観音マリーナ |
今日は昨日までの雨も上がり、少し薄日がさしています。 家からママチャリで観音マリーナに出かけ、 きれいな瀬戸内の眺めを楽しんできました。 瀬戸内海、そこに浮かぶ島々は、どこから見ても絵になりますが、 ここ観音マリーナから望む大きな島の景色はなかなかのものです。 家から自転車を漕ぐこと約15分で広島西飛行場に着きます。 そこから更に南に向かっていくと海に面した観音マリーナです。 マリーナの少し手前に現在建設中の「広島マリーナHOP」が見えてきます。 ’05年3月開業予定の西日本最大のアウトレットモールを含んだ 大型ショッピングセンター(S・C)らしいのですが、 広島は最近大型S・Cが続々とオープンし、景気もイマイチなのに、 こんなはずれた場所に造って本当に大丈夫なのでしょうか。 人事ながら心配になってきます。 (’05年1月現在、ネットにほとんど情報が載っていません・・・) マリーナに着くとまず目に付くのが 格納庫に保管されてる立派なクルザーやヨットです。 広島県は波の穏やかな瀬戸内海に面しているため、 クルザーやヨットなどプレジャーボートの保有数が全国一だと聞いたことがあります。 瀬戸内の素晴らしい海は広島県の貴重な財産です。 マリーナから海を眺めると、 江田島、能美島、・・・近隣の島々がとても身近で大きく見えてきます。 今日は何かヨットの大会でもあるのでしょう。 同じぐらいの型のヨットがたくさん海に浮かんでいます。 波間に漂うヨット、見ているだけでのんびり幸せな気分になれます。 今日は晴れと曇りをミックスしたような不思議な天気、 ちょっと横に目を向けると厚く垂れ込めた雲が・・・、 しかしながら雲間から差し込む一筋の太陽の光は、なかなか幻想的でいいものです。 その光を受けて海面も波の動きでキラキラ輝いています。 海は生命の故郷、海はいいですね、・・・ 私は本当は山の方が好きですが。(^_^;ゞ 十数年前、ものすごく博学才英で超能力のある神主さんと出会いました。 その方曰く、人間は生まれながらにして 海系統と山系統の二種類の魂があるとのこと。 私は圧倒的に山系統です。 これまでたくさんの人と海や山の話をしてきましたが、 海が好き、山が好き、これは理屈を超えた生理的ともいえる各個人の 嗜好によるもののようです。 私は山にいると、心の最も深い部分から安らぎと幸福感を感じます。 残念ながら、海にはそこまでの感覚がありません。 帰り道、広島西飛行場に立ち寄ってみました。 ここに来るのは久しぶりです。 阪神大震災で山陽新幹線が部分不通になっていた時以来ですから もう9年半ぶりということになります。 ここは、十年ちょっと前に広島飛行場がオープンするまでは、 広島の空の玄関口でした。 今はジェット便もなくなりましたが、そのあまりにも寂れ切った姿に正直ビックリしました。 ターミナルビルの一階正面ど真ん中、 堂々と完全に色が褪せたポスターが貼られています。 その奥に斜めに立てかけられている、 というか放り投げられている古い立て看板が見えます。 いったいどうなってるの?J-AIRさん、企業イメージ台無しですよ! 横の方には広島県の観光案内板が。 しかしながら、 だそうです。 ターミナルビルには、テナント募集中のポスターがやたら目に付きます。 これも当然薄汚れています。 なぜちょっと手を加えて、清掃、片付けをしないのでしょうか。 はなはだ疑問です。 滑走路には数機のセスナとコミューターが、 バッチリ写真に撮ろうと思ってたら、展望デッキは「閉鎖中」とのことです。 ある意味、徹底してますね! 広島市は「国際平和文化都市」なのだそうです。 しかしながら交通アクセスを考えると、 空の玄関口広島空港ははるか遠い場所にあり、 広島西飛行場はこのありさま。 ついでながら、陸の玄関口広島駅の正面まん前の橋には、 こんな大陸弾道弾のような異物が四基そそり立っています。 文句ばっかり言っているとむなしいですが、悪いところがあるということは、 「これからまだ改善の余地がある」、ということですから、 前向きに考えたいですね。 広島には、瀬戸内海、宮島のような素晴らしい財産があるのですから、 それらを活かし、世界に誇れる都市「HIROSHIMA」を作っていってもらいたいものです。 2004.10.11 Monday |