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2013年6月16日 ・・・ バランスと判断力

毎日暑いですね。
もう梅雨が明けてしまったかのようで、
空に浮かぶ雲も夏の形をしています。

今日は知り合いのお宅にビワを採りに行ってきました。
こんな大きなビワの木にビワがたわわに実っています。



キリがないほどたくさんあって大収穫でした。
いい汗を流しましたよ。 (^o^)v



倉庫の屋根に登ってビワを採りながら、
適当に美味しそうなのをいくつかつまみ食いしました。

やっぱり採れたては美味しいですね。
旬ですから。
流行の言葉で言うと「今でしょ!」っていうやつですね。


先の「腸の時代」にバランスということを書きましたが、
この全体から見てバランスが取れていることが、
そのものにとっての望ましい姿です。

やはり食べるものが例として分かりやすいですが、
食べものとして入ってくるエネルギー量と
排泄、代謝、運動等で使うエネルギー量のバランスが崩れると、
メタボになったり、逆に飢餓、栄養失調になってしまいます。

ひとつのバランスは他のバランスとも関係しています。
部屋を片付けてガラクタを処分すると、
自然と体重が落ちてきたという話をよく耳にします。

ケチでお金をなかなかな出さない人は、
お腹にもものをため込んで、便秘気味の人が多いそうです。

下痢をしてお腹の中がスッキリすると、
それと同時に心の中の嫌な思いも一掃された感じになります。
何かの悩み事をスッキリさせたい時は、
牛乳を飲んでお腹の中のものを出してしまうといいのです。

鬱積された思いは心の中にあるのではなく、
腸というお腹の中にあるのかもしれません。

やはり頭(情報処理、表面的思考)と腸(食物の栄養処理、深層的思考)は、
切っても切れない深い関係にあるのです。


バランスは、バランスを取っている個々の要素より、
バランス(調和)が取れているということが重要です。

「鏡の法則」に書いたように、
神棚に手を合わせた時、その神棚にあるご神体の鏡に映る姿は、
手を合わせる人間とは左右が逆の対称形になっています。
けれどその人の左右のバランスがきちんと取れていた時は、
その人の姿とご神体である鏡に映る姿は完全に一致するのです。

その映る姿は人間でも動物でも、男女、背の高さ、肌の色、・・・
そういったことはまったく関係ありません。

ご神体である鏡を通し、
自分とは逆のものから学べということ、
そしてバランスを取ることを目指し、
それができたなら、自分自身が神そのものになるということです。


情報過多、モノ余りの時代だから、
いらないものを処分するスペースクリアリングが大切です。

美食、過食、運動不足になりがちだから、
食を節したり、「箸置きダイエット」で食べ物をよく噛むことが求められます。

こうしてホームページにいろんな文章を綴っているのも、
日常的にたくさんの情報と接し、
そこで得たものを自分なりにアウトプットし、
自分の中でいい形で活かしていきたいと願うからです。

ホームページに文章を書くことを習慣にしていると、
普段から何かあった時、
そこにはどんな課題が潜んでいて、それをどう捉えたらいいのか、
またそれをどう文章で表現すると分かりやすいのか、
そういった視点で物事を見るようになります。

今は無料で簡単にブログが作れます。
パソコンやスマホと日常的に触れている人は、
ブログを通し、己の内側から湧いてくる思いを、
オリジナルメッセージとして発信することをおすすめします。

アウトプットするからこそ、
インプットされたものを上手に活かすことができます。

情報過多の現代は、いかにたくさんの情報と接するかより、
与えられた情報をいかに活かすかの方がはるかに重要です。
情報の質はその人の情報との接し方で決まります。

評価の高い本を山のように読んでも役に立てない人もいれば、
ひとつの事を徹底的にやり遂げて大きな成果を得ている人もいます。


最近はビデオカメラでいろんなものを撮り、
それを編集してYouTubeにアップロードしていますが、
動画を編集するのは手間のかかる作業です。
これはやったことのある人なら分かるでしょう。

動画のどの部分をカットし、どの部分とくっつけるのか、
どこにどんなテロップを入れるのか、
そしていい素材となる動画を撮るにはどのようにすればいいのか、
考えなければならないことが、
時間の流れがある分とても多いのです。

けれど動画を編集するようになって、
テレビや映画を見る時の視点が変わりました。
それは自分が編集作業した経験を通し、
これまで見えなかったことが見えてくるからです。


これはどんな分野でも同じですね。
普段料理をしている人は、
外で料理を食べるとその味付け具合が気になるでしょう。

建築関係の人は、建物の外観を見ただけで
専門家ならではのいろんなことが分かるはずです。


アウトプットを経験することで、
より深い視点を持つことができます。
逆に大量の情報をインプットするばかりだと、
浅い視点であるにも関わらず物事の本質がすべて理解できたかのように勘違いし、
正しい判断ができなくなったり、
力を持った賢い人間に情報操作されやすくなったりします。

これは今の日本人の典型的な姿であるとも言えます。
第二次世界大戦終了後、
進駐軍によってスポーツ、シネマ(映画)、セックス、
三つの “S” に熱中させ日本人を愚民化する3S政策が施され、
日本人は戦勝国の属国になるための『思想なき経済大国』への道を
歩まされてきました。

国民に幅広く情報を流すマスメディアも、
今は在日勢力に乗っ取られ、完全に情報操作されているのが現状です。
そしてそのことを多くの日本人は気がついていません。
  <国民が知らない【在日】産業 芸能界の正体。 - NAVER まとめ>


『敵(彼)を知り、己を知れば百戦危うからず』
まずは自分のどこがバランスが取れていないかを知り、
それを是正することでより高い判断力を持てるようにすることが肝要です。

人間最も大切な能力は判断力です。
知識の量や情報収集能力ではありません。

2013.6.16 Sunday  
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