ、明るい未来へのシナリオを思い描く方が
今は急務かと考えます。


人工地震説によると、本来ならばこのたびの震災は、
日本に対してより大きな壊滅的打撃を与えることが目的だったそうです。
これも真実であるならば、
やはり歴史の必然と言えるでしょう。

日本は世界の雛形になるべき運命のある国です。
そこが壊滅的な打撃を受けるということは、
世界人類にも同様の災悪が襲いかかるということを意味します。

今の時代の流れとスピードからいって、
このたびの震災が最初で最後の大きな災害であり、
それを少しずつ時間をかけて復旧し、
日本が以前と同じような形の経済大国の地位を取り戻すというシナリオは、
まったく想像することができません。

今求められているのは被災地の復旧と同時に、
日本人の、新たな地球に暮らす民としての理想的生き方の創造です。

何度も同じことを繰り返し言いますが、
今私たちに求められているものは、
きわめて大きな価値観の転換であり、
それは貨幣経済を手放すぐらいの大きなものだと考えています。

けれども今の人類の力や文明で、
そこまで一気に転換することはできません。

できないけれども、それぐらいやろうという気持ちと、
行動の一歩を踏みだし、
エントロピーの増加を抑える道を歩みはじめた時、
天から創造的なテクノロジーや恵みが与えられ、
まったく新しい時代の人類史を刻むことができるのだと思います。


人工地震陰謀説によると、
これからも日本で災害を起すべく準備が進んでいるそうです。

もしそれを私が直接的に食い止めることができるのであれば、
命を投げ打ってでも行動を起すでしょう。

けれどもそれがかなわないのであれば、
まずは私たちが自分を深く見つめ、
新しい生き方を模索していくことです。

そしてそれが新たな歴史の流れを生み、
その力が、邪悪な企てをも食い止めてくれるものと信じています。


これからの日本人、人類のシナリオは、
私たち一人一人が創り出します。

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2011.3.31 Thurseday  
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