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心磨き

トイレ掃除は心磨き、
トイレ掃除という下座行こそ魂の救済という意味での新しい時代の宗教、
トイレ掃除に勝るヒーリングはない、・・・
これまでそんなことを語ってきましたが、
私もこの三月でトイレ掃除の二年生となり、
そういった感をますます強くしている今日この頃です。

トイレ掃除については「トイレ掃除は心磨き」というコーナーを作っているのですが、
あそこは一応パブリックなコーナーなので、
今日はホットに感じた私の感想を、
ほんの少しだけここに書かせていただきます。
  (トイレ掃除のこと、書く場所がバラバラになってますね ・・・ ^^☆ )


今日は広島市内中心部の銀山町というところの公衆トイレを磨いてきました。
今朝はポッカポッカのいい天気、心晴れ晴れ、気分ウキウキです。 (^o^)v

銀山町

銀山町、京橋川沿いに男女兼用の公衆トイレがあり、
その南側の桜並木の下で、今日からちょうど十日後の30日、
いつも参加している積極人間の集いのメンバーたちでお花見をするので、
その前にこのトイレをピッカピッカにしておこうという作戦です。

京橋川沿いのお花見スペース

ここはマイ公衆トイレとしてOさんという男性が定期的に掃除をしているところですが、
Oさんはあまり体が丈夫ではなく、隅々まで完璧には手が回っていません。

『お花見の時「Oさんがいつも磨いているトイレは汚いな〜」と言われたら、
 Oさんの顔に泥を塗ることになりますからね〜♪』
私が季節派遣隊としてこのトイレ掃除を応援することを冗談交じりに申し出たら、
Oさんは嬉しそうに苦笑いされていました。

銀山町の公衆トイレ

公衆トイレをみんなで磨こうという仲間はたくさんいるのですが、
そんな中でも、自分一人ででも磨いていこうという
マイ公衆トイレを持っている人はごくわずかです。

そしてそういう人はみな私の知る限り、
それぞれにいろんな人生経験を積んできている、
ある意味心の闇を持っている人たちばかりです。

Oさんも今はブラックカードを所有するほどのリッチマンですが、
過去はここでは書けない経歴、職歴を持っておられます。


トイレ掃除で磨く箇所は、もちろん便器だけではありません。
床、壁、天井、外壁、・・・目に入るところはすべてです。
そしてそれらにこびりついた汚れやシミは、そう簡単に取れるものではありません。

先日来、小便器の前の汚れ落としに挑戦しているのですが、
取れる汚れは毎回 “少しずつ” です。
一気に取れるものではありません。

カネヨンとワイヤーブラシでゴシゴシ

公衆トイレの仕様は場所によって様々です。
このトイレのように、タイルに小さなディンプル(くぼみ)があるものは、
こびりついた汚れがなかなか落ちてくれません。
金属製のワイヤーブラシを使って、ゴシゴシと繰り返し磨いていくしか手はありません。

同じタイルでも表面がツルツルのものは、
こびりついた汚れも金属ヘラで一気に落とせることがあるのですが、
場所によって掃除の手間も方法も様々です。

トイレ掃除は基本的には己に対する行のようなものです。
場所によって便器によって、いろんなことを経験させてもらえる方が、
心磨きになってありがたいのです。


トイレ掃除をしているといろんなことを感じます。
それは大げさに言えば、人生の歩みの中で感じることとまったく同じ、
いわゆる縮小版のようなものです。

幼稚園児が砂場遊びで学ぶルールや知恵は、
大人が社会で必要とされているそれとまったく同じであるということを書いた
名著があります。

新・人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ
新・人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだロバート フルガム

おすすめ平均
stars是非読んでみてはいかがですか。
stars読書が苦手なボクでも・・・
stars子育て本じゃなかったのね

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私はこれをもじって、
「人生に必要な知恵はすべて公衆トイレ掃除で学んだ」
という文章をまとめようと考えています。

実はもう表紙はできているのです。
パクリですが ・・・ 。 (;^_^A

人生に必要な知恵はすべて公衆トイレ掃除で学んだ


公衆トイレの汚れは、家庭のトイレの比ではありません。
見ただけで思わずえずきそうになる時もあります。

けれどもどんな汚れでも必ず落ちます。
カネヨンというクレンザーをつけ、
サンドメッシュというペーパーヤスリで磨いていけば、
ほんの少しずつでも確実に汚れは落ちていきます。

ただし同じところを何度も何度も繰り返し磨いていかなければなりません。
何十回、何百回では足りず、何千回と磨くこともあります。

私が六回ほど通って磨き続けているある公衆トイレの便器は、
いまだに小便器の手前内側にこびりついた尿石が取り切れていません。
小便器の中に手をつっこみ、指を曲げ、指先にサンドメッシュをのせて
見えないところを磨いていきます。

ある日掃除が終わった後でジュースを飲もうと思ったら、
なぜかプルトップを開けることができませんでした。
指先をよく見たら、サンドメッシュを使いすぎたせいで、
指先の爪が完全にちびてしまっていました。

何千回磨いても汚れが落ちなければ、何万回磨けばすむことです。
ゴールは遠くても、前に進んでさえいれば、
いつか必ずゴールにたどり着くことはできます。

汚れは必ず落ちるのです。


けれどごくまれに、素材に傷が付いていたり、
素材の中まで汚れがしみこんでしまっている場合は、
いくら磨いても傷や汚れが取れないことがあります。

けれどもそんな場合でも、
繰り返し繰り返し磨いていると、そこがピカピカに光り輝きだします。


汚れは必ず落ちる、傷やシミも心を込めて磨いていけば光り輝く、
これは便器だけではなく、人間の心にも通じる真理ではないでしょうか。

言葉で言えば簡単なことですが、
トイレ掃除をしていると、こういったことを体で感じ、学んでいくことができます。

ただしこういった言葉だけを知っていても何の役にも立ちません。
自ら行って体で感じるところに価値があります。

言葉だけでいいのなら、トイレ掃除の感想文を何度も繰り返し読めばいいのです。

このホームページに繰り返し書いたことですが、
答えに価値があるのではなく、
その答えを導く過程にこそ深い価値があります。
そのこともトイレ掃除を通じて感じ取ることができます。


楽しいお花見まであと十日、
主役の桜は、今ようやっとつぼみが膨らみはじめたところです。

京橋川沿いの桜 まだつぼみ

京橋川沿いの桜 あと十日で満開です♪

花見の日まで、後何回かこの公衆トイレで心磨きをさせていただきます。 (^^)v

※ 先日可愛いお友達に、トイレ掃除キットをプレゼントしちゃいました。
    ここ を読んでね。 ^^☆

   私もトイレ掃除をしてみたい♪ と言われる方は、いつでもご相談ください。

2010.3.20 Sunday  
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