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再生への道<3>

人類の辿ってきた歴史の興亡が必然の流れであるならば、
その中における文明を彩ってきた発明、発見というものも、
単なる偶然や個人の努力を超えた天与のものであるはずです。

特にそれが人々の生活を大きく変え、
文明の象徴とも呼べるような偉大なものであったなら、
その色合いはなおさら強くなっているでしょう。


植物の超能力を研究されていた三上晃先生の研究成果は偉大なものです。
それはノーベル賞数個分に相当するといっても言い過ぎではありません。

ではなぜ三上先生にそんな偉大な研究ができたのか、
それは三上先生の能力とご努力があればこそですが、
最も大きな要因は、三上先生の純朴なお人柄にあったのだと思います。

三上先生の研究は、
使いようによってはいくらでもお金儲けに利用することができます。
また悪用することも十分に可能です。

そんな両刃の剣のような側面を持つLBS(リーフ・バイオ・センサー)という機械は、
三上先生のお人柄だからこそ天から与えていただいだと思います。

テレビ番組の中では、
「誰にでも使える装置を目指し、現在も研究続行中 ・・・ 」と語られていますが、
これは誤りです。
LBSは誰が操作しても同じ反応が出ます。
しかしこれを煩悩多き一般人が手にしたら ・・・ 。
まだまだLBSのような機械が一般化するのは時期尚早でしょう。


三上先生が亡くなられた後、多くの人が
「先生の研究がこれで途切れてしまうのは惜しい」
とささやかれましたが、私はまったくそうは思いませんでした。

三上先生の研究は、明らかに天からいただいたメッセージです。
必要な時に必要なものが与えられ、
それは時代の流れとともにあるはずです。

もし再び天がLBSのような装置を世に出すことを願ったら、
必ず世界の誰かがそのメッセージをキャッチし、
同じような研究をするはずです。

私たちはその時を待てばいい、
その機械による恩恵を受けられるような社会や自分自身を作ればいい、
ただそれだけのことだと思います。

実際、三上先生は放射能の害を防ごうとしてコスモスを発明され、
その流れは先生が亡くなられてからも天を通じて継承され、
今はより素晴らしい美波動が世に出ています。


天からのメッセージは、それを受ける時があり、
それを受けるための状態が必要です。

今はまさに『天の時』です。
これまで自然を破壊し、エントロピーを極限まで増大させ続けてきた
近代文明は終止符を打ち、
まったく新しい、人間の持つ可能性を100%開花させる時代が
もうまもなくやって来ようとしています。

そのひとつの表れが、「覚醒」でご紹介したDNAアクティベーションです。
たぶんこれと同じような変化の兆しは、至る所で表れていると思われます。

時は確実に来ています。
問題はそれを受け入れる私たち人類の意識状態です。
すべてはそこにかかっています。


我々の体内で行われている生命維持活動、
新たなる生命誕生の仕組み、
これほど驚愕すべき神秘に満ちた仕組みは他にありません。
ですからそのことをこのスピリチュアル夜話の第1ページ目に書きました。
これは忘れてはいけない基本中の基本です。

その偉大なる生命維持、誕生の仕組みが無償で手に入るのに、
それを支える衣食住、医療、エネルギー、
こういったものが労働やお金を支払わなければ手に入らないのは、
どう考えても不合理であり不自然です。

これからの理想社会とは、
この不合理、不自然さが解消される社会です。
これは本当は理想ではなく、ごく当たり前の社会です。
人間本来が持っている能力を発揮できる、その真の状態に戻るだけです。


それを受け入れるためには、
私たちがこれまで抱いていた常識や価値観を捨てなければなりません。

自然を支配し、緑豊かな山や大地を切り崩して工場や建物を林立させ、
大気や海、河川に有毒な廃棄物をまき散らしてきた文明の所業は、
地球の気象をも変化させるまでに至りました。

もうこのような自然への暴挙は許されません。
自分たちの住み家である地球を極限まで汚染した私たち人類は、
自分で自分自身の首を絞めるように、
その住まいである地球から追い出されようとしています。

地球環境を守ることは、『地球に優しい』のではありません。
地球の生命力はたくましく偉大です。
その地球を汚す行為は、
そこに住まわせてもらっている自分たちを苦しめる行為に他なりません。

家の中をゴミだらけにし、悪臭を放つような状態にしておいて、
そこを掃除するのに、
「俺は家に優しいことをしているんだ」
と言う人はいないでしょう。

極限まで地球を汚し、エントロピーを増大させ尽くした人類は、
その『エントロピーを増大させる文明、価値観』を捨てなければなりません。


自然を支配してきたこれまでの文明に取って代わるのが、
自然と共生する『エントロピーの増加を抑える文明』です。
これは地球環境を破壊しない、地球環境に負荷をかけない文明とも言えるでしょう。

