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批難覚悟で

ネット上では、毎日震災に関する情報が数え切れないほど流れてきます。
そんな中、藤波心という13歳のグラビアアイドルが書いた
ブログの記事が話題になっていました。

「批難覚悟で・・・・」というタイトルで、
彼女なりの震災に対する考え方や
政府の原発事故に関する対応の批判を述べています。

批難覚悟で・・・・|藤波心オフィシャルブログ『ここっぴーの★へそっぴー』Powered by Ameba

批難覚悟で・・・・ 藤波心オフィシャルブログ

彼女はこの前回のブログで原発について否定的なことを書き、
それについて多数抗議の意見が寄せられたそうで、
そのために今回は「批難覚悟で・・・」というタイトルにしています。

文章の内容は読んでいただければ分かるのですが、
13歳とは思えないしっかりとした論調で、
分かりやすく、原発に対する考えを綴っています。

ネットではTwitterを中心に随分話題になっていて、

藤波心ちゃんに今すぐ選挙権を与えたいです。
これはフォロワーさんみんなに読んでほしい。【
すごい。私も共感!
100%支持します。
本当に良い記事でした。
よく考えてる子だね!
13才らしいけど、しっかりしてるよ。
なんて素敵な13歳だ。未来はこんな女の子にかかっておる!!


こんな賛同するツイートがたくさん流れています。


そこで私も、このものすごくたくさんの方たちから支持されている
彼女のブログに対し、自分としての意見を書いてみたいと思います。
批難覚悟で・・・。


私のモットーは、食べ物に関しては好き嫌いがまったくなく、
出していただいたものはすべて美味しく食べるということです。

ご飯はもちろん一粒残さずいただきます。

普段は肉、特に四つ足動物の肉は食べないようにしていますが、
出していただいたら、よろこんですべて美味しくいただきます。
鶏肉は、骨まで食べることもあります。

魚は、サンマや海老フライは頭からまるごと食べてしまいます。
他の魚も食べられる骨はなるべく食べ、
小骨を残す場合も、身は限りなく食べ尽くし、
残った小骨はお皿の上で、すべて同じ方向に向け並べるようにしています。

魚の皮には毒素が溜まりやすいと言われていますが、
関係なくすべていただきます。

お刺身も、けん(つま)も含めてすべていただきます。
大根、ニンジンのけん、大葉も菊の花もいただきます。
大葉は見た目が命で、虫が付かないよう栽培時に大量の農薬を撒くそうです。
ですから「大葉は食べない方がいい」と知り合いの農家の方から聞いたのですが、
それでも大葉もいただきます。

ニンジンでジュースを作る際、
「農薬の付いた普通のニンジンは、皮をむいた方がいい」と言われたのですが、
これも気にせず皮も含めてすべていただきます。


すべてを美味しくいただいて、それで健康を害するという不安はまったくありません。

三上晃先生から、コスモスを水道管のそばに置いておくと、
その水で洗った食品からは農薬反応が消えると教えていただきました。
また分電盤や冷蔵庫のところに置いておくと、
冷蔵庫の中の食品も農薬反応が消えるとお聞きしました。

今私の家ではコスモス以上に強力な美波動を使い、
水道の蛇口のところにマイティチェーンを巻き、
分電盤には分電盤用、そして首にはペンダントを着けていますので、
まったく心配することはないのです。


けど美波動がなくても大丈夫です。
引き受け気功を実践しているので、
「食品の農薬、添加物、害毒、すべて引き受けさせていただきます」
と唱えながら、すべてを引き受けさせてもらえばいいのです。

ホ・オポノポノでも安心です。
「ありがとう ごめんなさい 許してください 愛しています」
食品の害をイメージし、そこに愛と感謝の言葉を送り、
クリーニングしてしまえばいいのです。


引き受け気功やホ・オポノポノを毎食ごとに実践しているわけではありません。
けれども心配はありません。

人間の想念はきわめて強力な宇宙エネルギーです。
感謝の思いという宇宙エネルギーを胸に抱きながら食べ物をよく噛み、
「美味しいな〜、ありがたいな〜」
そう感じながら食べればいいのです。

私が食べ物を残さず食べるのは、
その感謝の思いを形にするためです。

人間の想念は、癌をも治す力があるのですから。


ですから私は、放射能の暫定基準値内外の値が検出された野菜や水は、
まったく怖くありません。
今後ずっと食べ続けろと言われても平気です。


彼女のブログには、

個別の数値は低くても、
ただちに健康を害することはない? 量だったとしても、
微量とはいえ空気中の放射性物質を吸い続け、
微量とはいえ、汚染された野菜を食べ続け、
微量とはいえ、汚染された水を採り続ければ・・・
微量+微量+微量 

イコール→ ? ?

