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情報＜３＞
スピリチュアル夜話は、今回をもちまして無事１００話目を迎えることができました。
同じようなことをくり返し書いてきたような気もしますが、
こんなに話が続くとは、当初はまったく考えていませんでした。
これもひとえに、たくさんの方が日々読んでくださったお陰です。
きわめて怠惰な私ですので、非公開の日記のような形では、
絶対に（！）こんなにたくさんの文章を書くことはできませんでした。
胸の内の思いを文章として公開することによって得たものはたくさんあります。
ひとつは今まで持っていた考えが整理でき、
自分自身の考えをよりハッキリと理解できたことです。
胸の内のもやもやとしてスッキリしない思いを文章として形作ることによって、
その思いをしっかりと見ることができるようになり、
その思いが新たな力を得ることができるようになりました。
ここに書いているものは、
これまで頭の中にあったものを小出ししながら書いているのではありません。
毎日どんなことを書こうか、そのことに頭を悩ませながら、
内にあるものを無理矢理引っ張り出すようにして書いています。
そのお陰で、些細なことでも深く考える習慣が身に付き、
身の回りで起こることを、
これまで以上の洞察でもって見られるようになった気がします。
もちろん自己決意表明という意味も大きくあります。
ここに立派なことを書くことによって、
自分自身が大いに喚起され、日々新たなパワーをもらっています。
書く（キーボードを打つ）ということは、それ自体がパワーを持っています。
書いているうちに、新しい自分を発見することがよくあります。
書き始めてから新しいことに気づき、
文章が思わぬ方向に行くことがたびたびありました。
ホームページを読んでいただいた方からよくメールをいただき、
私もなるべく丁寧な返事を返すよう心がけています。
そしてその返事を書かせていただく過程で、
いろんなことに気づくということがよくあります。
偉い先生やアーティストの方が、
「講演やコンサートは、聴いてくださる方とのキャッチボールです」
というようなことを言われますが、
私もホームページに自分の思いを公開していて、
読んでくださっている方から無言、有言のメッセージをいただき、
それによって励まされて勇気をもらい、
また内なるものを引き出して、知恵を授けていただいているような気がします。
今日はまず冒頭で、そのことについてお礼申し上げます。 m(_ _)m
情報とうまく関わり、自分にとって何が大切なのかを見極めるためには、
やはり情報の整理整頓は欠かせません。
身の回りにいろんなものが散らかっていて、
探しているものがどこにあるのか分からない、
大切なものが身近な目に着くところに置かれていない、
こういった状態では、大切なものや情報を活かすことはできません。
目に見えるもの関わり方の基本であるスペースクリアリングは、
やはりきわめて大切なものであり、
定期的に行っていく必要があります。
私の精神世界のスタート地点である天理教では、
誤った心遣いを「ほこり」と称していました。
家の中に少しずつほこりがたまっていくように、
心の中にも、また身の回りのものにも、
知らず知らずのうちにほこりがつもっていくものです。
ほこりをきれいに掃除するには、
まず最初にほうきを使ってほこりを掃き出します。
これは感情の解放、手放すということに相当します。
次は水拭きをすればピカピカになるでしょう。
水というのは純粋なもの、文句ひとつ言わず汚れを吸い取ってくれます。
水の理である協調、融合、すべてとの一体感、
これは究極に至る道です。
まずはいらないもの、本当に必要なもの以外のガラクタを、
ほうきでほこりを掃き出すように処分してください。
次に自分にとって最も大切なものは何か、
それを活かすためにはそれをどのような形で身近に置くのがいいのかを
考えてみてください。
すべてのものには命があり、その命はどうすれば喜んでくれるのか。
今の自分にとって最も大切なものが、
最も価値あるものとして活かせる方法は何なのかに心を傾けてください。
そしてそれが理想的な形となったならば、
身の回りのもの(情報)すべての命が輝きを増し、
コップの中の水が、コップと同じ形となって一体となるように、
身の回りのものがあなたと一体となって働き出すでしょう。
もの（情報）を整理整頓するということは、
自分の心を整理整頓することであり、
そうすると、必要なことが必要な時に実行できるようになり、
時間の整理整頓にもつながります。
もの（情報）の整理整頓、心の整理整頓、時間の整理整頓、
やはりすべてはつながっていますね。
ガラクタ捨てれば自分が見える、これは深い真理です。 (^o^)v
2010.10.27 Wednesday
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