私たちは、自然とともに暮らしていた昔の生活に戻ればいいのです。
朝日とともに目覚め、日暮れとともに休む、
身近なところで食物を育て、四季の移ろいとともに暮らしを営む、
それが人間本来の生き方です。

私たちの暮らしは、ヨーロッパの産業革命以降、
急速にエントロピーを増加させるものとなってきましたが、
その以前、太古の時代から、
確実にエントロピーの増加するスピードは増してきています。

私たちのこれからの暮らしは、
どの時代の暮らしまでさかのぼって、
エントロピーの増加を抑えなければならないのでしょうか。
昭和初期でしょうか、明治時代、江戸時代、それとも縄文時代でしょうか、
そんな大昔の時代のような暮らしが本当にできるのでしょうか。

どの時代程度まで暮らしぶりを戻せばいいのか、
それは私にも分かりません。
けれどもそれが求められているのは事実です。
現にこのたびの震災で発電所がやられ、
大幅な節電や停電を強いられているではないですか。
これは明らかに『エントロピーの増加を抑えた暮らし』を求められている証です。

「思いの力」にも書いたように、
これまでのエントロピーを極限まで増加させ、
利便性、快適性ばかりを求めていた価値観、暮らしを手放してください。
いったん古いものを手放さなければ、新しいものは手に入りません。

手放さなければならないものは、きわめて大きなものです。
人類は誕生以来ずっと少しずつエントロピーを増加させる文明の道を歩んできました。
このたびそれが行き着くところまで行き、
有史以来どころではない、人類が誕生して初めて、
その増加一方だったエントロピーを減少に転じさせようとしているのです。

これは本当に苦しいものであり試練ですが、
必ず達成することができるはずです。

個人レベルでは、様々な感情、ガラクタを手放し、
すべての執着を捨て、自分の内にある本当の輝きを見つけたところに
永遠の幸せの源があります。

今はそれを個人レベルと同時に、
人類のレベルで求められているということです。

震災を経験し、不便な生活を強いられる中で、
「生きているだけでも感謝すべきことなんだ ・・・ 」
ということに気が付いた方も多いと思います。

今度はそれを拡大し、人類レベルでその気付きを共有する時なのです。

エントロピーの増加を抑えた大昔の人類は、
今の私たちと比べて不幸な暮らしをしていたということはないはずです。
ただいったん手に入れた利便性、快適性のあふれる暮らしは、
なかなか捨てられないという、その問題だけなのです。

それを手放しましょう。
手放さなければ新たなるステップに進むことはできません。


それができるかどうか、これは一回限りの真剣勝負です。
失敗してもやり直しはききません。

我々人類がこれまで作り上げてきたものは巨大なものです。
ですからこれを手放すのは大変なことですが、
手放すものが巨大であるがゆえ、新たに手に入るものも大きいのです。

どうか不安を手放してください。
私たち人類は時空のリズムに乗り『波動進化』しています。
大きなものを手放したからといって、
原始時代の暮らしに逆行するわけではありません。

私たちに与えられている道は進化しかありません。
今は一気に大きな階段を駆け上がることを求められていて、
大きく手放すことが必要になってきています。

『人間、生きているだけで幸せ』なのです。
そのことを心の底から感じ、味わってください。

たとえ今住んでいる快適なマンションに暮らせなくても、
愛車がなくても、テレビやインターネットがなくても、
日々笑って暮らすことは十分に可能です。

そのことを心の底から自分のものにしてください。
そして次に、エントロピーの増加を抑えた自然な暮らしに、
行動としてまず一歩踏み込んでみてください。


そう心から思える、そして行動としてそれを実践できる、
これが私たちが待ち望んでいるアセンションです。

これが真に実践できた瞬間、
私たちは天から『エントロピーの減少する異次元の恵み』を与えられるでしょう。

私には霊感も予知能力もありません。
けれどもこのことは、このたびの震災に接し、
ハッキリと確信することができました。



フリーエネルギーをはじめ、数々の画期的な発明、発見が、
日の目を見ずに埋もれているという話はこれまで何度も耳にしてきました。
それがいつ表に出るのか、
それは私たちの意識レベルが今よりも一段向上した時だろうと考えていました。

そしてこのたび、日本の歴史を変えるような震災が起き、
私たちに求められていることが分かりました。

それが『エントロピーの増加を抑えた暮らし』であり、
それを思いとして持ち、実際に実践しようとする、
その思いと行動が、
新しいこれまで想像もできなかったような画期的な文明を導く唯一の鍵です。

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2011.3.26 Saturday  
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