ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
 ヨガナンダ > 日々の思い > 2015.8.21



ヨガナンダ



2015年8月21日 ・・・ 恐竜アート

お盆も終わりを迎えようとする16日の日曜日、
懇意にしてもらている恐竜アート作家亀井由美子さんご夫妻とともに、
九州は福岡県北九州市にあるイオンモール八幡東店に、
亀井さんの恐竜アートを見に出かけてきました。

亀井さんの紙で作られた恐竜は、
イオンモールに13日から四日間展示されていて、
その日は最終日です。

こんな感じで大きなイオンモールの一階から三階まで、
店内三ヶ所で展示されています。

イオンモール八幡東店一階の恐竜たち

イオンモール八幡東店二階の恐竜たち

イオンモール八幡東店三階の恐竜たち

ボール紙で作られた恐竜たちは迫力満点、
ちびっ子たちは興味津々です。

ちびっ子たちも恐竜に興味津々

恐竜鑑賞中の子どもたち

恐竜はすごい迫力で迫ってくるものもあれば、
卵を抱えたお母さん恐竜や子どもの恐竜たちもいて、
まさにひとつの恐竜ワールドです。

大迫力の恐竜

恐竜の親子

卵を抱えたお母さん恐竜

空飛ぶ恐竜、

空飛ぶ恐竜

こんなふうに内臓(?)がむき出しになった恐竜たちもいるのです。

内臓むき出しの恐竜

亀井さんはハンガーの針金や竹で恐竜の骨格を作り、
その上からボール紙を貼り合わせ、色を塗り、恐竜を作り上げていきます。
その過程で恐竜は命を宿し、
亀井さんにいろいろと語りかけてくるそうです。

「色は塗らないでこのままがいいよ」
「中身が見えるこのままで完成にして」

その言葉に従い、亀井さんは恐竜を仕上げていきます。

亀井さんは全国各地はもとより、
海外でも子どもたちに恐竜作りの指導をしておられますが、
最初は退屈そうに骨組みを作っていた子どもたちも、
それが少しずつ形をなし、恐竜に命がこもりだすと目の輝きが変わり、
一心に恐竜と向い合っていくようになるそうです。


人類がこの地上に誕生するはるか前、
遠い遠い昔に地上に暮らしていた恐竜たちは、
今この地上に生きる人類に、
何か大切なものを警鐘として知らせてくれているような気がします。

亀井さんの作品とともに、亀井さんご夫妻を写真に撮りました。
いつもにこやかなお二人です。

恐竜作家 亀井由美子ご夫妻


この日はイオンモールの専門店街が閉店になった午後9時から、
亀井さんご夫妻やイオンモールのスタッフの方たちとともに、
恐竜の撤収作業のお手伝いをしました。

大きくて、ふくよかで柔らかい恐竜は、
それを抱えていると、
まるで本物の命を宿しているかのような温もりを感じます。
亀井さんが感じられる命とはきっとこのことなんでしょう。

命とは温かいもの、
今年の5月に訪れた小田原のはじめ塾の言葉を思い出しました。
  <はじめ塾>

「人間は自然から多くのことを学ばなくてはいけない」、との初代塾長・和田重正の理念を具体化したいと、はじめ塾が農業を活動の主体に置くようになったのは、二代目塾長の重宏さんのときからである。
「バーチャルな世界に浸りすぎている今の子どもたちに欠けているのは、家事や農業実習のような実体験の蓄積」とはじめ塾では伝えている。


「土ってあったかいんですね」
突然、D君がぽつりと言った。
重宏さんは畑仕事の最中、子どもたちの口から発する同じ言葉を、これまで幾度となく聞いた。自分を取り戻すとき、多くの人が発する言葉だった。
     ~
時間はかかったけれど、自分を縛り付けていた価値観から自由になり、幅広い視野と人間的なたくましさを身につけたD君がたどり着いたのは、人間の弱さを知った者だけが手にすることのできる幸せだった。



恐竜は、土や自然と同様、
現代人が忘れてしまった最も大切な命の原点を
思い出させる働きをしてくれているようです。

<亀井由美子 恐竜>  <大恐竜展>



2015.8.21 Friday  
ひとつ前へ ホームへ メニューへ 次へ
Link Free
Copyright 2010 Sakai Nobuo All right reserved.