ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
 ヨガナンダ > 日々の思い > 2012.9.27



ヨガナンダ



2012年9月27日

パソコンを使うようになって十年ちょっと、
その直後からホームページを書くようになり、
その間形を変えながらも十年近くが経ちました。

このホームページは当初、
「酒井伸雄のホームページ」という実名を冠したタイトルにしていました。
今も当時も素顔で本音を語りたいという思いは変わっていません。

それがいつしかインドの偉大なる聖者ヨガナンダ師のお名前を
ハンドルネームとしていただくようになり、
検索エンジンでも「ヨガナンダ」で検索すると、
私のホームページがトップにくるようになりました。

このホームページを訪ねてくださる方が、
何のキーワードで来られるかは、
その時々によって移り変わります。
一時は「鏡の法則」が多く、
最近は「ホ・オポノボノ」で多くの方が来られる期間が長く続きました。

その間も「ヨガナンダ」を検索ワードとして来られる方は
コンスタントにおられたのですが、
幸いこれまで「偉大な聖者の名前を汚している!」
というお叱りの言葉はいただいたことはありません。
逆にヨガナンダについての思いを語ってくださるメールは
何度もいただいたことがあり、
そのことをとても嬉しく思っています。


私とインドの深い奇縁についてはこれまで随所に書いてきました。
私にとってインドは第二の故郷であり、
その故郷を持てること、
またインドに私を迎え入れてくれるお寺やホームがあり、
いつでも行くことができるということは、
心の底から安心感を覚える幸せです。

ヨガナンダをハンドルネームにしていると、
ほとんどの方から「ヨガをやっておられるのですか?」と聞かれます。
それはそうでしょう、
ヨガナンダはヨガを西洋に普及した偉大なヨギ(ヨガ行者)であり、
名前にまでヨガの文字が入っているのですから。

けれども残念ながら、私はまったくヨガをしません。
またヨガについての知識もほとんどありません。
ヨガは体の中の気の巡りをよくするため、
タコのような柔軟体操を行いますが、
体が人一倍硬い私には、まったくあのようなことはできないのです。

けれどヨガが目指している精神的境地にはとても興味があり、
私も同じくそこを目指していて、
ヨガナンダの本を読むと、ただただ無性に懐かしさを感じ、
たぶん、と言うかほぼ間違いなく、
前世でヨガナンダと直接か間接で関わりがあったのだと信じています。
  <ヨガナンダについて>

あるヨギの自叙伝
あるヨギの自叙伝
おすすめ平均
starsすばらしいの一言です。
stars聖書が3倍良くわかる
stars予想以上にすばらしかった
starsSRFに資料請求した★
stars世界的なヨガの聖者の名著、読むべし!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ヨガナンダがクリアヨガというヨガの行法を通して到達した悟り、解脱の世界は、
人類誰しもが目指すべき到達点なのだと考えます。
もちろんそこに至るには、ヨガが絶対に必要だというわけではありません。
山の頂はひとつでも、その登山ルートは無数にあるはずです。

私も今世でその頂まで登ってみたいと考えているのですが、
その志している方法は、ヨガナンダのものとは大きく異なっています。
異なった道を歩まなければならない、
また心の奥の真我が異なった道を歩みたいと考えているがゆえ、
その証として、柔軟体操に不向きな固い肉体を選び取ったのだと思います。

ヨガナンダの生きていた20世紀前半と今では、
時代が大きく違います。
たかが数十年の差ではありますが、
この人類始まって以来最大の大転換期において、
この間、人類に求められるものは大きく変わってきています。

もう昔のヨガ行者のように洞窟にこもったり、
個の内的世界をただ見つめるだけで悟りの境地に至るという時代は終わりました。

これからは社会の中で、多くの人や悪しき慣習に揉まれながら、
自らが時代の変革を担うような行動を取っていくということ、
これが魂を磨く最大の手段になると感じています。

これからは出家ではなく在家、在野の時代、
一昔前に「書を捨てよ町へ出よう」という本、映画がありましたが、
そんな時代です。


こういったことは以前から感じていたのですが、
ここ最近、より大きな目で物事を見る大切さを知りました。

大きくと言うのは時間的にも空間的にも長く広く、
自然を全体でとらえるということとともに、
私たちの心も、大きく民族としての自意識を
正していかなければならないということです。


これはたいへん重要かつシビアな問題なので、
誤解のないよう、
これからも言葉を慎重に選んで書かなければならないことです。

これまで語ってきたように、
私は極論すれば、思想や政治、宗教には興味がありません。
本当に関心をもって探求したいと願っているのは、
時空、生命の真理と法則です。
このことをご理解いただきながら、
今の日本人の抱えている課題を語っていくつもりです。

自分独自のスタンスで、自分なりの切り口、分析で、
それが私に与えられた役割だと認識しています。

最近そんな日本についてのことを書いたので、
何人かの方からメッセージをいただきました。
中には「実名をさらし、そんなことを書いたら危険ですよ」
と忠告してくださる方もおられましたが、
力のない私にできることは、
我が身を挺して正しいことを伝えるという、その姿を皆さんに見せることだけです。


これからは東洋の時代です。
その中でも、日本は世界のイニシャティブを取っていかなければならない
きわめて重要な役割を担っています。

これは私が日本人だから言うのではなく、
言語、地理、歴史、あらゆる面から見て、
日本こそが世界の盟主になると思わざるえないからです。

けれど今のままの日本では、
その役割を担うことは到底できません。
そのためにはどうすればいいのか、
これは今後自問自答しながらここにも書いていきますが、
文明法則史学的見地から見た具体的指針についても、
近日中にホームページで公開していく予定です。


まだまだ書きたいことはあるのですが、
続きは後日といたします。

2012.9.27 Thurseday  
ひとつ前へ ホームへ メニューへ 次へ
Link Free
Copyright 2010 Sakai Nobuo All right reserved.