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心の掃除

「ガラクタ捨てれば自分が見える」の中に、
ガラクタを処分し、壊れたままになっているものを修理する理由として、
このようなことが書かれていました。

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人間の偉大な潜在意識は24時間休みなく働いています。
その潜在意識は、身の回りのもの、記憶にあるものすべてに向けられていて、
いつか使おうと思ってそのままになっているガラクタ、
壊れたままになっている電化製品、
ボタンの取れたままになっているシャツ、
やりかけの仕事、・・・
それらにも常にエネルギーを注いでいます。

ガラクタを処分し、壊れたままになっているものを修理し、
やりかけのものをきちんと処理することは、
それまでそういったものに注がれ、ロスしていた潜在意識の力を、
本来意識を向けなければならない大切なものに
100%注げるようにするということなのです。


本の中に書かれていた表現通りではないかもしれません。
この本はこれまで何十冊も買いましたが、
手元にあるとすぐ人にあげてしまい、今ここに本がないのです ・・・ 。


心の問題もこれとまったく同じです。
過去の心の傷、わだかまり、
また、傷やわだかまりとまではいかない様々な喜怒哀楽の感情が、
心の中に普段は意識しない形で堆積し、
日常の思考や判断に大きな影響を与えています。

それはまさに論より証拠です。
セドナメソッドを使って日々心の中の感情を解放していくと、
心がとても軽くなり、
何かを判断する際の気負いのようなものがなくなっていきます。

どんな些細なことでも何かを判断する時は、
その時の感覚だけではなく、
過去の経験、その当時の感情などが頭をもたげ、
無意識にそれらも判断材料として加味するものです。

その過去の思いが大きい場合、
判断した後に、心に重たい何かを感じます。


陪審員制度を舞台に、陪審員たちの心の動きを鋭く描いた
「十二人の怒れる男」という素晴らしい名画があります。

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ネタバレですが、一人の若者に殺人犯としての嫌疑がかけられ、
それを陪審員たちが審議をしていきます。
当初は若者の有罪を信じて疑わなかった陪審員たちですが、
若者を犯人とする証拠の不確かさが次々と明らかになり、
一人ずつ無罪と判断するようになり、
ついには若者の有罪を主張するのは年配の男性一人になります。

そして最後、その年配の男性が激しながら、
なぜ自分が若者を有罪にしたいのか、その心情を暴露します ・・・ 。

私たちが公正中立に「判断」していると思われる事柄でも、
その裏では、様々な個人的経験や感情が渦巻いているものです。

「十二人の怒れる男」は、その判断と感情の危うさを見事に描いている名画です。
まだ観ておられない方には一度ご覧になることをおすすめします。

  そのパロディーとしてこちらも最高です。 ・・・ 12人の優しい日本人 [DVD]


「成功哲学」がブームになっていて、
ポジティブなことをイメージすることで成功と幸せがやって来ると
盛んに言われています。

そのこと自体は悪いことではないのですが、
物事には順序があります。

新しい家具や電化製品が欲しいと思い、それが実際に手に入った時、
それらを今の家にはいきなり入れることはないはずです。
まずは古い家具や電化製品を処分し、
新しく入ってくるものの置き場所をきれいに片付け、掃除しなければなりません。

古いものを抱えたまま、新しいものを手に入れようとするのは無理な話です。
手に古いものを握ったままでは、新しいものをつかみ取ることはできません。
まずは古いものを手放し、
手のひらを広げ、新たなものを求めるのが順序です。


そして古いもの(感情)を手放し、
素のままの自分の素晴らしさを知ったなら、
きっとそこで望む「新しいもの」は、
古いものを握りしめていた時に望んでいたものとは大きく違ってくるはずです。

感情を手放す真の目的は、
自分の心の素晴らしさを知り、その可能性を100%引き出すことにあります。

様々な感情を手放すことで正しい判断ができるようになり、
鋭い直感力が得られるようになります。

私はセドナメソッドを始めてからシンクロニシティー(共時性現象)が、
以前にも増して多発するようになりました。
何か自分の心が、新たな気づきを得た自分を、
ひとつの方向に導いてくれているようです。

2010.9.2 Thurseday  
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