循環<1> | |||
生命の法則第三番目は循環です。 循環は共生と対をなすものです。 バランスのとれた共生関係の中で、 その中の要素は時の流れとともに少しずつ変化し、 ひとつの環(わ)の中を回るように循環していきます。 共生の事例であげた動植物の食物連鎖を見てみましょう。、 ・植物は草食動物の餌となり、 ・草食動物は肉食動物に食べられ、 ・その肉食動物もより大型の肉食動物に食べられ、 ・そして動物たちは死してバクテリアの餌となり土に還り、 ・その土から植物は養分をとる。 このような循環サイクルの中で理想の共生関係を維持しています。 私たちが生きていくために欠くことのできない水も、 ・空から雨となって降り、 ・大地を潤し、 ・余った水は川となって海に流れ、 ・太陽に熱せられた水は水蒸気となり上昇し雲となり、、 ・再び雨として地上に降り注ぐ。 このような循環サイクルを描いています。 季節は春夏秋冬、この循環を一年周期でこれまで延々と続けてきています。 ミクロの原子も、マクロの太陽系も、 中心の原子核、太陽の周りを、 電子や惑星、彗星が輪を描くように循環し続けています。 この宇宙には、まわりのすべてのものから完全に独立したものはなく、 すべてのものが何らかの周りとの共生関係を持ち、 その共生関係も、一時として留まることなく、常に循環し変化し続けているのです。 |