しかも、そういう生活が1週間続くのか、
1カ月なのか、
1年なのか・・・・
3年なのか・・・

計算私あまり得意じゃないけど・・・・( ̄_ ̄ i)
影響があることくらい、
バカな厨房2年の私でも分かるのに!!

      (※ 厨房2年とは、中学2年のことです)

と書かれていますが、これは今の段階では明らかな誤りです。
暫定基準値とは、ずっと食べ続けても大丈夫とされる量であり、
「影響があることくらい分かるのに」という彼女の判断は、
根拠のない不安から来る主観的なものです。
  <農産物の暫定基準値は、体に影響する数値の0・00005%>
  <飲食物の放射性物質>

たしかに「これは体に悪い」と思うものをずっと継続的に食べ続けると、
それだけで気が滅入って病気になってしまうかもしれません。
病は気から、想念の力は偉大ですので。

ブログに書かれている他のことは、
なかなかしっかりした物の見方をしていると思えるものですが、
一部おかしなことを書いているのが気になります。

また他の内容がいいことを書いているだけに、
この食品に対する不安が、あたかも正しいことのように見えてしまうので危険です。

分別ある大人たちが彼女のこのブログ記事を絶賛するのは、
きっとその人たち自身の不安の表れなのだと思います。


放射能はいくら浴びても安全だとは言いませんが、
過去の事例から見ても、
いったん恐怖心を感じたものには、
我々もマスコミも、異常なまでにその恐怖心を助長する傾向があります。

97、8年ごろ、猛毒のダイオキシンが
一部の焼却場周辺に広がっているということが大きな話題となりました。
その頃からゴミの焼却に関する世間の目が厳しくなりましたが、
その後、超高濃度のダイオキシンで汚染されていた地域から、
癌や遺伝的疾患などの病気が多発しているという話はまったく耳にしません。
どうなってしまったのでしょうか。

当時汚染された地域は、
あたかも絶望的なまでの被害であるかのように報道されていたはずです。


ここ広島は、世界で初めて民間人の上に原子爆弾が投下されたところです。
もう66年も前のことですが、
私の周りには、当時のことを記憶しておられる方が何人もおられます。

その中でとても懇意にしていただいている中村忠之さんという方は、
被爆当時は旧制中学二年生で、
被爆者としては珍しく原子力推進派です。
  <いまこそ原発を考える好機だ! ・・・ いわれなき原発差別意識を斬る(1)>

中村忠之さんと荒谷勲さん
  左が中村忠之さん、右は同期の荒谷勲さん  <荒谷勲さんの原爆とボクたち>

中村さんの通っていた旧制観音中学は、爆心地から1.9キロのところにあり、
原爆により校舎は倒壊し、炎に包まれました。
中村さんたち二年生は、原爆の落ちた6日は学校に行く予定だったのですが、
ある教師の提案で、東練兵場(現在の広島駅北側)のイモ畑の草取りに行き、
それで難を逃れ、一命を取り留めました。
  <霊気に護られて>

東練兵場は爆心地から約2.5キロのところです。
中村さんの同期のある方は、今もその時に受けた熱波による焼け跡が、
左耳あたりに残っています。

中村さんは原爆が落ちた6日の夜は、
すぐ北側の二葉山の山中で過し、
翌7日、市内中心部を通りご自宅のあった中広町に戻られています。
その時に通った電車通りから相生橋近辺というのは、
爆心地である島病院から約100メートルほどのところです。

我々の浴びた放射線の量は、
今テレビで基準値がどうのといったレベルではない。
それでも今こうして仲間たちとともに元気に生きている。

当時は爆心地から2.5キロ以内に出入りした者しか
被爆者として認められなかった。
今の20キロ、30キロという避難基準はおかしいし、

水や食べ物も危険だ、危険だと騒ぎすぎだ。
私は原爆が落ちた後も伴(爆心地から8キロ)に疎開し、
そこで採れた野菜や魚をずっと食べ続けてきた。


原爆を体験された中村さんの言葉には深い説得力があります。

放射線は種類によって、また外部被曝と内部被曝とでは、
人体に与える影響は異なります。
ここで専門家でない私が、
その危険性について単純に論じるとこはできないのですが、
今はまずその危険性の度合を冷静に判断することが求められています。

必要以上に恐れ、騒いでも、得るものはありません。

石原東京都知事

先日、石原東京都知事が水道水の安全性をアピールするため、
ものすごくいやそうな顔をして水道水を飲んでいました。

私だったら満面の笑みを浮かべてその水を飲み干すでしょう。
また茨城、福島のほうれん草でも美味しくいただきますよ。
ほうれん草は大好物ですので。

『今はまだ絶対に安全だ』と断言するわけではありませんが、
冷静に判断し、恐れを手放してください。
そのことを願います。


このたびの原発事故が、チェリノブイリのようなものにならないことを、
心から祈ります。
ナターシャさんの歌声が心にしみ入ります。 是非聴いてみてください。



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2011.3.28 Monday  
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